まずはシングル3曲だが、蝦ちゃん主演のCMソングとして昨年の夏大ヒットした「A Perfect Sky」(今回はPhilharmonic Flavaというアルバムバージョンとなっていてオリジナルとは曲の出だしが違うアレンジになっているが、個人的にはオリジナルが好きだ)), ドラマ「私たちの教科書」の主題歌の「Water Me」はスケール感があって、なんと言ってもドラマの内容に沿った美しい歌詞も印象的な曲だ。そして、アルバムの最後を締めくくる「Anything for You」はャbプ性が高く、耳に残るキャッチーな傑作である。最近はすっかり”売れる曲”を安定して作曲出来る勝ちパターンが出来上がった。
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この売れる曲の勝ちパターンを確立してしまった彼女、逆にファンによっては本来の彼女らしさが失われ、ある意味”普通のャbプス”になってしまったと思う人もいるだろう。最初に 僕もこのアルバムを聞いた時は、ャbプ性の高いシングル曲の印象が強いせいか、アルバム全体としてのバランスや統一感は僕の最も好きなアルバム「Even So」のレベルには及ばないと感じたが、暫くアルバムを聴きこんでみると、シングル曲以外にも実に彼女らしい、素晴らしい曲が多い。個人的に好きなのは「Broken hearts, city lights and me just thinking out loud」や「坂道」(懐かしのフィンガーファイブ的なノリが気持ちいい曲)も味があってすっかり好きになってしまったし、完全にシングル曲のクオリティーで、日産MocoのCMにも使われているサビの部分が軽快1曲目の「Gimme a Beat」、この他「Catch the Sun」や「Chances Are」なども実に彼女らしいバラードだ。こうやって聴いていると、ャbプ性の高いシングル曲を含みながらも、アルバム全体としても彼女らしさが出ている作品であることが染み渡ってくる。今回もかなりお薦めの傑作である。
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