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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

モスクワ市、住民の外出を禁止/首相「戒厳令みたいな話は無理」4月1日の緊急事態宣言否定/最前線の医師の方々の切実な声 

2020年03月31日 | 政治

モスクワ市、住民の外出を禁止-新型コロナ感染者急増

3/30(月) 6:17配信

(ブルームバーグ): モスクワのソビャニン市長は29日、市内での新型コロナウイルスの感染拡大が「新たな段階に入った」と警告し、住民の外出を原則禁止した。

同市の市民1270万人は30日から、若干の例外を除き外出を禁止される。市内で確認された新型コロナ感染者は29日時点で1014人に急増。ロシア国内の感染者の3分の2を占める。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6355619

首相「戒厳令みたいな話は無理」 4月1日の緊急事態宣言否定 政府「悪意ある偽情報」
新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、安倍晋三首相は30日夕に国会内で開かれた自民党役員会で「4月1日に緊急事態宣言を出すという話が出回っているが、あれはフェイクニュースだ」と述べた。「戒厳令(を敷く)みたいな話もあるけど、日本の法律には規定されてないから無理だ」とも話した。出席者が明かした。菅義偉官房長官も30日の記者会見で1日の宣言発令について「そうした事実はない。明確に否定する。手続きに入った事実もない」と強調した。 
https://mainichi.jp/articles/20200330/k00/00m/040/241000c

 下記はフェイスブックの友人で医師の方からです。

東京大学名誉教授の友人から戴いたメールの内容です。アメリカ合衆国での現状を以下に紹介致します。

想像を超える悲惨な状態です。これが医療が崩壊した状態です。
東京、いや日本全体が2週間後にはこうなっているかも知れません。
それを防ぐのは、今の皆様お一人お一人の行動しかないのです。手洗いやうがい、マスクをすることは勿論です。
今は感染をこれ以上拡大するのを防ぐために、どうか家にいて下さい。
自分勝手な行動は止めて下さい。
このCOVID-19による肺炎は高齢者だけの病気ではなく、海外では10歳代の若者も亡くなっています。
医療崩壊が起これば助けられる命も助けることが出来なくなります。
東京が封鎖されるかも知れないといって、地方に出掛ける、帰省するのは、感染を全国に広げる危険性を高めるので止めて下さい。

医療従事者の端くれの切なるお願いです。

以下、メールの内容です。

******************************************************************
中国やイタリアの病院からのリポートや映像を見るたびに、近い将来私が集中治療医として勤務するこの病院も悲惨な状況になるのではないかと頭の片隅では予測していた。
そうならないでほしいと願ってはいたけどいつかはここにも来ることはわかっていた。
心の準備はしていたつもりだけど、甘かった。

ニューヨークの医療現場は崩壊寸前の状態にある。うちの病院でもここ2週間でコロナの患者数があれよあれよと言う間に1人だったのから50人、200人、500人と増え、病棟のベッドもICUのベッドも全然足りなくなった。
病院のいたるところにベッドを増やしても増やしてもコロナの患者数は増え続ける一方で追いつかない。

うちの病院にはもともとICUが4つあるがどれもコロナの患者で一杯だ。新しいICUも3つ作られた。それでも足りない。ERは酸素を必要とする人や人工呼吸器を必要とする人でごった返しているが、人工呼吸器が底をつくのももう時間の問題になってきた。実際に知り合いの働くブロンクスのある病院は数日前に人工呼吸器がすでに底をついた。
腎臓不全になる患者も多く、透析装置も足りなくなってきたので腹膜透析に切り替えをはじめた。
病院で人工呼吸器や透析装置が底をつくというのは普段ではあり得ない状況である。

今自分の目の前に2人今すぐ人工呼吸器を必要としている患者がいるとする。
でも病院にもう一つだけしか人工呼吸器が残っていなかったら?

