プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

バイクあれこれ2

2017-01-11 21:44:02 | Weblog
バイクについてのあれこれの続き。
バイクっていうのは言わずもがな、危険な乗り物である。
生身の人間がエンジンにまたがってそこそこのスピードで走っているわけだから、転んだり、何かにぶつかれば、当然ケガをする。だいたいバイク乗りっていうのは、バイクでコケた経験はあるだろうから、ケガもしているはずである。
幸いにも自分は大きなケガというのはしたことがないが、それはたまたまそうなだけで、いつ大きなケガをするかわからない、それがバイクっていう乗り物である。
だから、バイク乗りっていうのは、運転中はものすごく神経を研ぎ澄まして走っている。周囲の音もダイレクトに伝わるし、路面の状況にも敏感だ。
だから、バイクは危ない乗り物だっていうのは確かにその通りなのだが、その危ない乗り物に乗っているバイク乗りっていう人種は、ものすごく安全に気を配っている人たちとも言える。

そして、バイクに乗る人たちは車にも乗るわけだけれども、車でもやっぱり周囲の状況に気を配って運転をする。これはもう、無意識のレベルで周囲の状況と交通の流れを感じ取っている。

公道では、「目的地に早く着く」=「運転が上手い」わけではない。教習所でも教わることだと思うが、「運転が上手い」=「メリハリのきいた運転ができる」ことだ。

だから、自動ブレーキだとか、クルーズコントロールなどの今流行りの装備は、あったらあったで便利だけれども、バイク乗りにとっては必要ないっちゃ必要ないのだ。

バイクあれこれ

2017-01-10 22:55:32 | Weblog
バイクについてのあれこれ。
今乗っているバイクは250ccのネイキッド。ネイキッドというのはカウルがついていないという意味である。
ミッションは5速。メーカーはホンダとくれば、バイクに詳しければ車種はVTRと察しがつく。
バイクなんてものは完全に趣味で乗るものだから、別に快適性なんてものはバイクには求めちゃあいない。
雨が降れば車に乗るし、冬になればバイクにはほとんど乗らなくなる。雨がふろうが冬になろうがバイクに乗る人っていうのは、バイク乗りから見てもただの変態である。
そもそもバイクっていう乗り物は快適装備が一切付いていない。もちろん屋根は無いし、エアコンも無い。シートベルトやエアバックといった安全装備も付いているわけがない。最近ではABS付きのバイクが出てきてはいるが、自動ブレーキやクルーズコントロールが付くのはいつになることやら。
それを考えたら、最近の車は装備が付き過ぎともいえる。バイク乗りの目線から言わせてもらえば、自動ブレーキやクルーズコントロールなんて、必要無いですよ。

車あれこれ

2017-01-08 19:33:42 | Weblog
自分の今の車にはもう10年位乗っている。どこか壊れたら買い替えてもいいと思っているが、残念(?)なことにどこも壊れない。国産車はそう簡単には壊れないようだ。
中古車市場を見ても、10万キロを超える中古車っていうのはあまり見かけないが、おそらくは海外に輸出されているのだろう。国産車は10万キロを超えてもそう簡単には壊れない。だが、この国では、10年か10万キロを超えたら買い替えの時期とみなされている。日本とはそういう国だ。

自分の車の話に戻るが、平成16年式だから一昔前の車と言っていいだろう。アイドリングストップはついていないし、横滑り防止装置もついていない。今だったら軽自動車にもついている装備だ。
燃費もリッター10km程度と良くない。ただ、走り自体は全く問題なく走る。
さすがに足回りをはじめ車体のヘタリ(いわゆる経年劣化)はあると思うが、そうしたヘタリも、もはや年数の経った車の「味」のひとつである。デザイン的にも当然古びてくるわけだが、それが気にならなければ、全然、実用の範囲内である。

不思議なことに、10年も乗っているのに今になって気付く車の機能なんてのもある。
車の機能なんてものは、そうそう全部使いこなせるものではないのだ。

最近の車のトレンドである、衝突被害軽減ブレーキについてもずっと考えている。確かに、もしもの時には、大変助かる装備だろう。スバルのアイサイトをはじめとして、この類の安全ブレーキがこれからの車の標準となれば、事故も確実に減るだろう。現に、交通死亡事故も減っているという。

車の安全装備は確かに必要だ。シートベルトやエアバックが標準となったように、衝突被害軽減ブレーキもこれからの車では当たり前の装備になってくるだろう。
じゃあ、安全ブレーキがあれば運転時に注意を怠っていいかというと、もちろんそうではない。
大事なのは、常に周囲に気を配ることと、車間距離をとることである。そのことができなこれば、車に乗る資格は無いと思う。一昔前の車に乗る僕は、そう思う。