1) 恋です！ヤンキー君と白杖ガール (日テレ 水曜日22時)
漫画が原作のラブコメドラマで、杉咲花と杉野遥亮のダブル“杉”コンビが主演。視覚障害を持つユキコが、ひょんなことからヤンキーの黒川と知り合い、黒川がユキコに恋してしまうところから始まった。視覚障害を持ちながら、姉のイズミ(奈緒)や父親(岸谷五朗)、そして盲学校の友人たちに支えられて明るく毎日を生きる、元気な女性を、健B者な杉咲花が見事に演じている。また、ヤンキーということで世間から評価されず、そんな自分を変えたいと思っている根はまじめなヤンキーを杉野遥亮が好演しているが、ある意味世間一般からは少し違う世界にいる２人が惹かれあうというラブコメである。毎回２人胸キュンなシーンもあって、結構ハマって観てしまっている。杉咲花は特別ファンというほどでは無かったが、でも彼女は今回特にハマり役だと思うし、一段と可愛らしさが目立った作品だ。また杉野も単なるイケメンでは無く、ヤンキーとしての苦悩も抱えながら、どこかおバカながらも一途な性格がとても共感出来る作品なので、奈緒も僕の好きな女優の一人なので、毎週楽しみにしている。
2) じゃない方の彼女 (テレ東 月曜日 23時)
秋元康の原作・企画によるドラマ。釣りバカなども演じて、個人的には結構好きな俳優、濱田岳と、乃木坂46の山下美月のダブル主演作。学校の先生で妻子のあるまさや(濱田岳)と、生徒のれいこ(山下美月)の不倫物語。山下美月が圧涛Iに可愛く、色々と偶然が重なって知り合いとなっていく胸キュンな展開がとても面白いし、まさにどこにでもいる“じゃない方”な彼が、男性にも持てるれいこにどんどんハマって行く展開となることだろう。山下美月の魔性の女ぶりがとても魅力的で、それだけでも見る価値のあるドラマである。
3) 東京ラブストーリー (フジ 水曜日 0:25分)
あの紫門ふみ原作の名作、『東京ラブストーリー』。織田裕二と鈴木保奈美の主演で大ヒットした伝説のトレンディードラマだが、なんと29年ぶりにリメイクされた。コロナ禍の昨年4月に、FOD及びAmazon Prime Videoで有料配信されたが、今年の秋、ついに地上波で放送が開始となった。先日放送された第一話を見たが、舞台を2020年の東京に移して描かれているものの、かなり忠実に原作そして1991年版のオリジナルドラマを忠実に踏襲していて、オリジナルドラマを見ていた世代にはとても懐かしいし、今の若者には新しい感覚で受け入れられるのだろう。永尾完治を今回は伊藤健太郎が演じ、赤名リカを石橋静河が演じる。また、三上を清原翔、関口さとみを石井杏奈が演じており、それぞれなかなか良い配役だと言える。伊藤健太郎は、あのひき逃げの不祥事を起こす前の作品だ。僕は石橋静河が最近結構気になっているので、今回の赤名リカぶりを楽しみにしていたが、現在風にはなっているが、それなりにオリジナルの赤名リカらしさも残されており、大変好感が持てる演技だ。物語は知っているものの、今後の二人の演技を楽しみにしたい。
4) アンラッキーガール (日テレ 木曜日 23:59分)
世界一不運な3人の女性たちが、次々とトラブルに巻き込まれて行きながら、幸せを掴もうと奮闘するコメディー作品。僕が最近お気に入りの福原遥主演だが、この作品でもとぼけた感じで演じて彼女らしさが上手く出ており、なかなか可愛い。そして元乃木坂46の若月佑美と、高梨臨という美女も共演しており、兎に角見ているだけでも目の保養になるドラマである。ドラマの展開も、史上最悪の合コンから、どんどん不運の深みにハマって行く展開や、悲劇の恋愛模様がコミカルにテンモ燉ﾇく描かれており、なかなか面白い。バカリズムがナレーターに起用されていることで、よりシュールな面白さが加わっている。
今年の秋クールは、『最愛』、『日本新没』、『二月の勝者』、『真犯人フラグ』、『ラジエーションハウスII』、『婚姻届に判を捺しただけですが』など、他にも話題のドラマも多いので、これから3か月、色々なドラマをチェックして楽しみたい。最終回を迎える頃にはすっかり寒くなっていることだろう。