集中治療医としてその決断を迫られた時どうやってその最後の一人を選べというのか。

ERや病棟で10人も20人もの患者がICUのベッドが空くのを待っている状態において一つだけICUのベッドが空いた時どうやってその1人の患者を選べばいいのか。

大袈裟な話でもなんでもなく数日後には直面するであろうシナリオだ。
実際に昨日ミーティングが開かれてこの問題を同僚と話し合った。自分達の経験や患者の状態を元に、また海外からのリポートを元に一番生き残る可能性が高い人を選ぶことになるのだが、年齢と基礎疾患だけで片付けられる簡単な決断ではない。

コロナ、コロナでないに関係なく集中治療医として死を目の当たりにすることは日常茶飯事である。
ICUに入っても当然助かる患者ばかりではないので、患者さんの家族と患者さんの意思を尊重した終末期ケアや緩和ケアの話をすることも慣れている。でも普段なら人工呼吸器さえあれば助けられるであろう患者を助けられないこの状況において医師として家族になんて言葉をかければいいのか。

もう今となっては街中の誰が感染していてもおかしくない状態なのでこの近辺ではどこの病院も家族との面会も見舞客も許可していない。唯一1人との面会が許されるのは患者が”activelydying”の時のみ。患者が数時間で確実に亡くなるであろうと医師が判断した時のみ家族1人との面会が許可される。それも5分のみ。病院で患者は孤独にこのウイルスとたたかっている。

私の同僚や看護師も何人もコロナにかかった。私の担当するICUにもうちの病院の医師と看護師が人工呼吸器を装着されて生き延びようとたたかっている。ニュースではお年寄りや基礎疾患のある人のリスクが報道されているが、若くして基礎疾患がなくて亡くなる人をここ2週間で何人もみた。病棟に入院して突然死する患者もいる。中国やイタリアの医師とカンファレンスコールをして意見交換したりしているが、まだこのウイルスについてわかってないことも山ほどあるのが現状だ。

毎日休み返上で働いてもコロナの患者は増える一方でもう終わりなき戦いに思えきて白旗をあげたくなる。まだニューヨークでピークに達するまで2-3週間かかるといわれているが、その頃にはこの病院がどうなっているか想像するだけで恐ろしい。
自分がかからない保証などどこにもなく自分がウイルスを病院から家に持ち込んで家族にうつしてしまうことが正直一番怖い。

ニューヨークで今月の頭にはほんの数人だった感染者数がいまでは52000人以上になった。
ニューヨークの今後も心配だが日本の様子をニュースで見るたびに日本のことも心配になる。
ニューヨーカーの多くもここまでひどくなることを予測してなかったと思う。コロナにかかって亡くなった人の中で”自分は大丈夫だろう”と思っていた人も多いと思う。中国やイタリアの様子をテレビで見ても遠く離れた場所のことに感じていたいた人もいると思う。自分または自分の家族や友達が重症化してから、今更人混みにでたことを、自分の行動を変えなかったことを後悔してももう手遅れだ。自分は無症状かもしれない。でも自分の知らないうちに、自分よりハイリスクの大勢の人にうつしている可能性は十分ある。日本には先月、今月で海外から帰ってきた人も大勢いる。日本にすごい2回目の波がきても、全然不思議じゃないしむしろ来ない方が不思議だ。ニューヨークもつい2週間前まではみんなリラックスモードだった。1週間前に外出禁止令がでてもまだ沢山の人が外出していた。今となってはさすがにみんな家にこもっているが、手のつけなれない状況になってしまってからそうしてももう遅い。

病院は地獄絵のようで、他の街がこんな悲惨な経験をしなくていいように心から願うが、気を抜いたら東京もこうなりかねない。外出自粛で家にばかりいて暇なことも、特に子供達にストレスがたまることもよくわかる。でももうしばらく辛抱してほしい。

今この状況になったからこそ気づかされることが沢山ある。家族や友達と会ってお喋りしたりハグしたり街に買い物に行ったり公園に行ったり、気軽にそうできることって幸せなこと。生きているってそれだけで本当に幸せなこと。

早く子供達にいつもみたいにハグやキスできる日が来ることを祈って.....



