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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

朝鮮半島緊張高まる 日本に迫る重大危機!、宮崎正弘氏「チャイナチ」~奥山篤信氏の書評

2019年11月30日 | 政治

朝鮮半島緊張高まる 日本に迫る重大危機!【及川幸久−BREAKING−】
在韓米軍撤退と米朝交渉決裂の重大危機が迫っている。



トランプ大統領は「サンクスギビング(感謝祭)」の日に突然アフガニスタンに行って米軍キャンプに行ってトランプ自身がターキーを兵士に配って一緒に食べている。日本も年末に向かって忘年会ムードがあるが、静かに年末を迎えられないような極めて危険な状況が起こるかもしれないと
昨日の「ニューヨークタイムス」に年内に朝鮮半島で大変危険な状況が起こるかもしれないとコラムが出ていた。
北朝鮮は12月31日がデッドラインになっている2つのにアメリカから魅力的な提案を出してこないと「非核化交渉」から降りる、という。
11月27日の動画で「トランプ大統領が韓国を非難」ということを言った。

トランプ大統領は「北朝鮮から韓国を護っているのに全額を韓国は払え」という返事を12月31日までに返事をするように言っている。
11月27日の動画で「トランプ大統領が韓国を非難」ということでお伝えした。アメリカは韓国の為に45億かかっているが、韓国は9億、どうしても全額を払えと突き付けている。
GSOMIAよりはるかに大切なのがこれで、もし韓国が「ノー」と言えばトランプ大統領の本音は「アメリカは在韓米軍を本気で撤退」させたい。国防総省は必死に否定をしているが。
一番喜ぶのは中国と北朝鮮だがそれでもトランプは撤退させるかもしれない。そのことをアジアに詳しいコラムニストが書いている。

日本と韓国が最も危険、トランプ大統領は日本にも「在日米軍の費用を大幅に」突きつけてくるだろう。
北朝鮮は年内に魅力的な提案を出さなければアメリカ次第で降りると言っている。

エスパー国務長官が米韓の共同訓練を小規模にすると決めた。これは北朝鮮に対する譲歩である、にもかかわらず次の日に北朝鮮はミサイル発射させている。
北朝鮮は国連が決めた厳しい経済制裁を受けているが多くの人がわかっているように中国が支援している。中国は北朝鮮に経済制裁をする義務があるのに渡している。
12月末に交渉がどうなるか、12月31日に決裂してしまったらもし米朝の交渉が進まなかったら金正恩は「長距離の弾道弾ミサイルか核兵器の実験を再開する」と思う。12月末に交渉がどうなるか、もし金正恩がそうすればどうなるか?国際社会はもっと北朝鮮に厳しい経済制裁をするだろう。
12月31日に決まらなかったら金正恩も最悪になる。
米韓、米朝、両者にとってメリット・デメリットが複雑に絡んでいるイシューになる。12月31日までに緊張が高まっていく。(以上走り書き)

評論家の宮崎正弘氏が「チャイナチス」という本を上梓されました。もちろん私も買いました。
わが畏友、奥山篤信氏が「評論」をお書きになって、それを拝読してどうしても読みたくなったからです。
急いで書店に行き、たった2冊しか残っていない本を買い、今、読んでいます。(価格は1540円税別)

 

書評 BOOKREVIEW  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 すぐに読んだ宮崎正弘氏の新作   香港情勢をリアルタイムで解析、明快な論理と現場感覚と

 宮崎正弘『チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家中国』 (徳間書店)   
                                                                                                                                                                                                     
                                                                                                                                                                                           書評 奥山篤信氏

 アマゾンより配達あり、むさぶるように一気に読了した。
僕の持論だが、書き手の賢さを判断するのは、その著書を流れるように読む視線とスピードがそのまま一致することが判断の基準だ。
えてしてカッコつけた学者や先生方の本は、論旨が明確でわかりやすくないので1行1行読者の読むスピードを途切れさせてしまうのだ。
頭脳明晰な著者は、難しい事柄をわかりやすく明快に書き綴るのだ。宮崎先生を尊敬するのはメルマガにせよ著書にせよ、抵抗なく読破できるところだ。

