久しぶりに映画を観てきました。
私は、基本的に映画は一人で行きます。
今回も、一人でした。
おっさん一人で観た映画と言うのが、「僕と妻の1778の物語」です。
最初は、違う映画を観に行こうとしていたのですが、色々と時間の都合もあり、変更となりました。
映画の席は、これまたいつもの一番後ろで真ん中。
一番後ろだと、後ろに気を使わなくていいからです。
この映画は、ガンで余命1年と宣告された妻に、僕(夫)は何ができるだろう。と考え、
ガンへの免疫力向上には、笑うことが良い。そのために、毎日笑える短編小説を書こうとなりました。
それを毎日続けていくことで、結果的には1年の余命を覆し、5年間に延びました。
その間書いた小説が1778です。
そんな夫妻の奇跡と感動の物語でした。
実は、この原作は、実話であり、余計に夫婦愛を感じることができます。
夫が草剛で、妻が竹内結子。
ガンで亡くなる竹内さんが実にきれい。イイです。
竹内さんの出演映画で、「今逢いに行きます。」「黄泉がえり」など亡くなってしまうパターンは、泣けてしまいます。
しかし今回は、泣けるところまでは行きませんでした。
それでも、考えさせられることがありました。
それは、自分に置き換えてみた時のことです。
我が奥さんがガンになり、余命宣告をされた時に、私は何をしてやれるか?
そして、結果亡くなってしまったら・・・。
これは、辛い話です。
私の勝手な願望ですが、やはり私が先に死ぬ方がイイです。(まぁ、きっとそうなるでしょうが。)
見送るより、見送られる方がイイのです。
ましてや夫婦の場合となると・・・。
そんなことを思いながら観ました。
切なくて、愛おしくて、温かい夫婦愛の映画です。
結論的に、私のようなおっさんは似合わない映画だったかもしれません。