今年のクリスマスイブとなった12/24は、国立代々木競技場 第一体育館で開催された布袋寅泰のライブ、『GUITARHYTHM VII TOUR FINAL』に参戦した。今年リリースされた最新アルバム、『GUITARHYTHM VII』を引き下げてのライブツアーだが、各地をまわってきたファイナルがここ東京の国立代々木競技場 第一体育館で開催されたのだ。昨年は渋谷/LINE CUBEでの布袋ライブに参加したが、今年はコロナも完全に落ち着いた中で箱も大きくなって、より一層気合の入った、豪華なライブツアーとなった。
実は今回初めて国立代々木競技場 第一体育館を訪れた。これまでなかなかライブで行くことが無かったので、それも楽しみにしていた。入ってみるとなかなか広くて素晴らしい会場。席は1階北側で、ステージがとても見やすくて最高であった。
クリスマスイブだけあって、開演時間が通常よりかなり早い16:30開始。“ほていー！！”という野郎ファンによる野太い声援が飛ぶ中、時間通りに開演した。
セットリストはなんとも豪華な下記24曲。2時間45分にも及ぶライブで、クリスマスイブだけあって通常のライブよりも長く、ファンサービスも満載であったが、一番のハイライトはあの元BiSH/アイナ・ジ・エンドがゲスト参加していたことだ。今回のニューアルバム、『GUITARHYTHM VII』に収録されている『Andromeda』という曲でアイナ・ジ・エンドとデュエットしていたが、とても魅力的な彼女も生で観ることが出来た、最高のライブとなった。
- AI Rising
- Highway Star
- Midnight Sun
- Isolation
- Domino
- Andromeda (with アイナ・ジ・エンド)
- Middle of the End
- Give it to the Universe
- 202X
- Guitar Loves You
- Slow Motion
- Metropolis
- さよならアンディ・ウォーホル
- Upside Down
- Driving with my Car
- Glorious Days
- Merry-Go-Round
- Horizon
- Eternal Symphony
(アンコール)
- Mystic 7
- バンビーナ～X’masソングメドレー withアイナ・ジ・エンド
- No New York
- Break the Chain
- Guitarhythm
最新アルバム『GUITARHYTHM VII』ツアーだけあって、このアルバムから全10曲を演奏。やはりアイナ・ジ・エンドとのデュエットである『Andromeda』と、Deep Purpleの名曲をカバーした『Highway Star』は素晴らしかった。ライブの前半にこの2曲を繰り出すあたりもさすがである。
アイナ・ジ・エンドは決して美人ではないが、その独特な雰囲気と個性的でハスキーな歌声は唯一無二だし、見れば見るほど、聴けば聴くほど彼女のファンになってしまうという、稀な存在だ。
『Highway Star』での布袋のギターソロは圧巻であり、テレビ番組では観ていたが、ライブでの演奏を観るとまたその迫力がすざましい。本家Deep Purpleに引けを取らない素晴らしいカバーだが、一気にギター少年や、元ギター少年であったおじさんたちを完全に虜にしてしまう1曲だ。
また前作の『GUITARHYTHM VI』からも『Middle of the End』、狼バンドとして有名なMan with a Missionとの共作である 『Give it to the Universe』、『202X』の3曲も披露。そして、GUITARHYTHMシリーズとして懐かしい、初期の名曲『さよならアンディ・ウォーホル』、シリーズタイトル曲『GUITARHYTHM』、そして僕の大好きなBOOWY的なサウンドが心地良い『Glorious Days』も演奏してくれたのには感動した。
そして今回BOOWY時代の曲は1曲だけだったが、いつも割と披露してくれるお約束の『Bad Feeling』ではなく、『No.New York』だったのもまた感激であった。そして、アンコールではノリノリの『バンビーナ』を演奏してくれたが、アイナがまた可愛い衣装でダンスとボーカルで参加し、会場の盛り上がりは最高潮となった！
ライブの後は、代々木公園でのクリスマスイベント、“青の洞窟“イルミネーションを開催していたが、とても美しかった！
2年連続で布袋寅泰のライブに参戦することが出来たが、今年はツアーファイナルでもあり、またクリスマスイブということもあって、かなりの“特別感“満載な最高のライブとなった。布袋の圧巻ギタープレイにはいつも感動してしまうが、今年も益々エネルギッシュで、ロックなライブとなった。これだから布袋ファンをやめられない(笑)。締めくくりの布袋ライブをもって、今年11回目のライブ参戦となったが、参戦したのは下記の通り。今年はライブを大いに楽しめた最高の1年となった。
1月 藤井風 (さいたまスーパーアリーナ)
3月 スティング (有明アリーナ)
4月 BLACKPINK (東京ドーム)
5月 ロバート・グラスパー (Billboard Tokyo)
6月 森高千里 (人見記念講堂)、松田聖子 (大阪城ホール)
8月 松田聖子 (2回目) (日本武道館)
9月 松任谷由実 (日本武道館)
10月 薬師丸ひろ子 (東京国際フォーラム)
11月 小泉今日子 (Zepp Tokyo)
12月 布袋寅泰 (国立代々木競技場 第一体育館)