前置きはそれぐらいにして、11月27日、ルピオ上院議員が上程した法案が下院・上院で共和党・民主党の一致にて(ここが国家の危機をもたらす決議は国論が一致する日本と異なるアメリカの偉大さだ)可決し、大統領の思惑はあったのだろうが、無事署名して香港人権法案が可決した、 まさにその日に宮崎先生の本を読めたことは感慨深い、しかも原稿と出版日が通常時間的ラグがあるのに、先生の香港への危険を厭わない<決死行>(頭でっかちの保守論壇と異なり、先生は走りながら現地ルポを通じて書く目の当たりにする迫力があるのだ)もあり、まさにこの本は今そこにある危機を臨場感を持って、数分の誤差もなく書かれている点が素晴らしいのだ!

ところで<チャイナチ CHAINAZI>とは宮崎さんが香港で目撃し、その写真をテレビ番組で発表したら視聴者から驚きの声があがったそうだ。
もちろんシナの帝国主義独裁国家をあの犯罪国家ナチスになぞられた言葉だ。
センスがあるとしか言いようがない!要は優れた評論家とはその直感とセンスなのだ!
本書では香港の問題、さらには台湾の問題、さらにアジア諸国へのシナの浸透とその茶番劇、
さらにはファーウエイ問題から将来を支配する先端技術のシナ対アメリカ・日本の死闘などまで書かれている。
これほどコンパクトにリアルタイムで香港問題などを一冊で読める本はないだろう。
それもくだらない学者や似非保守主義者の寄せ集め記事のようなものではなく、緻密な資料精査と実体験を通じての<ど迫力>の流れるような素晴らしい筆致だ。
市井の物書きの僕も学ぶところが大である。 結論からいえば宮崎先生の先見の明、予測、それはシナの崩壊への道だ。

<盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、鴨長明> これは歴史の真実だ。

余談だが、あのフランシス法王の馬鹿げた日本での言動、何一つ心に刺さるものはない偽善と欺瞞であり(上智大学で偽善を悪として述べたがご自分がその権化だろうが?)、挙げ句の果ては帰路の機内にて<長崎はキリスト教徒の街だ> 
さらにシナに触れて<シナが大好きだ。シナに行きたい>などと馬脚を現し、シナに対して宗教家としてダライ・ラマのような(シナを後継者決定に関与させない)毅然たるシナ支配を排除する意気込みなど全くない、

まさに信者集めのためにシナ共産党とタグを組み御用教会を認知して、本物の地下教会を切り捨てる節操のなさ、まさに偽善以外何の存在価値もないバチカンも2000年を経てシナと無理心中するような予感がしてならないのだ。(以上)         
                                                                                                     



 ここで藤井聡京都大学大学院教授の言葉を再び書きます。

総理大臣が日本の事を考えずに、自分の権力維持のことだけ考えて、 適当なウソばっかついてるんだけど、国民の多くが、それを是認している・・・ってことになれば、
財界が応援してくれるって言うなら、客に媚びるだけの安物の三流ホステスの様に、何でも言う事を聞いて、 国民がどうなろうが、法人税を下げるなり消費税を上げなりするだろうし、 ・・・それがバレても国民は何とも思わないし、

財務省にちょっとでも脅されれば、 国民がどうなろうが予算もカットするし、消費税もいくらでも上げるでしょうし、 ・・・それがバレても国民は何とも思わないし、

アメリカにちょっとでも脅されれば、国民がどうなろうが、アメリカからどれだけ侮られようが、 FTAであろうが関税撤廃であろうが、何でもご主人様の言う事を聞くでしょうし、 ・・・それがバレても国民は何とも思わない、
ってことになるからです。

そうなれば、総理大臣は、自らの権力維持拡大のためにまさに好き放題、 売国であろうが何であろうが、一切の気兼ねなく何でもやっていくでしょうし、 その結果、国家が崩壊していくことは決定的です。
後はもう、「そりゃイカンでしょ!!」
 
                     



ブログのティールーム


本日は私が慣れないブログを書いていた時、いつも優しく励ましてくださった美しく賢明な女性、さらりんさまのお誕生日を祝って名曲をお贈りします。もちろんブログを読んでくださっているみなさまにも。

