TASTING CUBE

Wine by your side…我が家は毎晩がワインサロン。最近のマイブームはBOX WINEです。

アロマとグラスの魔法

2006-01-20 23:39:16 | ワイン育
「美味しいのをどうぞ」と言われ注がれたグラスは、ウイスキー用のリキュールグラス。ワイングラスに比べ入り口がきゅっとしまり、狭い。香りを確かめると、紛れもなく、寒冷地で栽培された凝縮感あふれる白ブドウの芳香。ドイツのワインであろうか?口に含むと、サラっとしている、余韻は意外に薄い・・。この正体、なんとなんとブドウジュースであった。日本でルバイヤートを作っている丸藤ワイナリーのグレープジュース。こんな経験ははじめて。この液体と、液体を香らせたグラスに脱帽である。グラスはショット・ツヴィーゼル関連の商品で、トップ・テンシリーズの中のひとつ。このグラスのシリーズは大好きで、本当に素晴しいのだが、また新たな発見にびっくり。
グラスによるワインの味わいの違いは、経験なさっている方なら周知であろう。リーデル社などのワイングラスは、ワインの種類によってその特徴を最大限に引き出す使命を持って、それぞれ形を変えて販売されている。同じ一杯のワインでも、グラスの形状により、味わいがまったく異なる。
ワインも注がれたものをそのまま香りを取ると、そのブドウ品種特有の香りがかぎとれる。これをアロマという。グラスを動かして空気を含ませると、また違った香りがするのは、醸造を経て発せられた香り。ブーケという。
改めてアロマを確認した気分。チャンスがあれば、ぜひ試して頂きたい。

酢大豆

2006-01-20 01:00:22 | Weblog
先日、友人の母から頂いてきたのは酢大豆である。懐かしい。酢大豆との出会いはいつだっただろうか、「マズイから食べてみな」と言われ、購入したところ、察する以上に酸味が辛かったのを覚えている。悔しくて食べ続けたら、便秘が治ったことを思い出す。大学生くらいの頃だったろうか、ダイエットとは縁が切れない時代だった。
酢大豆は本当にカラダにいいらしい。今回、レシピをおしえて頂いた。乾燥大豆をお皿に並べて、様子を見ながら数回に分けてレンジで加熱。あとはお酢をたっぷり注いで大豆がお酢を吸収するのを数日待つだけ。とても美味しい。以前と違い、酸味を際立たせたものではなく、ほくほくとイソフラボンの香りと美味しさを噛締め、楽しめる。きっと家族への愛情がこもっているから余計美味しいのかな、ありがとう。毎晩頂こう。