プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

本年も残すところ(2)

2005-12-26 21:27:29 | Weblog
今年もいろいろなことがありました。

伝わってくる世界の情勢は、すべて何かしら石油の問題と間接的に関わっているのだと意識するようになりました。ガソリン価格の上昇というものは、車という乗り物を手放せなくなった現代人にとって、見過ごせないものとなっているからです。

すなわち、身近な関心事である「ガソリンの価格」という切り口から、世界の情勢について色々と考えさせられた一年でありました。

ちょっと気になったニュースを一つ。

1、2月も「寒冬」 昭和60年以来の“大外れ”を修正 (産経新聞) - goo ニュース

気象庁の長期予報が外れる、ということは想定の範囲内なのですが、オヤっと思ったのが、寒冬という言葉。
まあ暖冬に対応する言葉なのでしょうが、今まで暖冬傾向が続いていただけに、「寒冬」という言葉が出来ていたなんて知りませんでした。
だって冬はそもそも寒いものと昔から教わってきましたから。

で、ガソリンの価格ですが、一時期の高騰していた時期よりは、幾分か値下がりしてきました。レギュラーがリッター116円だとして、消費税分が6円だとすれば、消費税抜きの価格で110円ということですから、そんなにべらぼうに高いということは無くなってきたように思います。

バイオハザード4 ~レビュー~

2005-12-22 20:05:02 | 日記・随想
バイオハザード4、とりあえずイージーモードでクリアしました。

以下、簡単なレビューを。

○ストーリー

 2で登場したレオンが、何故かアメリカの大統領の娘の警護の任務を課せられている。しかも、その大統領の娘が誘拐されていて、なぜかヨーロッパの片田舎に居る、という情報が入る。
 そしてレオンが、単身で大統領の娘を救出する羽目になる、というのがおおざっぱなあらすじ。
 つっこみどころがいっぱいありますね。ていうか、もうこの時点でストーリーが破綻してます。だいたいアメリカの大統領の娘が誘拐されたら、もっと国家的な動きになるでしょうが。
 そんな不条理なストーリーのなか、レオン(主人公)は罪もなき村人を殺しまくることになる。

○登場人物

 各登場人物に関して、人物の掘り下げが全くされず、感情移入もできないまま、淡々とゲームが進んでいく。
 エイダ・ウォンなんて、何回生き返っているんだ。ウェスカーという人物のたくらみも、今もって理解できない。クラウザーってのはどっから出てきたんだ?
 アシュリーは足手まとい以外の何者でもない。
 
○武器について
 おなじみの武器に加えて、ライフルの操作性はけっこう面白かった。

○モンスターについて
 まず、バイオハザードなのに、ゾンビが出てこない。今回は、ウイルスではなく、寄生虫。
 この寄生虫が、まんま漫画の「寄生獣」なのね。
 寄生獣が動いている様を見れたのはよかったが、モンスターデザインに岩明均さんの名前が入ってなかったらおかしいよ、これ。
 そして、村人たち。いくら正当防衛とはいえ、彼らを殺すのは正直気がひける。
 あとチェーンソー野郎、怖すぎ。

○全体について
 バイオハザードは1が不朽の名作であり、2が最高傑作。3が内容が無くてつまんなくて、コードベロニカは難易度が高すぎ。
 今回の4は、システムが一新したことで、謎解き性よりもアクション性が強調されている感じ。
 自分はアクションゲームはあまり好まないので、4のだらだらとアクションが続いていく展開は、どうにもなじめない。
 即死イベントも多く、3の単調さと、コード・ベロニカの難しさが合わさった感じで、自分としては4はあまり評価は高くないです。



