【インドカレー】Ganesh＆Bar（東京・両国）

少し前まで住んでいた両国にあるインド料理屋さんで、ランチを食べてきました。 両国と言えば相撲の街であり、それに端を発する“ちゃんこ”の街。 それゆえ飲食店の内訳は和食系が中心で、我がカレー屋というのは非常に少なかったりします。自分が住み始めた当初はカレーの専門店やインド料理店は一軒もありませんでしたからね。ある日突然、京葉道路沿いに『ナマステ』という名のインド料理屋さんができたときは驚きすら感じたもんです。それから間もなく、今度は横綱通りに新たなインド料理店がオープン。自分が把握している両国のカレー専門店（インド料理店含む）はこの2軒だけですが、もしかしたら今はもっと増えているのかもしれません。ちなみにカレー専門店ではありませんが、国技館通りから少し浅草橋方面に入ったところにある『キッチン ペア南海』のカツカレーや、京葉道路沿い『両国 元禄ニ八そば 玉屋』のカレー丼は、カレー好きにとってはそれなりに有名なメニューだったりします。実際、後者のカレー丼は聞きしに勝る絶品でした。 さて、この日お伺いしたのは、先に述べた横綱通りにある『Ganesh＆Bar』というインド料理店。雑居ビルの少し奥まったところにある、やや場末感漂う店構えです。それだけにお店はさぞ狭いかと思いきや、これが外からは想像できないほどの奥行きがあります。まだ12：00ということで先客のは2組程度。案内された席に着いてメニューを見ます。 ランチメニューはかなり充実しています。 「チキンカレーランチセット ￥８８０」「日替わりカレーランチセット ￥８５０」「野菜カレーランチセット ￥８７０」「シーフードカレーランチセット ￥９００」「デラックスランチ ￥１、１００」「インド風ポークカツカレー ￥１、３５０」など。どれにも惹かれますが、日替わりが「ホウレン草とポテトのカレー」とのことで、サグ好きの自分としては看過できないものがあり、それを選ぶことに。辛さも選べるようで、5段階のうちの4段目に相当する「Hot」でお願いしました。 待つことしばしでカレー到着。 おお、美しい色合いのカレーですね。さっそくいただくことにしましょう。 ご多分に漏れず、最近の日本ナイズドされたインド料理店特有の甘みが最初にやってくるカレーです。個人的に甘みの強いカレーは苦手ですが、まぁ許容できる範囲です。甘さに関する好みを別に置いておくならば、辛さもピリリと効いており、ローストされ香ばしいジャガイモの美味しさも相まってなかなかに美味しいカレーです。ジャガイモの量も適度でいいですね。あまりたくさん入っているとせっかくのカレーの風味をスポイルしちゃいますからね。それとライス・ナンのお代わりが自由というのもいいですね。もっとも、お代わりできる自信がなかったので「少し多めに」程度にとどめておきましたが（笑）。 ということでごちそうさま。カレーに関しては不毛地帯とも言える両国で、こうした本格的なインドカレーを食べられる日が来るとは思ってもみませんでした（少し大げさか）。12：00を過ぎた瞬間にお店は満席となりましたし、それなりに界隈の人々に愛されてるお店なのでしょう。ぜひ、今度はディナータイムに訪れてみたいですね。