大門にてランチで入ったインドカレー屋さんです。大門というとランチタイムのみならず、終日リーズナブルな値段で本格的なインドカレーが食べられる『JYOTI・芝大門店』が個人的イチオシ店。この日もその『JYOTI』に向かうべくテクテク歩いていたところ、道中で発見してしまったのがこのお店です。『JYOTI』のリーズナブルなカレーも捨てがたいのですが、それ以上にこのお店がどんなカレーを食べさせてくれるのかが気になります。迷ったのは一瞬だけ。気がつけば自然とお店へ向かうエレベータのボタンを押していました。 さすがにオフィス街の12:40という時間帯だけに、お店は空き席がないほど混み合っていますが、運良く出て行く人と入れ替わりに席に着くことができました。近くの席ではなぜかカレーを食べながら化粧を直す(「化粧を直すついでにカレーを食べている」と言った方が正しいかも)という高難易度の技を披露するうら若き女性。反対を見やれば赤ちゃん連れの家族がスパイシーなインドカレーに舌鼓。その対面では管理職クラスとおぼしき貫禄ある年配サラリーマン2人が背を丸めてナンと格闘中と、なかなかにカオスな世界が展開されています。 この日はいつもと趣向を変えてベジタブルカレーを頼むことにしました。もちろん付け合わせるはナンではなくライス。ちなみに辛さの指定は不可。代わりにテーブルの上に置いてあるチリペーストを垂らして辛さを増強するというセルフ方式です。チリペーストはレッドチリではなく酸味の強いグリーンチリ。ハラペーニョなんかの青唐辛子好きの自分にとっては嬉しい限りです。 待つことしばしでカレー到着。おお、危惧した通り、ベジタブルカレーはずいぶんと色味があっさりとしています。実際に口にしてみればさらに想像の一歩上行く淡泊さ。もともと肉系のカレーと一緒に頼むことを前提に考えられたカレーだからなのでしょうか、スパイス感もわずかでカレーというよりは野菜スープのようです。ラッサムのように味噌汁代わりとして考えられているのかもしれません。 ただし味はなかなかにいいです。淡泊な分、野菜の味がハッキリと感じられますし、大きめに切り揃えられた具も一つ一つが煮くずれることなくホクホクして美味しい。一口目は淡泊すぎて拍子抜けするほどですが、スプーンを口に運ぶごとに美味しさが増していきます。肉系のカレーとは異なる味わいがありますね。 久々に野菜オンリーのカレーを食べてみましたが、肉系カレーとは異なる魅力があってなかなかいいもんですね。これまでとは趣向を変え、野菜系カレーにこだわって食べ歩きしてみるのもいいかもしれませんね。 |
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