プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

バイクあれこれ3

2018-02-25 20:50:33 | 乗り物
いつの間にか、VTR250が生産終了していた。
ホンダのこのVツインエンジンはこれからもずっと続くんだろうと思っていたから、この事実には愕然とした。

背景には排ガス規制や、ABSの義務化があるらしい。これらの規制に対応しようとすると車両価格も上がってしまうんだろうし、それを考えたら切り捨てられる車種も出てくる、ということなんだろうか。

しかしなんともショッキングな事である。250ccクラスで、Vツインエンジンの選択肢が無くなってしまったんじゃないだろうか。

バイクっていう乗り物は、四季があって梅雨、秋雨のあるこの国では、完全に趣味の領域に入ってくるだろう。バイク人口もどんどん減っていっており、ライダーの年齢層も上がっている。高速道路のパーキングでみかけるバイクは、ほとんど大型バイクである。

このような状況では、250~400ccの中型バイクというのはどんどんガラパゴス化してしまいそうである。

日本がバイクに関する免許制度や車検の制度を見直さない限り、あるいは高速料金や駐輪場所などのインフラ事情が見直されない限り、バイクという乗り物自体が社会から取り残されてしまいそうな気さえする。

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