ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

マリア・カラス、ピエル・ミランダ・フェッラーロの「ジョコンダ」1959年

2010年07月09日 | オペラ
Callas & Pier Miranda Ferraro - Gioconda - Atto II Finale 1959

ポンキエッリはヴェルディの弟子、代表作「ジョコンダ」はカラスがイタリアデビューのオペラだった。
これは1959年、カラス全盛期ではあるが、その声は衰えのきざしが・・・しかし、ジョコンダを歌ってカラスを超えるソプラノはないだろう。
ヴェリスモの写実風に歌うカラス、そしてコンチェルタートでスタイリッシュに歌うフェッラーロ。
ふたりの歌唱の違いがかえって緊迫感を出してくる。
他に、フィオレンツア・コッソット、ピエロ・カップッチッリという名歌手がそろっていた。
ミラノスカラ管弦楽団・合唱、指揮はヴォットー。

☆ジョコンダはヴェネツイアの場末の歌手、貴族のエンツオ・グリマルディに恋するが、相手にされない。エンッオはかつてのフィアンセで今は人妻のラウラを忘れられない。
ジョコンダはラウラを嫉妬のあまり殺そうとするが、母の命を救った恩人とわかり、そっと逃がす。

☆この場面は、そこへラウラを探してエンツオが登場、ジョコンダを問い詰める。嘆くジョコンダ、
やがて敵に囲まれ、エンツオは海にとびこんで逃亡する。
誤解され苦しむジョコンダ、ラウラをどうした、と詰め寄るエンツオ、このオペラ最高のきかせどころ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仙石官房長官、日韓請求権協... | トップ | 週刊新潮、よく書いてくれま... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オペラ」カテゴリの最新記事