嫌なニュースが続きますね

2005-12-21 21:33:07 | Weblog
室内に現金と通帳残る 1時間居座るが物色少なく (共同通信) - goo ニュース

今年の漢字は「愛」 京都・清水寺で発表 (朝日新聞) - goo ニュース


今年の漢字は「愛」ですが、年末のニュースは、愛のないものばかりです。

事件の犯行には、逮捕後、犯人の動機が追及されますが、その場合の【動機】というものは、辞書によれば

(ウ) 犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的原因。原因。

であって、第三者が納得できる内容が求められるわけです。
ですが、この言わば後付けされた動機が、本当の動機とは限りません。

なぜならば、動機とは

(1)人が行動を起こしたり、決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。
あるいは
(イ)〔倫〕 行動を規定する根拠となる目的意識を伴った欲望や衝動。

であって、

(2)(ア)〔心〕 人の行動を決定する意識的・無意識的原因。動因。

であるから、その無意識的な部分を第三者が特定することは難しく、それはあくまでも推測にすぎないわけです。

そもそも犯行に及んだ際の犯人の心理状態というものは普通では無いわけですから、第三者がいくら考えても無駄です。犯人が自分の動機を正確に分析できたとしたら、そもそも犯行に及んでないと思いますから。

ですから、犯人の本当の動機というものは、誰にもわからないということになります。



浅草にて

2005-12-20 21:27:24 | 日記・随想
浅草寺での羽子板市に行ってきた。

浅草寺というのは東京の観光スポットとしてはずせない場所ですが、行ってみると特に外国人観光客が多いということがわかります。

確かに、人力車にはじまって、雷門、仲見世、屋台、境内へと様々な表情のある浅草寺は、外国人にとってみれば一種のテーマパークのように映るのでしょう。
お寺というものは言うまでもなく信仰の対象としてあるわけですが、そういった場所に外国人が大挙して押し寄せている様子は、日本人にとっては逆に不思議な感覚になります。

さて、羽子板市ですが、起源としては古くは「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長を願う風習からきているそうです。

話題となるのがその年の変り種羽子板で、今年は「レイザーラモンHG」や「ゴリエ」の姿がありました。
なるほど、彼らのようなキャラクターは、「邪気を跳ね返す板」としてちゃんと必然性があるわけだ。

そういえば羽子板市で「片桐はいり」を見かけたなあ。

世界一テレビでしゃべり続けている男

2005-12-17 21:51:01 | Weblog
みのもんた緊急手術!紅白後入院へ (スポーツニッポン) - goo ニュース

みのもんたをテレビで見ない日は無いと言われる。
大晦日、「紅白」の司会も引き受け、元旦から入院するという。本当に忙しい人だ。
このニュースを知った後、テレビでみのもんたを見たら、確かに顔色が悪いように見えた。

「みのもんたの朝ズバッ!(TBS)」では歯に衣着せぬ語り口で、色々なニュースをズバッと斬っていくのが見所だが、一番うさんくさそうに見えるのが「みのもんた」本人だ、と思っている人は少なくないだろう。

スポーツニッポンの記事によれば、「世界一テレビでしゃべりつづけている男」としてギネスブックにも掲載される予定だそうだが、せめてその時まではしゃべり続けていて欲しい、そう思ったりもするわけです。

最近のウルトラマン

2005-12-10 11:48:49 | Weblog
久しぶりに土曜の朝の子供向け「ヒーローもの」30分番組を見た。

『ウルトラマンマックス』(CBC/TBS系列)

今日の話は「狙われない街」対話宇宙人メトロン星人登場の巻

内容としては、現代の若者の電車内でのマナーの悪さであるとか、携帯電話が氾濫している世の中に対して警鐘を鳴らしていて、子供だけでなく大人の観賞にも耐えるつくりとなっていた。

すでに人間は退化し「猿に近づきつつある」というのが物語の中のメッセージであって、メトロン星人はその状況に安心して宇宙に帰っていってしまう。カイト隊員とメトロン星人が、「宇宙に帰る、帰らない」を賭けてジャンケンをする、というのが物語の中のクライマックスで、ウルトラマンは放送終了3分前に登場して、メトロン星人が去っていくのを見送る、というとても脱力系なラストだった。

それにしても、主人公のカイト隊員役の青山草太が、TOKIOの国分太一にしか見えない。

で、なんでこの番組をたまたま見てしまったかというと、対怪獣防衛チーム「DASH」の使用マシンが気になったからです。
だって、地球防衛軍の車両が、アルファロメオって。