 自らの危険をかえりみず、日々治療に尽くされている「最前線の医師」、一般の私たちもこの並々ならぬご努力を知り、それに応えなければなりません。コロナが収束するまで、私たち国民は新たな患者を出さない為にも「自重する」ことが一番大切です。ブログの字数が心配なのでここまでにします。



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ドイツ在住の日本人女性「コロナ!」と言われショック、アフリカでは頭を叩かれる/「有事・非常時」に求められるリーダーの資質、他

2020年03月30日 | 政治

ドイツ在住の日本人女性から

ドイツの武漢肺炎確認者 49,344名、死者304名。感染者の平均年齢が45歳、30~50歳が多く、若い人でも急変してまさかを越えるレベルで重症になる事がある。安心できない。
死亡者の平均年齢は81歳。外出制限の結果は10日間後位には現れそうだ。

スーパーの店員さんは大忙し、食料品は何時もの通り補充されて、全てたっぷり 並んでいる。

 日本人の知人がミュンヘンの八百屋さんのお店で他のお客さんから コロナ ! と言われて、なにも言えなかったという。
もうあの店へは 行かない、と話していた。

本日、私は お肉屋さんで牛肉のスライスを沢山購入、勿論2m位は誰も人との距離をとるが、その店員の若いドイツ人女性が支払いの時「私 怖くないわ!」と思わずつぶやく。
このお肉屋さんのマイスターとは、神戸牛、和牛の話をしたので、私が日本人である事はわかり、尚且つ私は良いお客さんの一人。
ああ、この人 私がアジア人だから 中国人か日本人か関係なく怖いのね、、、私は怖がられていると思うと、専門店での買い物が苦痛に感じられてきた。

他の町では、バスからおりろ! アフリカではこのコロナ!と頭を叩かれて日本人女性が転んでケガをしたとか、、、日本人が危険な新型コロナウィルス に見られているのは事実。
日本がしっかりしていないと、外国に居る日本人も本当に困る。(以上)

 生々しいお話です。アメリカでも日本人が「コロナ、コロナ!」と怒鳴られて暴力を受けたこともニュースでありました。
こうした時に「感情的で暴力的な」言動が出るのですね。日頃は紳士淑女でも・・・です。
これは白人と黒人と両方から暴言・暴力を受けています。このことは日本人には大変なショックと思います。 

ところで、テレビでコロナについて次のようなお話がありました。


「有事・非常時」の時に求められるリーダーの資質です。
お話は田坂弘志多摩大学大学院名誉教授(この方はどのような立場・思想であるかどうかは関係なく・・・)

リスクマネージメントとは・・・損失リスクを把握し、事前に回避、事後に最小化する。
「最悪の事態を考える」

、リスクマネージメントの原則を理解、最悪の事態を想定(まさかのことも)、いくつもの対策を準備して危機発生の確立を防ぐことができる人。

、リーダーシップを発揮、強い権限を持ち、不確実な状況でも決断し結果の責任を持つ。

、コミュニケーション能力・・・安全と安心を区別し、明確に状況を説明して合理的な決断の根拠を示すことができる人。

 危機管理については「楽観論」を広げてはダメ、「最悪の事態を想定」で、そこまで行かなかったら一安心、ということ。

医療関係の方々がご自身の危険のリスクをかえりみず、長時間働いておられます。
昨日の私のブログでも在米の日本人医師が防護服が不足で「ゴミ袋」をかぶって診察されている現実もあります。

決まりを護るのも自分を護るだけでなく、他者をも護る責任があるということです。
(時々体操をしたりして体力維持を考えている私です)





「もういいかげんにしてよ!!」と思う日々・・・下記のニュースをご覧ください。

中国メディアが、同国内で新型コロナウイルスとは別の感染症が広まりつつあることを報じました。中国の英字新聞グローバル・タイムズは24日火曜、「感染を拡大している新型コロナウイルス対策に世界中が追われる中、中国雲南省在住の男性が、ハンタウイルスに感染していることが分かった」として、また別の感染症が広まりつつあると報じました。
この男性は23日月曜、突然亡くなりました。医師たちが検査した結果、男性の病気はハンタウイルスへの感染によるものであると分かりました。

