プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

丘の風景(3)

2006-09-30 18:50:48 | 写真・風景
美瑛の丘の、おそらく下の「親子の木」の近くだと思う。

なんだか画像が、記憶の奥底の映像のような雰囲気になってしまっているが。
そうだ、この木を、とりあえず「記憶の木」と名付けよう。

丘の風景

2006-09-25 20:40:05 | 写真・風景
北海道の風景には、丘とともに、木の存在が欠かせない。
丘のまち美瑛には、名前の付けられた木が何本も存在し、シーズンともなれば、観光バスが乗りつける。
巨木ということではない。誰かが植えて、風雪に耐えて、いつしか風景と一体になった。
まだあまり人に知られていない名木もたくさんあるだろう。
そんなことはおかまいなしに、木は今日も大地と風と語り合う。

ラリージャパン!

2006-09-22 19:24:08 | 乗り物
9/1~3に、北海道十勝地方で開催されたラリージャパン
FIAの主催するWRCに2004年から昇格となって、帯広を中心にして開催されて今年が3年目。
今年は、去年まで後援をしていた毎日新聞社が撤退し、地元密着型の運営の色が強くなった。
観戦するスタイルについても3年目ということで改善がなされ、1~2年目は、観戦場所までシャトルバスで連れてってもらうような段取りだったのが、今年については場所によっては自分の車で行けるようになった。

ところでWRCは、F1と並ぶ自動車レースの一大イベントで、年間16戦あるうち、ヨーロッパで開催されるのがほとんどである。世界最高の運転技術を日本で見ることができるのはうれしいかぎりだ。
また、サーキットのような閉鎖空間で行われるF1などとは異なり、ラリーという競技は、林道や、一般道を走る。ヨーイ・ドンで皆が一斉にスタートするわけではなく、一台ずつスタートして、タイムを争っていく。
ラリーの行程のうち、競技区間(スペシャルステージ)と、移動区間(リエゾン)とがあり、競技区間ではタイム・アタックを行い、リエゾンでは一般車と一緒に、一般道を走る。
ラリージャパンは地元のイベントとして既に定着し、競技区間のみならず、リエゾン区間でも沿道に人が立ち並び、競技者を応援する。

今回私が観戦ポイントとしたのは、陸別町に設定されるスーパーSS(スペシャルステージ)。

銀河の森天文台というところに隣接したオフロードコースが使われる。

このとき(SS16)の一番時計がフォード・フォーカスを駆るマーカス・グロンホルム。グロンホルムはこのあとも、優勝者のセバスチャン・ローブと激しく競い合う。ステージ終了時点で、1位のローブと2位のグロンホルムとの差はわずか5.6秒。3日間で、345kmを走ってきてこの差はすごい。いかに彼らが、ぎりぎりのところで戦っているかがわかる。

駐輪場では、各地から来ているバイクが並ぶ。

ところで、ラリーを見たこの日、私はフェリーに乗って帰らなければいけないので、この日の私の走行距離は実に550km。日高峠のあたりが寒かったー。
そう、この日は、私自身のラリーでもあったのだ。

ライダーハウスGO!

2006-09-19 19:11:37 | 日記・随想
美馬牛のライダーハウスGO。
素泊まり1000円。建物はこの通りプレハブ。地味な印象で、実際、2回くらい通り過ぎた。

建物には人の気配は無かったが、入ってみるとZZR氏(仮名)がポツンと座っていた。
網走から雨の中バイクを走らせてきて、今日はここに泊まる予定らしい。
とりあえず2人で美瑛まで夕飯を食べに行く。
美瑛駅までは国道237号で、すぐだ。距離的には7kmあるが、北海道の車の流れで行けば、7分で着く。
駅前にバイクを停め、ツーリングマップルにも紹介されている「富川食堂」に入る。
富川食堂は佇まいは普通の食堂だが、カツの大きさが「BIG」なのだ。僕はカツカレーを頼んだが、確かにカツがでかい。肉体労働者向きのメニューだ。
ZZR氏は、2年前は北海道を自転車で走っていた、いわゆるチャリダーだったらしい。同じ年に四国のお遍路さんもしたらしい強者だ。今回は基本的に到達不可の知床岬を目指そうとしたが、途中で引き返したという。

さて、ライダーハウスGOだが、今日の客は僕も含めて、この2人だけ。
このページでも紹介されているように、何日か前までは連日のように宴会が開かれていたようだが、9月に入ったとたんに、こんなにもパッタリと客足が無くなるものなのか。
で、これがGOの隠れた名物、五右衛門風呂。人の良いオーナーさんが沸かしてくれた。

満点の星空の下で入る五右衛門風呂は最高であった。