それについては面白い記事がありましたので、こちらをどうぞ。

記事によると、地球防衛連合のトミオカ長官がジュネーブモーターショーを訪れ、アルファロメオに開発を依頼した

いやーいいですね。

さらにはダッシュドゥカ!
これはドゥカティのマルチストラーダですね。
クルマもバイクもイタリア車を採用しているのは、国際的なつながりがあるからでしょうか。それとも製作者の単なる趣味でしょうか

いやーあなどれません、ウルトラマンマックス。





バイクのETCについて

2005-12-08 22:04:00 | 乗り物
バイクにとって、高速道路の料金所というのは鬼門にあたります。
基本的にライダーはグローブをはめていますんで、料金所でお金を払う際はグローブをはずして、財布を出して料金を払い、財布をしまって、またグローブをはめるという煩雑な動作のなかで、後続のクルマに迷惑をかけてしまうことがたびたびあります。

ハイウェイカードが販売を終了し、まもなく利用もできなくなる状況のなかで、高速を利用するライダーなら誰しも、ETCこそバイクに導入するべきだと思うことでしょう。

一般バイク乗りを対象としたETCのモニター試行運用も始まったみたいですが、ブログにこんな記事もありましたんで、あまり進展はしていない模様です。

確かに、バイクが並列して料金所を通った場合にどうなるのかという問題と、バイクに取り付ける積載機の開発、製造・販売の問題、バッテリー等のバイク側の問題、クレジットカードの取り扱い上の問題など、バイクへのETCの導入には、障壁となる課題が数多く存在します。

でも停止せずに料金所をバイクで通過できたらどんなにいいかと思います。
二輪ETCモニターの皆さん、よろしくお願いいたします。

姉歯氏また欠席 参考人質疑

2005-12-07 22:52:46 | Weblog
姉歯氏また欠席 衆院国交委「証人喚問を」の声相次ぐ (朝日新聞) - goo ニュース


姉歯一級建築士で始まった、耐震偽装問題は、収束するどころか問題が際限ない広がりを見せていて、はっきりいって異常です。
誰が悪い、みたいな犯人探しのようなことはテレビの好き好むところですが、こういった状況をつくりあげた国に一番責任があります。
小泉さんのよく言う、「民間でできることは民間で」ということの結果が、こういうことになったわけです。本来ならば建築物の審査なんていうものは行政の役割でしょう。建築については詳しくないのでこのへんにしときますが。

それで、「姉歯」という名字が珍しいなーと思ってブログを検索していたら、こういう記事がありました。

こんな記事も。

ついでにこんな記事も。

さて、姉歯建築士(8日付けで1級建築士資格を取り消し)は7日の衆院国交委参考人質疑も欠席したわけですが、その理由としては、「精神的重圧がひどい」ということ。

みんな髪型についてあれこれ言うからだよ。



バイクのパフォーマンスと価格について

2005-12-06 22:24:11 | 乗り物
前の記事でブガッティ・ヴェイロンについて触れまして、その性能と価格にちょっと頭がクラクラしてしまいましたが、気を取り直して、バイクの性能と価格について。

ヴェイロンは0-100km/h加速、すなわち静止した状態から時速100kmに達するまで、2.5秒しかかからないということでしたが、この数値は自動車としてはずば抜けた数字なわけです。
ちなみにスーパーカーの代名詞的存在、フェラーリの最新8気筒モデルである、F430(490馬力、2000万円)は0-100km/h加速4秒、12気筒のエンツォ(660馬力、7850万円)は0-100km/h加速3.7秒あたりです。

でも日本車で、0-100km/h加速が2.5秒の乗り物があります。
それはスズキのバイク、GSX1300R“ハヤブサ”です。
このバイクは逆輸入車扱いとなっているわけですが、このバイク、市販の状態で時速300kmでるというバイクでして、「最速バイク」としてバイク乗りたちのあこがれ的存在となっています。
しかも価格は140万円也。
安っ