Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

風の又三郎

2007-11-13 18:43:22 | 記憶

中学生の頃、一人の転校生がやってきました。

彼は釣りが好きでした。
彼はフライフィッシングのタックルを持っていました。バイスもマテリアルも持っていました。
私は彼から、キャスティングとタイイングを学びました。

釣り以外でも、いろいろな出来事がありました。

長い付合いなると思われましたが、彼は飛騨の高校には進学せず、出身地の方に戻って行きました。彼の転居のことは事前にはほとんど聞かされておらず、突然の事でした。

高校2年のとき、同じ中学出身の同級生である女性と彼の話題になりました。
彼女は、彼が風の又三郎のようだ、と言いました。
そのとき、私は、彼女の言う意味がよく解りませんでした。

でも、今なら理解できます。彼が、風の又三郎だったということを。


コメント
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