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Perfumeの傑作ニューアルバム

10月にPerfume通算5枚目となるニューアルバム、
『LEVEL3』がリリースされ、たちまち話題になった。



海外でもiTunesの配信で19カ国でトップ10入り、
アジアでは、香港、タイ、シンガメ[ル、台湾では
1位を獲得するなど、その人気ぶりには驚きだった。
その人気はアジアだけでは無い。カナダ、アメリカでも
トップ10に入る人気ぶり。何故そこまで海外で
人気なのか知りたくて、思わずダウンロードしてみた。
そして、アルバムを聴きながら、
外人になったつもりで、なるべく客観的に分析してみた。



まずは音楽そのものに入る前に、
そもそもの彼女たちのルックスや雰囲気はかなり特徴的だ。
スタイルの良い、しかもオリエンタルなルックスの
3人がメカニカルなリズムに乗って
メカニカルな踊りをする姿はまさにCool Japanの象徴であり、
海外ではとても神秘的でミステリアスな
存在に映るのかもしれない。
その意味でビジュアル面が果たす要素も大きい。



続いて音楽面だが、今回のアルバムは
これまでのアルバム以上にテクノを意識した
中田ヤスタカサウンドが炸裂している。
同じく中田ヤスタカが曲を提供する
きゃりーぱみゅぱみゅがキュート系なのと
対照的にPerfumeはあくまでもクールなイメージのサウンド。
ルックスのイメージ通りに曲も同期している。
しかも今回のアルバムで感じたのは、
歌詞部分が比較的少ないこと。どちらかと言えば、
コテコテのボーカルアルバムと言うよりは、
テクノダンスアルバムに近い構成で、
日本人でなくとも何となく聴いていても違和感が少ない。
この点も海外でウケている大きな要因だろう。

このアルバムはヒット曲が満載だ。
まず『Spring of Life』、『Magic of Love』、
ドラえもん映画の主題歌になった『未来のミュージアム』、
『Spending all my time』の4つのシングルを収録。
どれもャbプでダンサブルな曲で、気分が盛り上がる。
僕は個人的に『Magic of Love』が一番のお気に入り。



そしてCMでも使用されている『1mm』や、
きゃりーぱみゅぱみゅ的軽快なナンバーの
『だいじょばない』などの秀作が満載なのである。
これはなかなか見事な内容で、Perfumeファン
ならずとも数回聴いていると病みつきになってしまう。



今回のアルバム『LEVEL3』は、Perfumeの
ビジュアル面とサウンド面と言う両輪の魅力が
上手く融合し、世界マーケットを意識した
見事な仕上がりのアルバムと感じた。
中田ヤスタカとPerfume、さすがである。
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