第一次世界大戦の時、ポーランドの国難に世界的なピアニスト、パデレフスキが首相兼外務大臣になり、ポーランドを護りました。彼は大変ハンサムで女性の憧れの存在でしたが、憂国の情にすべてをなげうってポーランドの為に尽くし、無事にパリ講和条約まで役目を果たし、再びピアニストに戻ったのですが、やがて過酷な第二次世界大戦でポーランドはドイツとソ連に挟み撃ちにあい、当時80代になっていたパデレフスキはコンサートを開いて戦費の一部にしたのでした。

パデレフスキはポーランドの誇りとして今も語り継がれています。
得意としていたショパンの「バラード第3番」をお聴きください。

Paderewski plays Chopin  バラード第3番



  

 

                                    

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トランプ署名「香港人権法」は世界に広がる、クライン孝子氏「桜を見る会」のジャーナリストのあり方、宮崎正弘氏「香港区議選」、ウクライナのグレンコ氏

2019年11月29日 | 政治

トランプ署名後の香港人権法は世界に広がる【及川幸久−BREAKING−】

 

イギリス・フランス・イタリア・カナダ・オーストラリアもアメリカと同じようにするだろう。
オーストラリアはチャイナ寄りだったが今の首相が脱チャイナに方向転換した。
こういう内容が世界の先進国でどんどん広がっている。
今の時点で中国は追い詰められたのではないか?

副作用は米中の貿易交渉、11月初めは米中の貿易合意が進んでいたが、現時点ではそもそも具体的な合意内容はなかったと明らかになった。
トランプ大統領は「できる」といっていたが実態はそれとは関係ない動きをし、株価も最高値を示している。

一方でマーケットが荒れていうのは中南米の通過で、最安値を更新、南米全体が動乱が起きている、完全に経済破綻に進んでいる。
通過の弱いところ、韓国のウオンやチャイナの人民元、下落している。要注意である。

日本はどうだろうか。(走り書き)

・・・何度も書いていますが「及川氏」は幸福の科学所属の人ですが、ニュースを素早くとらえ、正確なので多くの評論家も見ています。
私は幸福の科学とは全く関係がありません。誤解のないように書いておきます。



 続いてクライン孝子氏と水島総氏の対談「言いたい放談」ですが、「花見の会」などネットやマスコミではどちらかに肩入れして、偏った報道が目に付きますが、今まで「安倍総理」を苦労して応援されてきたお二人の戸惑いや不適切な「有名人」の売名行為など、目に余るところをバッサリ仰いました

【言いたい放談】トランプと組むジョンソン、一方安倍総理は習近平と握手? [R1/11/28]

下記のコメント、よく見抜いてお書きです!!私も同じ気持ちです。

クライン先生が、 水島さんに伝えたかった人は、 <<花見に呼ばれない奴の僻み>>発言の方かな?
フランス料理。。。。?気になり、 [首相動静] チェックしました。

11月21日 8:00現在富ヶ谷私邸。朝の来客なし。     
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ 午後7時24分、東京都新宿区のフランス料理店 『オテル・ドゥ・ミクニ』着。 作家の百田尚樹氏、評論家の金美齢氏、 ジャーナリストの桜井よしこ氏、有本香氏、 作曲家すぎやまこういち氏と会食。 午後9時49分、同所発。

午後10時6分、私邸着。 午後10時30分現在、私邸。 来客なし。

。。。。。わきまえてる人なら。。。。 。。。。自己宣伝に。。。。。ブログとか。。。 。。インスタとか。。。。。やらない💥。。。。 って、 クライン先生は、 水島さんに、言いたかったのかもしれません。 間違っていたら、スミマセン。

 

 香港の選挙、宮崎正弘氏のメールマガジンから転載

香港区議選、民主派が初の過半数獲得  11/25(月) 5:46配信    共同通信     

【香港共同】香港メディアによると、香港区議会(地方議会)選挙の25日未明の中間集計で民主派が親中派に圧勝、1997年の中国への香港返還後初となる過半数を獲得した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000011-kyodonews-int

