プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

大垣を行く

2007-03-31 17:16:07 | 日記・随想
大垣は芭蕉の「おくの細道」のむすびの地であって、また水の都ともいわれています。
駅を降りて、芭蕉の句碑をたどりながら水門川沿いを歩いてゆくと、船町港跡でこのような風情のあるたたずまいが見られる。
芭蕉ゆかりの資料が無料で展示されている「奥の細道むすびの地記念館」の同じ建物内には喫茶「むすび」というのがあったり、駅周辺にはこのような食事処(その名も「芭蕉」!)があったり、


表札屋さんの店先はこんな感じになっていたり、やっぱり関西的な妥協のなさも感じられるのだ。


名古屋を行く

2007-03-19 21:26:19 | 日記・随想
名古屋城の最寄り駅は、地下鉄「名城公園駅」ではなくて、「市役所駅」である。まぁそんなことは地元では常識だろうが。
で、下の画像は現在の城、名古屋市役所県庁舎である。


名古屋城のそばということもあり、庁舎のデザインが城っぽい。
近世と近代が出会った瞬間である。


で、市役所駅。
ていうか、市役所(県庁)って力関係がおかしくないか?


これがジャイロだ

2007-03-18 11:25:00 | Weblog
松坂大輔:明言「ジャイロボールはある」-大リーグ:MSN毎日インタラクティブ

連日のように取材されている大リーガー松坂投手。
松坂の魔球ということで話題になっているのがジャイロボールだ。
存在するのだのしないだの、松坂の場合はカットボールの「抜け球」が正解のようだが。

で、これがジャイロボールと同じ原理で飛ばす玩具「X-ジャイロ」である。
これはうまく回転させて投げれば100m以上も飛ぶという代物なのだが、これがなかなかうまく飛ばすことが難しい。
まず、これを飛ばす広い場所がなければいけない。
一緒に遊ぶ仲間が必要である。
うまく投げれば遠くに飛ぶが、投げそこなうとあんまり飛ばない。
先端が固くできていて、うまく受け止めないと痛い。
結論的には、フリスビーの方がよっぽど面白いのだ。

気象庁間違い

2007-03-14 22:12:15 | Weblog
間違いは東京都心など4カ所 気象庁の桜開花予想(朝日新聞) - goo ニュース

気象庁は第2回の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表し、第1回の予想よりも、1~6日開花が遅れる地点があるとした。
寒波が来たりして、気温が思ったよりも上がらなかったからだ。

加えて、静岡など4地点で、プログラムでの計算ミスから予想に間違いがあったことが発表された。

さくらの開花予想用のプログラムの一部不具合について (気象庁)

気象庁は、誤った情報により利用者に大変な迷惑をかけたと、深くお詫び申し上げた次第だが、「誤った情報」に一番踊らされたのは当の気象庁に他ならない。
コンピューターによる誤った計算結果を、そのまま信じて発表してしまったのだから。
どうやら、予想の13日になっても静岡の桜が開花しないものだから、おかしいと思ってプログラムを点検し、ミスに気づいたらしい。

要するに、天気予報という、自然を相手にした仕事において、コンピューターに頼りきっていたらいけませんよ、という戒めがここにこめられているんですね。

さて、画像はなぜか岩手県。ずっと暖冬できていたのが、11日から12日にかけて入り込んだ寒波で、雪がドサッと降り、一転して雪国になってしまったところである。


こうして見ると牛タンはグロテスクだ。

上野公園の桜

2007-03-11 16:36:31 | Weblog
asahi.com:桜、各地で記録的な早咲きか 都心は18日の予想?-?春特集

桜の開花予想も発表されたわけで、暖冬の影響もあり今年は各地でかなり早いソメイヨシノの開花となりそうです。
上野公園の桜のつぼみもだいぶふくらみ、もうじき咲きそうです。早咲きのものはもう咲いているみたいですが。

で、上野公園の裏手を歩いていたら、社団法人日本鳩レース協会(J.R.P.A)の建物を見つけた。
いや、別に鳩レースに特別な思い入れは無いのですが、鳥インフルエンザが問題となっている折、協会も色々と大変と察します。

暖冬悲喜こもごも

2007-03-01 22:18:38 | Weblog
75地点で過去最高気温を記録 昨年、観測史上トップ級の暖冬 (共同通信) - goo ニュース

記録的な暖冬ということで、東京ではまだ初雪もなし。
スキー場ですら、雪不足で閉鎖のところもちらほらあると聞く。
思えば何年か前から「異常気象」が毎年のようにあるような気がする。

この間、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)が、今世紀末に地球の平均気温が最大6.4度上昇する、という予測を出しましたね。

地球温暖化:IPCC報告書「最大6.4度上昇」国内予測は-MSN毎日インタラクティブ

この6.4度上昇という予測は、いわゆる「最悪」の予測であって、人類が地球の温暖化に対して有効な手を打たなかった場合の数字ですが、その数字がこれだけ前面に出てきているということは、もはや予断を許さない状況だということですね。

「ベニスを見て死ね」という格言もありますが、そのうちヴェネツィアの方が先に水没してしまうかも知れません。

さて、画像は今冬のもので、カメラをいじっているうちに雪景色のように見えるものが撮れたので、とりあえず載せときます。