ハンタウイルスは主に齧歯類の間で広まるウイルスで、人間が感染した場合、肺や腎臓などに問題を起こす原因となります。

https://parstoday.com/ja/news/world-i60149?fbclid=IwAR1jI_kkGytZLQFMv54NxSY3oN2shVeHgB3VujpQG_F_X79zvn-AeQd65Nc



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最前線にたつ医師の声・・・COVID-CoV-2,東京は感染拡大(オーバーシュート)の前段階/ニューヨークの日本人医師(救急)の訴え/日本国内のウイルス感染者(3月28日現在)

2020年03月29日 | 政治

フェイスブックで友達になった医師の方からです。お書きになった文をそのまま転載をします。

>首都圏はもう爆発的な感染拡大(オーバーシュート)の前段階にあります。「私は大丈夫。」ということはありません。
COVID-19は高齢者だけが重症化して亡くなる感染症ではありません。
若年者・壮年者でも重症化して亡くなる可能性があります

SARS-CoV-2の感染拡大は、老若男女を問わず国民一人一人が皆で協力しないと食い止めることが出来ません。
長い暗黒のトンネルに入ります。

命があれば、やり直しが利きますが、命を失えばやり直すことは出来ません。
何が大切か・・・・・・。それは人の命です。

確かに経済的な大きな不安はあるでしょう。
2週間から4週間辛抱することで、感染が終息するようになれば、被害は少なくて済みます。

しかし、爆発的な感染拡大(オーバーシュート)が起こった場合には、医療崩壊を来たし、助かる命も助けることが出来なくなり、人口のおよそ60%人が免疫を獲得し、「集団免疫」が成立して感染が終息しない限りは、経済的な被害は長く甚大なものになってしまいます。

「家に留まる」
"stay at home"
"resta a casa"

自分のため、自分の大切な人、家族、友人のため、意識を持って行動して欲しいのです。

 上記の医師の方は声楽家でもあり、resta a casa「家に留まる」とイタリア語でもお書きです。



 次はニューヨークにて救急医として活躍されている日本人医師の声。
(その方のフェイスブックからです)

小救急医の心配事

*久しぶりの日本語長文で誤字脱字がひどく訂正しました。すみません。また私が感じた恐怖について少し補足しました。

僕は反省しなければならない。当初僕はこの感染を甘く見ていた。
医療者の端くれとして非常に申し訳なく思っており、恥を忍んでこう言いたい。

日本の皆さんは、家にとどまるべきだ。リーダーは都市封鎖を断行する勇気を持ってもらいたい。
市民にはそれを理解し支持する賢さを持ってもらいたい。

アメリカに来て5、6年。1月、日本で始まった感染拡大を外から気を揉みながら見守ってきた。
日本一丸となって素晴らしい取り組みだったと思う。

それから3ヶ月。現在はこちらが感染の中心になった。

脳卒中の人、心臓発作の人、目を覆いたくなるような大怪我した人がたて続けに運ばれて来ても、その横で平気でコーヒーを飲んだり、冗談いったり、あくびしたりする猛者が集うアメリカの救急室でも、さすがに状況が変わった。

昨夜、救急室で重篤な肺炎患者が次々と運ばれては人工呼吸器につながれていく光景を目の当たりにし、私も私の同僚もかつてない恐怖を感じた。
まるで津波だ。僕らは無抵抗で流されている。

私たちは病気に対して恐怖を感じたのではなく、このまま医療資源が枯渇して救える人を救えなくなってしまうことに恐怖を感じたのだ。医療者にとって、それが一番辛い。

マスクは足りず、マスクを手作りする人もいる。防護服も足りず、ゴミ袋をかぶって診察する人もいるようだ。
私はもうすっかり麻痺してしまったが、一般の人からすればこちらの救急の日常は地獄絵図そのものだろう。
その地獄の住人たちが心底恐怖を感じていることをわかってほしい。

