三丁目のひこうき雲

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葛飾・柴又、と言えば?フーテンの寅さん!

2008-09-22 01:32:05 | 映画
ジュリエッタ!愛しのジュリエッタ!
樹里恵~~!
木に登って叫ぶ僕に、君は窓を開けた。
彼女はセクシーなピンクの下着姿で、窓から入るように合図した。
5メートルはある木の上から下を見ると、かなり怖い。
足がすくむ。
「早く来て~!もう待てないわ」彼女は髪を乱して、叫んだ。
僕は思い切って、木から窓に飛び移った。
が、あと数センチのところで、窓に届かずに落下してしまったのだ。
ぎゃ~~! 
どこまでも、どこまでも、落ちて行く。
目が回る…渦巻きの黄色い線が回る。もう駄目だあ。助けて~~!
・・・

雀の鳴き声が、チュルチュルと聞こえる。
目が覚めた。
僕は公園のベンチで、うたた寝をして、を見ていたのだった。




映画『男はつらいよ』の冒頭のシーンで、いつも寅さんが夢を見てますよね。
うたた寝して、きれいな女性が出てくる妄想シーン。
そんな、寅さん流に僕も冒頭に、妄想してみました~!
あれ?いつものことだっけ?(笑)
ハイ、僕のブログの妄想の手法は『男はつらいよ』を真似たわけではないけど、
意識はしてますよ。少しは…

僕は寅さんの生きざまに、共感するなあ。
大好きです!
いつも恋をしていて、しかし、いつも「いい人」どまり。
すれ違いばかりで…
いまだに「ひとり者」…グスン…そこに共感?
いやいや、「半分」?当たってますが(笑)

 日本全国を、当てもない風来坊の旅をする。
しかし、本音は結婚して落ち着きたいと、寅さんは願っている。
僕もだいぶ昔、そんな一人旅をしました。そこも共感します。

・・・・・


「私 生まれも育ちも葛飾柴又です。
帝釈天でうぶ湯を使い、姓は車 名は寅次郎。
人呼んで フーテンの寅と発します」

(寅さんの名セリフです)

そんな憧れの「葛飾・柴又」へ行ってきましたよ。(9月初め)
今回で3回目ですが、前2回は他の目的で行ったので、
寅さんの映画をたどる本格的な旅?は初めてです。

柴又商店街(参道)、帝釈天、江戸川土手、寅さん記念館。
今年で『男はつらいよ』は40周年を迎え、いろんな企画があります。
たった2駅しかない、3両しかない都内ではめずらしい田舎風の電車。
その京成金町線の車両に寅さんの絵が描かれていました。

柴又駅前には、寅さんの銅像があります。
すぐ先に柴又商店街があり、寅さんの団子屋「くるまや」のモデルの店があります。
その突当りが「帝釈天」。
けっこう立派な神社です。笠智衆の御前様がなつかしい。
佐藤蛾次郎のアフロ風のもじゃもじゃ頭も思い浮かびます。

さらに歩くと、江戸川の土手に。
ここもなつかしいなあ。土手で寅さんが居眠りしていそうだよ(笑)

・・・・・



★『男はつらいよ』をあまり知らない方のために、概略を書いておきますね。

渥美清主演で、1969年~1995年までの26年間に全48作品が公開された。
テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては
何かと大騒動を起こす人情喜劇シリーズ。
旅先で出会った「マドンナ」に毎度のことながら惚れつつも、
結局いい人どまりで終わってしまう寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)


もちろん、僕は大ファンです!
全48作品は網羅したかどうかは覚えてないけど、どれも名作です。
日本映画が全く不振だった頃も、寅さんだけは唯一観ていました。
(9月25日にテレビで記念すべき第1作が放送されます)

・・・・・




【MY PHOTO】(*^_^*)
葛飾区の『柴又』の写真です。9月初め。
この日は晴れて青空や雲が綺麗だったので、たくさん写真が撮れました。
今回は、京成金町線、柴又駅前の銅像、柴又商店街、帝釈天の写真を。
平日なのに、けっこうファンが来てましたよ。
さすが、寅さん!
次回も柴又の写真を掲載予定です。

・・・・・

【ごちそうさま】

北菓楼の『北の夢賛童』(きたのゆめさんど)と『天使の鈴』。
北海道展で買いました。
『天使の鈴』は、カヌレ風焼きプリン。
そんなに甘くなく、しっとりとして粘りのある食感は不思議。
でも、なかなか美味です。おすすめ!
『北の夢賛童』はブッセケーキ。ふわふわのケーキにレーズン入りのバタークリーム
とチョコクリームがサンドされていて、これも甘くなくてイケます!
現在は池袋東武デパートで『北海道展』が開催されています。30日まで。


