プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

未来を眺める(5)

2011-11-01 21:18:14 | Weblog
Windows95まで話が進んだところで、話を少し戻すことにする。

今でこそパソコン(パーソナルコンピュータ)という言われ方をされているが、1980年代中ごろまでは「マイコン(マイクロコンピュータ)」などと言われるものがあった。
マイコンはCPUとしてマイクロプロセッサを使用したコンピュータのことで、BASICのプログラミングを行えるようなものだったと思われる。

その後、パソコンが8ビットから16ビットへと移り、ホビーパソコンと称される、家庭での趣味や娯楽のためのパソコンの普及が進むことになる。
そのころの番組、「パソコンサンデー」は子供ながらに、「大人が楽しそうに機械をいじっているさま」を面白く見ていた。

パソコンサンデー


ちなみにファミコンが登場したのは1983年。8ビットCPUで、ソフトの容量、音源、表示色など、ゲーム機のスペックとしては驚くべき低さである。逆に、この低スペックのゲーム機から、「スーパーマリオ」や「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」などの名作ゲームが出てきたのは、今にしてみれば「大したもの」だ。

今でこそパソコンはインターネットのための端末という使われ方が主だが、80年代のころはまだ「パソコン通信」の時代であった。パソコンにモデムや音響カプラなどを接続して、電話回線を経由してサーバーにダイアルアップ接続し、電子メールや掲示板、チャットなどを利用した情報交換が行われた。
Windows95の大ヒットにより、インターネットの門戸が広げられたが、当時のダイアルアップ接続、ISDNやテレホーダイなどというのも今となっては懐かしい。


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