この危機はすぐさま日本にたどり着くだろう。

パニックになる必要はない。マスクなどの医療資源の買い占めは医療者を苦しめ、それは患者の不利益へとつながるので絶対に避けるべきだ。

外に出ないでほしい。他人との接触を避けてほしい。手を洗ってほしい。一時的な不便を理解する賢さを持ってほしい。
現在それ以外この地獄を抜け出す道はなさそうだ。

 

 毎日危険と隣り合わせで、次々と治療を続ける最前線の方々、これを拝読してもう本当に言葉もなく頭が下がります。



政府に提供マスク100万枚、自衛隊への返却遅れる 期限は27日まで

河野太郎防衛相は27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、自衛隊が政府に一時的に提供したマスク100万枚が期限の27日までに返還されず、4月初旬にずれ込む見通しになったことを明らかにした。自衛隊は災害派遣などに備え、55万枚を残しているが河野氏は記者会見で「大人数で出るとなると長くもたないこともあるので、災派(さいは)の前に返却いただいて対応したい」と述べた。

 医療機関や民間でのマスク不足を受け、自衛隊は全国の駐屯地や基地などで保管する155万枚のうち100万枚を、27日を返還期限として政府に一時提供した。しかし、とりまとめ役の厚生労働省から、返却分の調達が滞り4月初旬になるとの見通しが伝えられたという。河野氏は「(災派は)防護基準を守って感染者を出さないことが大事。装備がないのにやることは考えていない」と述べた。防衛省幹部は「多少、返却が遅れることも考慮している」として、活動に直ちに影響しないとの考えを示した。【田辺佑介】

画は「愛国画報」のyohkan画伯作成

 小池百合子都知事「東京都を護ることは国を護ることだ」実力を示した。
緊急事態宣言「ぎりぎり」 小池都知事が記者会見



その他・・・本日は「討論」の放映がありましたのでUPしました。
走り書きはありませんが、お時間のある時にご覧になってください。

【討論】物も心も貧困国家日本 [桜R2/3/28]



パネリスト:
 池戸万作(日本経済復活の会 幹事・政治経済評論家)
 掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)
 鈴木傾城(作家・アルファブロガー)
 浜崎洋介(文芸批評家)
 三浦小太郎(評論家)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総

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【有本香の以読制毒】小池知事「重大局面」に“政治的蛮勇”振るえ!/安倍夫妻/赤木夫人、志村けんの必殺仕事人

2020年03月28日 | 政治

【有本香の以読制毒】小池知事「重大局面」に“政治的蛮勇”振るえ! 「五輪のため感染拡大を隠してきた」鳩山元首相も便乗の“陰謀論”も  3月27日 夕刊フジ

政治的な綱渡りではあっただろう。

 24日夜、安倍晋三首相と、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の電話会談で、東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決定した。その翌日夜に、東京都の小池百合子知事が緊急記者会見を開いたのである。

 小池氏は、新型コロナウイルスの新規感染者が41人も確認されたと、情勢悪化を公表し、「いまが感染爆発(に至るか否か)の重大局面」という表現を用いて、感染拡大阻止への協力を都民に呼びかけた。

 途端にネット上には憶測が飛び交った。

 「五輪延期が決まったとたんに感染者数が増えてきた」「五輪を予定通りやりたいがために、政府と東京都は感染拡大の事実を隠してきたのだろう」

 匿名のネット民のみならず、あの鳩山由紀夫元首相までもが、この陰謀論に便乗した。自身のツイッターで次のようにつぶやいた。

 「東京五輪の実現のために感染者の数を少なく見せ、(中略)延期と決まった矢先にこのパフォーマンスだ。その間にコロナは広がってしまった」

 筆者は「小池批判」では人後に落ちない者だが、この批判は筋が悪い。

 東京都の福祉保健局と新型コロナの専門家チームは日々、感染状況を誠実に公表している。かりにも日本国の元総理ともあろう人が、よくもこんなデタラメを放言できるものだとあきれるが、ここ数日の経緯はそういう話ではない。