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8 コメント

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Unknown (五郎左衛門)
2008-09-24 12:59:33
以前にもお邪魔させて頂いたことがありますが、今回は寅さんということで初めてコメントさせていただきました。
寅さんの生き方に共感されたとか?僕も同じです。若い頃に自分探しをしたものです。あてもなく歩きました。でも年をとった今でも何がしたいのかしたかったのか…まだ見付かりませんよ。柴又もその頃に一度訪ねました。記念館はありませんでした。
懐かしいですね。機会がありましたら行ってみようと思います。
返信する
寅さ~~ん (りんりん)
2008-09-24 21:55:46
残念ながら寅さんの映画は断片的にしか見たことがありませんでも、なんとなく雰囲気はわかります
確か草団子が有名だったような・・・
いつか行ってみたい街のひとつです
返信する
こんばんは (kirari)
2008-09-24 22:12:38
『男はつらいよ』
映画館にも、足を運んだし
TVでも、放送される度、毎回観ていますよぉ。
25日に、第1作が放送されるって
明日のことですか?

「くるまや」のモデルの店の
屋号は、「くるまや」じゃないですよね。(笑)

4枚目の写真は
現在の風景なのですか?
子供たちが、ランドセル背負って
帰って、いるようだけれど・・・
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五郎左衛門さんへ (ベー坊)
2008-09-25 01:14:55
五郎左衛門さん、はじめまして。
コメント、ご訪問、どうもありがとうございます。
こうして見てくれる人がいるのは、とても励みになり、うれしい限りです。
「自分探し」…若い頃って、みんなそうかもしれませんよね。
もっとも、年を重ねても、それは変わらないかもしれませんが…
ただ、疲れたので、歩き回らないだけですけどね(笑)
記念館は、建てられてまだ10年は経ってないと思います。
ファンには、たまらない懐かしさがあります。
帝釈天、江戸川土手と、近いのでぜひ、機会があったらぜひ訪れてください。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
返信する
りんりんさんへ (ベー坊)
2008-09-25 01:18:20
りんりんさん、断片的ですかあ?(汗)
だめですよ~~!ちゃんと見てね(笑)
団子!
おお~~!さすが女の子ですね。
僕は今回は一人旅(散策)だったので、団子は食べませんでした。
次回は女性と行って、団子を食べたいと思ってます。
柴又は下町風情があって、いいところですよ♪ぜひ!
返信する
kirariさんへ (ベー坊)
2008-09-25 01:25:38
kirariさん、「男はつらいよ」けっこうファンなんですねえ!
気が合いますねえ(*^_^*)
はい、25日に、東京では放送されますが、九州はわかりません。
東京のローカル局なので…(汗)
くるまや、はじめは「とらや」だったけど、屋号をまねした店が出たので、途中から「くるまや」に変更せれました。
実際のモデルの店は、写真の「高木屋」です。
ランドセルの少年少女…
ハイ!これは、まさに偶然、写真に入りました。
今見ると、けっこう様になっていて、いい写真だなあ(笑)自分で言うのもなんだけど…
これが下町風情ってもんです。
東京も捨てたもんじゃないなあ!
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寅さんの哲学 (つんちゃん)
2008-09-26 21:33:55
べー坊さん、今晩は♪
最近、帝釈天までは足を延ばしていないので、懐かしい光景です。
映画の舞台になったお団子屋さんで、必ずお土産を買っていました。
確か~店頭で天麩羅を揚げているお店は、寅さんのお気に入りのお店だったとか.。o○
寅さんが惚れる女性は、全て、容姿端麗~人柄も良好な1級品の女性ばかりです。
そして、寅さんの人柄に想いを寄せて頼りにされる・・
しかし~何時でも一線をわきまえている寅さんだから、「与えるだけの愛」で終わりますよね。

このような男女の付き合いは、一生もので
一生大切にしたいと思う異性には、このような付き合い方が理想ですが・・・
さてさて~べー坊さんのご意見が聞きたいところですね
返信する
つんちゃんへ (ベー坊)
2008-09-27 02:05:11
つんちゃん、金町に勤めていただけあって、お詳しいですねえ。
その頃と今とでは、たぶん参道は変わってないでしょうね。
でも、寅さん記念館が数年前にオープンし、観光コースが増えて良かったかもね。
僕はお団子、買いませんでした~(汗)
今度行ったら、買います!
てんぷら屋ですか?
寅さんが?それとも渥美清本人が好きなのかな?
1級の女性というのは、映画だからです~~(笑)
つまり、映画の男性ファンの望みなのです~♪ふふふ!
「一線をわきまえている」というより、人が良すぎて、意外に奥手なのかもよ!
ぼ、ぼ、ぼくの意見ですかあ?
それは、ここ、ネットの世界では言えませんよ~(汗)
内緒に個人的になら、こっそり教えますが(笑)
現実に寅さんのような人生なら、淋しいだろうなあ…ぐすん…僕と同じ…独身で…共感するなあ(~_~;)
男は、つらいよ!!…と締めました~!
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