プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

MotoGP 2015シーズン終了

2015-11-10 21:07:52 | Weblog
MotoGPの2015年のシーズンが終わりました。
今年はMotoGPクラスで最年長という話のヴァレンティーノ・ロッシがポイントランキングで首位に立ち、しかもチャンピオン争いが最終戦までもつれ込むという白熱したシーズン、でした。

が、あと残すところ2戦となったマレーシアGPで「事件」は起こりました。
このことにより、とても後味の悪い2015年シーズンとなってしまったわけです。

マレーシアGPでの、ロッシとマルケスの執拗なバトル、そしてロッシによるマルケスへの警告ともとれるジェスチャー、その後、前を走るロッシがマルケスのラインにかぶさるようにしてスローダウン、ロッシはマルケスの位置を振り返って確認し、その直後、ロッシとマルケスが接触したように見え、マルケスは転倒しました。

バイクのレース中の出来事としては、非常に不自然な接触&転倒でした。
誰もが「え?」と思うような。

バイクのレース中は、通常はライダーは後ろを振り返りません。レース車両にはバックミラーもついてません。ライダーは自分と前後のライダーとの位置関係を、サインボードによって確認するだけです。

それが、ロッシはマルケスとのバトルでヒートアップしすぎて、途中で後ろを振り向いてマルケスに警告するようなジェスチャーをし、その後、マルケスに接近して、再び後ろを振り返ってマルケスの位置を確認し、そして接触・転倒が起きました。

最初は誰もが、何が起こったのかわからなかったと思います。
しかしその後のマルケスの証言によれば、ロッシが蹴ったとのことです。
ロッシ自身は、ラインをせばめることはしたものの、蹴ってはいないと言っています。

これはどちらの言っていることが正しいでしょうか。
後で様々な角度からののリプレイを見たら、これはロッシが蹴ってますね。
おそらくマルケスの言っていることが正しいんでしょう。

それで、ロッシに下された裁定としては、マレーシアGPでの3位は認めるものの、ポイントの減点と、最終戦での最後尾からのスタートです。

このことにより、ロッシのチャンピオンシップ争いは非常に厳しいものとなりました。

終わってみれば、最終戦の末、ヤマハのチームメイトのロレンソがチャンピオンを獲得しました。

ただ信じられないのは、いくらレース中にヒートアップしたからといって、相手を蹴飛ばしますかね。最年長ライダーが。
いや、ロッシは偉大なライダーだし、世界中にファンがいるし、自分もロッシが好きですけどね。



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