まず、世界での感染拡大が予想以上に深刻化するなかで、IOCを説得し、五輪の中止でなく、「延期」を勝ち取ったことは日本側の大成果である。鳩山氏には逆立ちしてもできない芸当だと、素直に評価すべきだ。東京五輪組織委員会の森喜朗会長=安倍首相、ともに根回し上手な「師弟ライン」での金星といえる。ここに小池氏の関与はなかった。 3月初旬から五輪延期の話が進むなか、東京の感染状況が徐々に悪化していく。この途中で仮に急速に感染者が増え、韓国やイタリアのような惨状が東京で起きてしまえば、「東京で五輪」どころではなくなる。延期決定のタイミングが重要となっていたことは確かだ。延期発表までの間を東京は何とか持ちこたえたが、月末にはいよいよ緊迫の度合いが高まってきたのである。

 さて、肝心の小池氏の発言はどうだったか。

 3年前、「豊洲市場に安全はあるが、安心がない」との迷言を発して、築地から豊洲への卸売市場移転を大混乱させたときと比べれば、今回の知事の発言は極めてまともだった。それもそのはず、発言内容は都の担当部局と感染症専門家チームが練った台本通り。その総論部分をキャスター出身の美しい滑舌で読んだに過ぎない。

 皮肉るわけではないが、今回の小池氏の会見のやり方は間違ってはいない。むしろ、過去の小池流テキトー記者発表に比べるとあまりにも手堅く、安全運転過ぎたほどだ。だが、会見を聞くうちに「まったく同じ内容を他で聞いた」と奇妙な思いにとらわれた。

 それは2月末、北海道の鈴木直道知事が「緊急事態宣言」を出したときの記者会見だった。

 密閉、密集、密接会話の「3密」を避け、外出自粛、学校の休暇延長など、北海道の「緊急事態宣言」とそっくりの内容だ。

一つ、鈴木知事の同宣言のときと違うのは、いまは新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法が成立したことだ。諸外国のような「ロックダウン(都市封鎖)」はできないまでも、首相が「緊急事態宣言」を発令すれば、都道府県知事が決断し実行できる多くの権限に法的根拠が与えられたことだ。 いま、羽田空港には世界各国から帰国する日本人が増え、帰国者から感染者が確認される例も増えている。いまさら知事自ら空港検疫の視察などせずとも、延期になった五輪の選手村の一部や旅行者の減少でガラ空きの空港近くの宿泊施設を、帰国者の待機場所に活用するなどの具体的アイデアが急がれる。

 小池氏らしい政治的蛮勇をいまこそ振っていただきたいのである。(以上、有本香氏)

 私は小池百合子氏の支持者ではないが、有本香氏が以前執拗に小池氏を批判し「次は文庫も出ました」と得意げに?いうのは正直嫌な気分だった。有本香氏はここぞという時を逃さない。
それが今回は「小池百合子批判最前線」だった有本氏が「小池百合子激励」に出たのだ。それに有本氏は人を鼓舞する文章が上手い。「小池氏らしい政治的蛮勇を振っていただきたいのである」と激励・鼓舞する。
一方小池百合子都知事もなかなかの女傑である。有本香氏などに対し「今更何を?」と思っているかもしれないし、そこはクセモノであり才女でもある。流れに乗るものは喜んで受け取るであろう。都民・国民によければそれでいいのだ。ご苦労様!!



次は驚愕の昭恵さんの記事
“花見疑惑”の安倍昭恵夫人 森友"財務省職員自殺”が報じられた夜、銀座でしていたこと 
gooブログの字数制限に引っかかる恐れもあるので、記事はリンクを貼りました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200327-00036887-bunshun-pol

それを夫君の安倍総理は国会質疑で次のように答えたのです。
安倍首相、昭恵夫人の花見は「レストランの敷地内」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-23270177-nksports-soci



・・・ところでこの記事・・・
近畿財務局・赤木俊夫上席国有財産管理官の遺した「手記」の衝撃
https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20200319-00168505/