 

親中派大物議員の何君堯が落選。「こんなことありか?」

  香港区議選、およそ85%が民主系。ランドスライドが起きた

****************************************

 11月24日、一切の暴力的衝突がなく、催涙ガスもゴム弾も火焔瓶の嵐もなく、しかも香港は快晴。早朝から投票所には長い列が出来たが、投票率が71・2%と史上空前の記録を更新した。およそ294万人が投票所に足を運んだことになる。

 結果はどうだったか。香港のヤングパワーが山を動かしていた。中国をのぞく世界のメディアが祝福ムードの報道をした。

 親中派の大物、何君堯(現職立法委員)がよもやの落選。屯門地区は中国大陸系や、地元ヤクザの支配する地区であり、まさか。「こんなことありか」と選挙事務所。

 とくに何君堯が恨まれたのは7月21日の民主派襲撃(元朗駅)のヤクザの黒幕とされ、また民主の壁(レノンウォール)のビラを剥がし、街を綺麗にしようという「清掃運動」の先頭にも立ってきた。このため選挙開始直後に「お前はクズだ」と言われて反政府の男性からナイフで斬りつけられた。

屯門周辺は親中派が多い選挙区だが、現職の区議会議長も落選した。

 沙田地区では民陣の責任者、今子木が当選した。かれはLGBT支持者でもあり、二回、親中派ギャングに襲撃されて負傷していた。おなじく民陣女性闘士の黄文萱も当選した。

 日本でも知られる雨傘革命の指導者・黄之峰は立候補を拒否されたため、代理人を立てた。その代理人である林浩波は早々と当選した。

 香港時間午前七時時点で、民主派が獲得議席は288議席。対する親中派は42議席。無所属が24名。80以上の民主派の勝利というランドスライドが起きた。

 ○△□◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎

 

 日本ではほとんどの人が「何事もない」ように思ってのんきなようです。

もっとビックリするのは「習近平は安倍・トランプといっしょに頑張っている。悪いのはディープステートの江沢民だ」という人たち・・・自民党狂信か?安倍については「是々非々」どころか「すべて正しい」と思い込んでいるわけのわからない人、それは「保守」と思っているでしょうけれど、「勘違いホシュ」です。お話にならない。

いろんな主張があるけれど、国内の動きも変、うっかりモノも言えないものを感じます。



★★ それからちょっと気になる2つの動画、どうぞご覧ください。うっかり「こうだ!」とは言えませんが・・・。

#2019/11/25 アンドリー・グレンコ氏に答える


#2019/11/26 グレンコさんに謝罪
(ブログ主が追加・・・工作員と言ったことを謝罪しているだけのようで全面謝罪でないと思う)



ウクライナの国旗・・・ウクライナの国旗

★★★ 何年か前に杉田水脈さんのアパの講演にちょっと出演されていたグレンコ氏(当時京都大学に留学しているということでした)に、短時間ですが「マゼッパ」ってご存知ですか?って伺ったことがあるのですが、グレンコ氏はよくわからないようでした。
「ウクライナの英雄ですが、ロシアと戦った・・・」と説明、でもあまりご存知ない、それで話は打ち切ってその場を離れたのを思い出します。


本日は「ブログのティールーム」でリスト作曲「マゼッパ」をお聴きください。

ブログのティールーム



リスト作曲交響詩「マゼッパ」、私はこの曲に強く惹かれた。
ポーランドに捕虜となっていたマゼッパは、美しいポーランドの貴婦人に恋をし、暴れ馬に乗せられ追放される。

カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー演奏。
(『マゼッパ (Mazeppa)』は、フランツ・リスト『超絶技巧練習曲 第2版』の第4曲。 交響詩としても知られる。 ... ちなみに、マゼッパとは、ロシア帝国の支配に対するウクライナ・コサック最後の大反乱を起こしたイヴァーン・マゼーパ(Ivan Mazepa/1639-1709)のこと。)

Liszt: Mazeppa, Symphonic Poem No.6, S.100




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トランプが非難!韓国は米国を食い物にしている「韓国に米軍駐留経費5倍要求」、韓国「核武装論」、藤井聡氏「安倍総理論」

