三丁目のひこうき雲

★べー坊ワールドへようこそ♪
楽しく面白く、ポエム&エッセイ風に落書きします。写真も大好き♪月1~2回程度更新中★

星の王子さまと赤い花の恋?(写真・新宿御苑)

2007-05-18 01:37:50 | 小説・物語・童話
「ああ、まだねむいわ…。
あら、ごめんなさい。
あたくし、まだ髪をといていませんから…」
王子さまは、そういわれて、<ああ、美しい花だ>と
思わずにはいられませんでした。
・・・


(サン・テグジュベリ『星の王子さま』より抜粋)



ピンクと白のバラの花を見て、ぼくは美しい君を思い浮かべた。
やわらかそうで、やさしそうで、さみしそうで、かよわそうで
そんな淡いピンクと白のバラ。

ぼくが星の王子さまだったら、やはり、強情で気難しくて、
棘のある花を、うたがった。
ホントは弱くてやさしい花だということを忘れていただろう。
そして、どこか遠い星に、旅立っただろう…

そうそう、内緒だけど、ぼくはベコリン星が故郷なんだ。
遠い、遠い、何億光年も向こうの…
残念だけど、ベコリン星には、ぼくを待ってくれる花はいないんだ。
ベコリン星の住人も、星の王子さまと同じく、ぼく1人なんだ。
だから、地球に来たんだよ。

ピンクと白のバラのように美しいきみを捜しに…

・・・


まるで童話のような『ベコリン星』の話をするのは久しぶりだけど…
みんなは信じてくれないだろうから、
この物語は、左の胸のポケットに仕舞って置きましょう。
もっと知りたい人にだけ、そっとお話しますよ。

※この物語は、童話風独白?です。メルヘン風ポエムかも?おしまい…

・・・・・



【新宿御苑のバラの写真】

『新宿御苑』で5月10日に撮影したバラです。
フランス式庭園の中のバラ花壇には、100種類の薔薇が咲きます。
バラ花壇の両側には、プラタナス並木があり、芝生も広がり、
とってもいい風景の中にあります。
薔薇は、まだ7~8分でしたが、もみずみずしくて、綺麗でした。




最後の白いバラは『エーデルワイス』という名前です。
「エーデルワイス」という花があるので、なんだか紛らわしいけど…
以前、旅をしていた頃、礼文島に行くと『礼文薄雪草(レブンウスユキソウ)』
という白い小さな花が咲いていました。
レブンウスユキソウはエーデルワイスと同種の花です。

・・・
次回は、バラの庭園で有名な『旧古河庭園』の写真を掲載の予定です。
★サブブログ(日記風)には、すでに載せましたよ。⇒『Cafe bey☆』

★参考…新宿御苑ホームページ⇒ 『新宿御苑』公式HP

・・・・・


【ごちそうさま】
駅弁シリーズです。
 東京駅といえば、もちろん『深川めし』です。
国鉄時代から、いや蒸気機関車の頃からあったかも?
最近はいろんな駅弁があるけど、古くからある伝統的な駅弁はいいよね。

『深川めし』は、東京下町の名物『深川丼』をアレンジしたもの。
「アサリ」の炊き込みご飯の上に、
江戸前の「アナゴとハゼの甘露煮」をのせた、下町風味の少し豪華版?
昔は電車の中でよく食べたけど、涙が出るくらいに美味しいっす♪

「東京にもあったんだ…♪」って、歌を歌いながら、今なら食べるかも?

コメント (18)
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