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プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

6月のある日に

2009-06-10 07:23:47 | 日記・随想
おそらく
人生はロッククライミングのようなもので
いきなり高みには登れないし
努力した分だけ
空に近づけるんだろう

人は意識的にか
また無意識的にか
登る山を選んで
そして
登る

重力があるからこそ
登るという行為が生まれ
重力があるからこそ
落ちることは容易い

頭で考えているだけではダメで
やはり手と足を動かさなくてはいけないわけで
そのくせ
登っている山の全体像は
登っている者自身にはわからないものである

時として路頭に迷う
自分は果たして今、
登っているのか
下っているのか

それともまだ
登りはじめてもいないのか

山はただ、そこにあり
空はただ、そこにあり続けている

僕らは生まれついてのクライマーだ

阿蘇

2008-04-26 18:56:18 | 日記・随想
あぁ、そういえば熊本に行ってきたんだった。
阿蘇から湯布院のあたりへつながる「やまなみハイウェイ」は、雄大な景色の中を走ることができるということで、行ってきたけれども、あいにくの天気。
上に行けば行くほど視界は悪くなり、噴火口のあたりは通行規制。

天気のいい時期、そして草が茂る時期をねらって、また行ってみたいなぁ。




上野公園

2007-10-26 21:30:24 | 日記・随想
ちょっくら上野公園に出没。
東京都美術館で行われているフィラデルフィア美術館展に行く。
「印象派と20世紀の美術」ということで、印象派前後はもちろん、キュビスムやアメリカ美術のあたりが充実していて、それなりに見ごたえがありました。

さて、外へ出てみるとなにやら大道芸人らしき人達がたくさん。
どうやら、ヘブンアーティストの催しが行われているようです。
ヘブンアーティストとは、なかなか言い得て妙ですね。大道芸人と、それを見ている人々の光景を見ているだけで、幸せな気分になるのはなぜでしょう。
大道芸の方は28日まで行われているそうですが、なんだか台風が来ているようで、見るならば日曜が良さげです。

画像は、道化師のレタッチに挑戦したものですが、人物画はなかなか難しいなぁ。

台風が過ぎて

2007-09-07 23:01:48 | 日記・随想
このブログも、もう丸2年になるようです。
だいたいお気付きだと思いますが、最近は写真(絵画的写真)がメインです。
そういえば、2年前の9月にも台風一過の夕焼けを写してました。

2005年の夕日

そして何気なく今日も、台風が過ぎた後の夕日を写してみたわけです。
台風後の夕焼けというのは、どうやら綺麗になる確率が高いようです。

ひさしぶりに一句。

台風が 引っ掻いた空 朱くなる    流星

立石寺

2007-09-02 09:42:05 | 日記・随想
芭蕉が「閑かさや~」と詠んだ立石寺も、今や有名な場所となり、参拝者で賑わう場所となっている。
石段を一段一段登っていくと、煩悩が一つずつ消えてゆくというふれこみもあり、立石寺に登ること自体が、一つのアトラクションになっている感もある。


この猫は一介の野良猫のようだが、立石寺に住みついているようである。
茶々丸という名前も付いていて、下の売店の人にかわいがられている。
上手に石段を上り下りするさまを見ていると、何故か心が洗われるようであった。

やまでら

2007-09-01 18:25:38 | 日記・随想
山寺駅に降り立つ。

まずは山寺芭蕉記念館へ。

手前の植物は芭蕉だろうか。

記念館では、「怪獣と美術」という企画展が行われていた。
松尾芭蕉とウルトラ怪獣という組み合わせは何ともいえないものがあるが、
希代のデザイナー、成田亨さんの仕事について、興味深く見ることができた。

有名どころのウルトラ怪獣、ガラモンだとかレッドキング、ゼットンやエレキングなどは、成田亨さんのデザインであって、それらの造形を改めて見てみると、現代アートと言ってもいいくらいに、斬新で洗練されたものだと感じられた。
常設展示の芭蕉さんの部分も含めてもう少しじっくり見たかったが、山寺に登らなくてはいけないので、記念館を後にして、山寺の登山口へ向かう。

山形へ

2007-08-30 18:23:38 | 日記・随想
地図で見ると、だだっ広い東北の中にあって、仙台と山形ってそんなに離れていないことに気付く。

山形にはまだ足を踏み入れたことがなかったので、仙山線で山形へ向かうことにする。

途中、面白山高原という、心惹かれる名前の駅を通り過ぎる。

そういえば東北本線の「小牛田駅」を「こごた」ではなく「こもだ」だと勘違いしていた。どうでもいい話だが。