2019年11月28日 | 政治

韓国が「核武装」を考えている。

米軍駐留費五倍UPを韓国に要求、これが韓国をチャイナに擦り寄ることをさせた一因でもあった。

トランプは今までの米大統領とは違う。金銭的に大変厳しく、やがてNATOや日本にも要求するだろう。


 

Inside Trump's White House: The Real Story of His Presidency                     Hardcover                                                                                                                                                          – November 26, 2019                              

在韓米軍駐留経費、トランプ氏が韓国側負担の5倍増を要求     2019.11.15 Fri posted at 12:05 JST

ワシントン(CNN) トランプ米大統領が2020年の在韓米軍駐留経費について、韓国側の負担を前年比約5倍の47億ドル(約5100億円)に増額するよう求めていることが分かった。議会スタッフと政権当局者がCNNに明らかにした。

トランプ氏の増額要求に、国防総省当局者の間ではいら立ちが広がり、与野党議員から深い懸念の声が上がっているという。韓国政府でも憤りと動揺の声が噴出。指導者が米国の同盟への決意に疑問を投げかける事態となり、増額に応じない場合にトランプ氏が米軍撤収を進める可能性もささやかれている。

交渉状況に詳しい米国の議会スタッフや韓国関係の専門家によると、大統領の47億ドルの要求は突然降って湧いたもので、国務省や国防総省は対応に追われている。

交渉が続く中でも北朝鮮は兵器開発の加速を示唆しており、韓国政府の不安を増幅させる結果となっている。北朝鮮は14日、米韓軍事演習を非難して「怒り」を表明、「相応の武力」で対抗すると威嚇した。

交渉を主導する国務省の報道官は、米軍の世界展開のコストについて「米国の納税者のみが負担するべきではなく、我々のプレゼンスから恩恵を受ける同盟国やパートナーと公正に分担すべきだ」としている。

米国と韓国の間では数十年前から防衛費分担協定が存在しており、トランプ氏が登場するまでは5年ごとに再交渉を行っていた。トランプ氏は2016年の大統領選で、韓国側が駐留費を全額負担しない場合は米軍を撤収させると宣言した

昨年行われた「防衛費分担特別協定(SMA)」の交渉では、トランプ氏が韓国側に50%の負担増を要求。最終的には韓国側の負担を前年比8%増としつつ、1年ごとに再交渉を行う方針で合意していた。 https://www.cnn.co.jp/usa/35145462.html


韓国観察者の鈴置高史氏はこのように言っている

苦し紛れの核武装論

鈴置: 冷静な保守は「5倍」は呑まざるをえない、と考えます。米国はもう、「甘やかしてくれる米国」ではない。
「5倍」を呑まない限り、米軍を引き上げる可能性が高いからです。

 でも、世論はまず「5倍」を認めない。
そこで「5倍」払うが、核武装の権利を認めよと米国に迫れば、国民の支持も集まると考えているのでしょう。

それがまさに朝鮮日報の社説です。

もちろん、米国が核武装を認めてくれること自体も目的です。
「今」でなくとも、米国に見捨てられる可能性が高まっているのですから。

ただ今の段階で、米国が核武装を認める可能性は低い。それにこうした取引案は左派政権が潰すでしょう。
米韓同盟を存続させるための案なのですから。

展開はまったく読めません。韓国という国は感情で動くからです。
不愉快でも米韓同盟を維持するために、分担金の大幅引き上げを受け入れるか。
それとも怒りに身を任せて「米国は出て行け」と叫ぶか――。

 日本人は極度に悪化した日韓関係に注目しがちです。でも、その底では、もっと大きな地殻変動――米韓同盟消滅――が始まっているのです。これを見落としてはなりません。
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/11111631/?all=1&page=3

 

ジャーナリストの惠谷治氏が指摘する。

「仮に韓国の核武装が完成すれば、北朝鮮と韓国は戦争に近づく。現在、核兵器は実際に兵器として使うのではなく戦争に対する抑止としても、その威力を発揮している。それは朝鮮半島でも同じで、これまで北は韓国との軍事力の差を核の脅威で埋めることで、危ういながらも均衡を保ってきた。