ブログ主より・・・ずっと以前にもあったが善悪そのものより「イデオロギー」の立場によって罪が左右される、ネットも荒れる、二派に分かれ反論は許されない「事件」があった。
「伊藤詩織」さんが山口敬之氏によってレイプされ、それを訴えようとしてすさまじいバッシングを受けたこと。

このことについては「法」が判定することであるが、ネットをはじめ、異常なまでの「イデオロギー」判定?のように感じられるものがあった。伊藤詩織さんのことを「枕営業」とか・・・それはこの事件にどうしても言うべきことか?
私はこれは変だと思ってフェイスブックで質問をしただけで、ものすごい「反論」が、しかも女性からきた。質問すら許さないもので、話が出来ない状態だった。これって狂っている・・・と思った。山口敬之氏は安倍総理絶賛の本を出していた人で、今もマスコミで活躍している。一方の伊藤詩織さんは日本を後にし英国に行ったとか。

私は最近のこのような動きをこの赤木夫人にもされるのではないか、と思った。
真実よりイデオロギー、またはそれに翻弄されてまともな発言もできなくなる。

ここで日本の上層部をはじめ「常識ある方々」は、「あなたさえ我慢すれば丸くおさまる、総理さまに向かって何を言うか!」と・・・これはちょっとした日本独特の社会現象であり、二者選択、臭いものに蓋の論理である。
ずっと耐えてきた赤木夫人のことを簡単に判定するなんて・・・私には言えない。
しかも痛々しい手記もある。決して冷たくあしらってはならない。また政治的なことに引き入れては話ができなくなる。
これも「法」にゆだねるしかない。日本は仮にも法治国家である。

 こんな記事もある。
2017年早春の国会。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)(当時)は野党の質問攻めに忙殺されていた。委員会室で十数メートル先に座る首相の安倍晋三の秘書官の一人が佐川に歩み寄り、1枚のメモを手渡した。

もっと強気で行け。PMより

「PM」は「プライムミニスター(首相)」、即ち安倍を指す官僚たちの略語だ。安倍の妻、昭恵の土地売却への関与を疑い、猛攻に出る野党。安倍は2月17日の衆院予算委員会で「私や妻が関係していたとなれば、間違いなく首相も国会議員もやめる」と感情も露わに退路を断っていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-10001148-bunshuns-pol

「上級国民」「下級国民」という言葉が流行っているが、私は何のことか理解した。

それから「今は大変な時期」というが、ずっと中国人を入国させ、習近平来賓を決め、国民が立ち上がって(今まで安倍支持者だった人ですら)チャイナコロナ問題でも外国のようにならず、日本は「国民の真面目さと清潔な生活習慣、我慢強さ」で護ってきたのであって、決して安倍内閣がなにかしたから、ではない。これからもっと大変だが大切な日本を護るために一致して頑張る意思を強めてきた。安倍を擁護する時だけ「こんな大変な時なのに」というのは論外だ。

ちょっと昔、時代劇で「必殺仕事人」という番組が人気だった。これは娯楽番組だが、日本人がかかえる理不尽さをはらしたいという気持ちをよくついたものだったと思うし、昔は「仇討ち」も容認されていた。正しい裁きがなされないこともあったからであろう。赤木夫人が「電子署名」をするというのも自由にするべきだ。言葉だけでのきれいごとで済まされない問題だ。
ちょっと本音をいうと「あまり泥仕合にならないように」と私も思うが、それを赤木夫人個人に向けたくない。別のところに向けるべきだ。(ブログ主)




必殺仕事人 志村けんおもしろコント

志村けんさま、早く治ってくださいますように。

仕事人から一言~中村主水のテーマ~




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東京都医師会長からお願い/クライン孝子氏「衰退途上国日本、財政出動だけは国際協調しない財務省」/東京封鎖よりニューヨークのケタ違いの実態、その他

2020年03月27日 | 政治

東京都医師会長から都民の方にお願い

 お読みいただいて、共感していただれば、シェアして下さい。
でもこうした平和が、あと2、3週間で崩壊するかもしれません。
ここ数日の東京都の感染者の増加は尋常ではありません。心配です。
新型コロナ感染は、多くの皆さんの想像を超えた広がりを示しています。
医療提供体制の再構築も急務になっていて、そこは、我々の義務ですので、いま頑張っています。

