プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

F1レーサーがスピード違反

2005-11-30 21:59:49 | 乗り物
F1=ルノーのフィジケラ、スピード違反で免許取り消し (ロイター) - goo ニュース

イラクだのイスラエルだの北朝鮮だの、ぎすぎすしたニュースが多いなかで、F1ドライバーが公道でスピード違反して免許取り消しっていうのが、なんかほのぼのとした話でいいですね。
もちろん取り消されたのは公道を走る免許で、サーキットを走るライセンスを失ったわけではありません。

このニュースの面白さの本質は、本来スピードを出すことを職業としているレーサーが、スピード違反で検挙されてしまった、ということに他なりません。
しかしこのニュースの裏に隠されたもう一つの本質は、市販車でも、普通の道で148キロものスピードが出せてしまうという事実です。

市販車にはスピードリミッターというものがついていて、最高速でも180キロ以上は出せないようになっています。でも公道で180キロ出すことはまずないでしょう。それは、人間リミッターが働いているからです。

クルマの性能は日々進歩していますが、結局それを走らせているのは人間であって、クルマの速度を制御しているのも人間自身に他なりません。

何が言いたいのかというと、安全運転ということに関していえば、いわゆるロードインフォメーションはあった方が良い、ということです。
(つづく)

「ALWAYS 三丁目の夕日」の巻

2005-11-26 21:52:44 | 映画・音楽
ALWAYS 三丁目の夕日、いい映画です。
昔を知っている人は懐かしく、今しか知らない人にとってもどこかノスタルジックな感じがするでしょう。
建設中の東京タワーを見るだけでも価値があります。
そこへきてキャスティングがとてもいい。
吉岡君の演技は全く不安な部分がないし、堤真一もいい味を出している。
小雪が快演しているし、子役がなんといっても上手い。

冒頭はVFX全開なのだが、横丁の話になってからはまさに人情ドラマとなって、細かいエピソードの積み重ねがあって、そして最後の結びまで切れ目がなくつながっている。
いやーいいものを見せてもらった。

(写真は芝公園から東京タワーをのぞむ)

テレビ東京的B級映画

2005-11-25 22:20:02 | 映画・音楽
テレビ東京でやっている映画を途中から見始めて、ついつい最後まで見てしまうことがあります。こないだの「007/ゴールデンアイ」もそうでした。
レンタルでは絶対に借りないようなB級作品が、テレビ東京で(もちろん吹き替えで)やっていると、何故か魅力的な作品になって、ひきこまれてしまうから不思議なものです。
ゴールデンアイはたしかピアース・ブロスナンがジェームス・ポンド役になって1作目で、当然のことながら今よりも若いです。今見返してみると、ボンドがロシアの街中で戦車に乗って建物を破壊していくというハチャメチャな内容なのですが、テレビ東京的B級映画のいいところは、あまり細かいことは気にせずに楽しめるところがいいです。なんてったって「タダ」ですから。

ゴールデンアイにも登場していたファムケ・ヤンセンが出ていた「ザ・グリード」もそんなテレビ東京的B級映画です。
船の上でおこるモンスター・パニック映画でして、女泥棒のファムケ・ヤンセンとミミズのお化けみたいな怪物が戦うんです。いや、もうこれが最高でして。
とにかくB級映画まる出し。怪物もCGバレバレで、なんともいえません。ほかの内容はうろ覚えですが、最後がいかにも「続編がありますよー」てな終わり方なので、その後の展開がすごく気になるのです。まあ、続編があったとしてもすでにB級映画入りは決まっているので、続編が作られることはないでしょう。でも個人的にはすごく観たいです、「ザ・グリード2!」。誰か作ってくれないかな。

自転車とエンジンの関係について

2005-11-22 21:52:00 | 乗り物
自転車の原動力は人間です。バイクのエンジンはその冷却方法の違いによって、「空冷エンジン」「水冷エンジン」「油冷エンジン」に分けることができますが、自転車にとっての人間をエンジンにたとえると、どれにあてはまるでしょうか。

色々考えましたが、さっき風呂で思いつきました。人間は「汗冷エンジン」です。
人間の体というのはよく出来ていて、体があつくなってくると汗をかき、汗が蒸発するときに気化熱で体が冷やされるのです。
冬にマラソン大会が多いのも、この理由からです。

バイクと体力について

2005-11-22 21:51:04 | 乗り物
バイクというと若者の、しかも男性のイメージがあると思いますが、それにもやっぱり理由があると思うんです。それは、バイクに乗るにはある程度体力が必要だ、ということです。

