横浜市青葉区にある鴨志田第一小学校という学校だが、実家のある青葉台(実際にはたちばな台というところ)から徒歩10分くらいの場所で、今住んでいるたまプラーザからも車で10分ほどの場所。
この鴨志田第一小学校はちょうど僕が小学校6年に上がる時に完成した学校。そんなわけで、僕は第一回の卒業生というわけだ。当時は出来たばっかりの新しい学校に行ける楽しみと、それまで行っていたみたけ台小学校のお友達とも一部分かれてしまうという寂しい気持ちで複雑な思いだったことが、今でも凄く印象に残っている。1981年に開校したので、来年でちょうど築30年という節目を迎える。
僕の代は、第一回の卒業生ということで、当時卒業記念に『トーテムメ[ル』を制作した。丸太を彫刻刀で削ってから色付けなどをしてみんなで力をあわせて完成させた、思い出深いモニュメントだ。6年生は２クラスだったが、それぞれ4-5人のグループに分かれて、１つの顔を担当した。娘と一緒にこのトーテムメ[ルを久しぶりに見に行ったのだが、30年近く経った今でもしっかりとした姿で残っていた。
僕のチームが担当した顔は、トーテムメ[ルの一番上にある顔で、デザイン的には当時はまっていた元祖鉄人28号のマンガに登場する有名な敵ロボット、『ブラックオックス』に色濃く影響を受けた様子が見えて結構面白い。トーテムメ[ルの裏側には担当したチームメンバーの名前が刻まれている。一番上の顔なので、30年近くかなりの雨風にさらされ続けてきたわけだ。少しかすんではいたが、自分の名前もしっかりとまだ残っていたのも嬉しい限りだ。
鴨志田第一小学校の校歌を当時募集していたのも良く覚えているが、僕も応募し、残念ながら選ばれなかったが、最終選考に残ったのは今でも懐かしい思い出だ(どんな歌詞を書いたのかはすっかり忘れてしまったが)。
娘もいよいよ４月から小学生になるが、自分が30年近く前に卒業した小学校を娘と一緒に訪れるというのはなかなか感慨深いものがあったが、同時に時の流れの早さを痛烈に感じてしまう瞬間でもあった。