皆さんへのお願いです。いろいろな自粛活動で、経済がダメになるじゃないか。もう、家にいるのも飽きてしまった…。
よくわかります。でも今の状態を放っておいて、例えばイタリアの様になったら、経済はもっともっとひどくになるのではないでしょうか。皆さんの生活ももっと大変な状態になるのでは…。

感染者のかずが急増し始めた、今が踏ん張りどころなのです。
何故感染者が増えているのか、特に大学生から40歳代の人、コロナに感染しても無症状か、軽い風邪だと思っている人が、アクティブに行動することが、その大きな原因と言われています。
若くて元気な方、もう飽きちゃった。どこでも行っちゃうぞ…。もう少し我慢して下さい。
これから少なくとも3週間、生きていることだけでも幸せと思い、欧米みたいになったら大変だと思い、密集、密閉、密接のところには絶対行かない様、約束して下さい
お願いします。私たちも、患者さんを救うために頑張ります。

 上記の文は私のフェイスブックでの友人である医師の方がご紹介してくださった「東京都医師会長」の尾崎浩夫先生の文です。いつも危険をおかして日々頑張っていらっしゃる医療関係の皆様に心から感謝と尊敬の意を表しています。
これは東京都民宛の文ですが、他府県の私たちも知っておきたいと思います。拡散その他、日々の話題の中に入れてくだされば幸いです。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。(ブログ主)

 クライン孝子女史のお話です。(ドイツをはじめ欧州のニュースについて)
【言いたい放談】衰退途上国日本、財政出動だけは国際協調しない財務省[R2/3/26]



クライン女史のお話の走り書き・・・ ドイツでは3人集まると警察に見つかれば大変なことになる。
3月初めに急に感染者が増え3月12日から学校が一斉に休みになった。買い物は週に一回、スーパーに買い物に行っている。
イギリスは「島国」だから大丈夫と思っていたらバーンと増えた。外出はスーパーや病院以外はダメ。
一帯一路でイタリアがチャイナを入れてからこうなった。ドイツでもホテルはガラガラ、バスも失業・・・
ドイツに入ってくる中国製のソーセージなどひどい。缶詰も。
働いている人たちはわずかなおカネで衛生状態も悪い。見直さなきゃダメ、1929年のハイインフレと同じようなことが起こるだろう。満州から引き揚げてきた時も、だけれど。
ドイツに中国から良くない食品が入ってきている。昔、中国船がたくさんのネズミを持ってきてペストになったこともある。
またドイツでは2つの製薬会社が予防薬を開発したというニュースもあるが、どういう(質の)ニュースがわからない。
その他、「情報戦」と見ないといけない。自分たちが「となりにスパイがいる」ということがわからない人には理解しにくい。


気になるアメリカ情報

東京封鎖よりニューヨークのケタ違いの実態【及川幸久−BREAKING−】



ニューヨーク州ってニューヨーク市だけが都会。
世界大恐慌で生き残ってきた老舗が売り上げがない。
生活面では公園で市民同士が集まるのもイベントもダメ。
トランプ政権がこの他にカルフォルニア州、西海岸にあるワシントン州(首都ワシントンではない)、これらに州兵を集合させ医療機能をする、いつまで続くのか・・・感染も40~80パーセントが感染する恐れ、市民の約40パーセントが翌月の家賃が払えない、という実態。(以上)





 ところで政府のこの案って何?唖然としました。全くわかっていない!!
ネットでは「国民を笑わせようとしているなら成功している」という評価。
現金でお願いしたいという国民の声が大きいのですが。家賃や明日の仕入れ、電気・水道代など
この券では無理でしょう?


「お肉券」に加え「お魚券」も検討 自民・経済対策提言
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200326-00434568-fnn-pol


政府は「お笑い」でもとりたいのか? 情けないわ~。

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