スクーターはともかくとして、ギアつきのバイクに乗るには、ある程度体が健康でないと乗れません。右手は前ブレーキ、左手はクラッチ、右足は後ブレーキ、左足はギアチェンジですから、手足のどこかに不安があると乗れませんし、とっさの判断力も必要ですから、頭も明晰でないといけません。また、バイクに乗るということは風圧と戦いながら走ることを意味しますから、やはり体力が必要になります。

大きめのスクーターは今でもオヤジの乗り物という印象がありますが、それはきっと年をとってくると体力が落ちてきて、自然とスクーターのような楽な乗り物を選んでしまうことからきてるのでしょう。

次回は「自転車とエンジンの関係について」。

自転車乗りの服装について

2005-11-22 21:50:01 | 乗り物
自転車は言うまでもなく自分自身が原動力となるわけで、自分の熱量(カロリー)を運動に変えていることになる。バイクと違って、自転車はこげばこぐほど自分の内側から熱が発散されてくるわけだから、服装は自然と薄着になる。

冬でも汗をかく位だが、自転車を降りれば体が冷えてくるので、自転車乗りは体力がありそうに見えて実は風邪をひきやすかったりする。

次回は「バイクと体力について」。

街乗りライダーの服装について

2005-11-20 21:56:09 | 乗り物
『街乗り』とは、『ツーリング=遠乗り』と対比される言葉で、要するに近所を乗り物で移動する行為のことを指します。

街乗りライダーはサーキットなど行かず、ツーリングに行く機会もほとんど無いので、服装としては皮のツナギはおろか皮のジャンパーさえ持っておらず、要するに普段着でバイクに乗ります。

しかし前にも書いたとおりバイクは「走ることで常に風を感じながら乗る」乗り物なので、体の熱は奪われていく一方です。したがって、季節を問わず、ライダーは一枚か二枚、多めに服を着ることになります。

街のデパートなんかで、真冬でもないのに一人だけモコモコした服装をしている人が居たら、おそらくバイク乗りです。防寒ズボンをはいていたら完璧です。

何が言いたいのかというと、ライダーの服装によって、その人の腕前、バイクの使用頻度、バイク歴みたいなものが、ある程度予測できてしまうということです。
次回は自転車乗りの服装についてです。

バイク乗りと冬

2005-11-17 20:28:42 | 乗り物
山間部や日本海側に比べて、太平洋側は雪があまり降らないので、一年中バイクに乗ろうと思えば乗れてしまうのである。
しかし、冬にバイクに乗るにはある程度の覚悟が必要である。
それは、バイクという乗り物の最大の特徴である、「身体を外気にさらして走る」ことが理由となっているのに他ならない。

バイクに乗るかどうかためらう温度というものがおそらくあって、個人的な統計では、それは「外気温が10℃以下」の時である。したがって、最高気温が10℃以下の日というのが、「バイク乗りにとっての冬」である。

防寒ジャンパーや防寒ズボンを着ればある程度の寒さはしのげるが、「ライダーは走ることによって常に風にさらされている」ので、けっこう「寒さを感じる部分」ていうのがあるんです。

そこで個人的に、「軟弱ライダーによる軟弱ライダーのための、冬、寒い箇所ベスト3」を選んでみました。

手首から先

おそらく、指というのは身体で一番表面積が大きい部位なんです。うっかりすると手首から先が紫色になって感覚がマヒします。スクーターであれば「ハンドルカバー」が、オフロード車であれば「ハンドガード」があれば直接指に風があたるのを防いでくれますので、冬でも快適です。

アゴ

軟弱なライダーは転倒に備えて「フルフェイスヘルメット」をしますが、風の巻き込みがあって実はアゴが寒かったりします。これは「フェイスマスク」をすることによって改善できます。でもこれをすることによってシールドが曇ってしまうことがあるので、うまくいかないものです。

足首

軟弱なライダーはライディングブーツなど履きませんので、足首が寒い思いをします。これに関しては今のところいい対処法は見つかっていません。ひたすら耐えることにしています。でも長距離はやっぱり無理です。軟弱なので。

日本で2番目に高い山

2005-11-13 09:02:13 | 写真・風景
日本で一番高い山はもちろん「富士山(3,776m)」ですが、では2番目に高い山はどこでしょうか。

国土地理院のページによれば、日本で2番目に高い山は山梨県の「北岳(3,192m)」だそうです。

富士山ていうのは断トツで1位だったんですね。

しかも2位の「北岳(3,192m)」と3位の「奥穂高岳(3,190m)」は2m差の僅差。4位の「間ノ岳(3,189m)」と5位の「槍ヶ岳(3,180m)」もわずかの差で続いています。

もう一度言いますが、富士山て断トツで高い山だったみたいです。
日本で2番目に高い山というものがあまり言及されないのは、こうした理由があったんですね。