 しかし、互いに核を持つことで、北はアドバンテージを失い、韓国との軍事バランスが一気に崩れる。

そうなった時、核の抑止力を失った北が暴発する可能性がある」

 その後の香港をまとめようと思っていたのですが、「韓国に対するトランプ発言」「韓国核武装」などを優先しました。
ところで最も危険なのは「日本」ではないか、と思うのです。
国会は防衛など論じることよりも「花見」などの追及を野党が「最優先」しているというお粗末さ、また与党は「防衛」「災害に対する国土強靭化」「食の安全も祖国防衛」「チャイナが北海道などの土地買収」など出さなくてはいけないものが目の前に待ったなしであるのですが、習近平を国賓に何ていう状態では・・・。

それにまたひとり日本人がチャイナに拘束された、ということ。
チャイナに拘束されている日本字は10人を超えます。実刑判決もされ、いつ無事に帰国できるか不明の状態です。
拘束先でもどのような待遇を受けているのか、家族でなくても心配することばかりです。

「習近平国賓」というのは国民の多くが反対しています。そもそもなぜ習近平を「国賓で呼ぶ」と決めたのでしょうか。
昨日や今日のことではない。
2015年から始まっているのです。中には「中国で工作員としての訓練を受けさせられているかもしれない、帰国しなくて結構だ」という声すらネットでは書かれていますが、まず助けることからはじめないと、日本にいていくらでも拉致される事件が起こりかねません。北朝鮮の仕掛けた拉致も「日本政府」が何もしないのでどんどん過激になっていったと言います。
そして中国への渡航禁止も考える時だと思います。
実はチャイナ本土も「香港」のような大きな事件となっているのがいくつもあるようです。

京都大学大学院教授の藤井聡先生が次のようにメールマガジンで書かれていました。

 多くの国民は、デフレ脱却を叫びながら、デフレを決定づける消費増税を行う矛盾

保守政権だと主張しながら、国体の崩壊につながりかねぬ移民政策を加速する矛盾、

戦後レジームの脱却を叫びながら、それを不可能にする加憲を推進する矛盾、

こういった矛盾に戸惑いを隠せずにいるだろう。

総理大臣が日本の事を考えずに、自分の権力維持のことだけ考えて、
適当なウソばっかついてるんだけど、国民の多くが、それを是認している・・・

ってことになれば、

財界が応援してくれるって言うなら、客に媚びるだけの安物の三流ホステスの様に、何でも言う事を聞いて、
国民がどうなろうが、法人税を下げるなり消費税を上げなりするだろうし、
・・・それがバレても国民は何とも思わないし、

財務省にちょっとでも脅されれば、
国民がどうなろうが予算もカットするし、消費税もいくらでも上げるでしょうし、
・・・それがバレても国民は何とも思わないし、

アメリカにちょっとでも脅されれば、国民がどうなろうが、アメリカからどれだけ侮られようが、
FTAであろうが関税撤廃であろうが、何でもご主人様の言う事を聞くでしょうし、
・・・それがバレても国民は何とも思わない、

ってことになるからです。

そうなれば、総理大臣は、自らの権力維持拡大のためにまさに好き放題、
売国であろうが何であろうが、一切の気兼ねなく何でもやっていくでしょうし、
その結果、国家が崩壊していくことは決定的です。

後はもう、

「そりゃイカンでしょ!!」

 

ブログのティールーム


本日は「里の秋」をお聴きください。

里の秋 歌唱は川田正子さん

 

斎藤信夫作詞・海沼実作曲

1、静かな静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は ああ 母さんとただ二人 栗の実 煮てます いろりばた

2、明るい明るい 星の空 鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は ああ 父さんのあの笑顔 栗の実 食べては 思い出す

3、さよならさよなら 椰子(やし)の島 お舟にゆられて 帰られる ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと 今夜も 母さんと 祈ります



日本の秋、あと3日ですね。 明日、近くの山に紅葉でも見に行こう・・・父を介護していた時、毎年、タクシーで山に行き、山の頂上から裾野まで見事な紅葉を案内し、帰宅してから私が作った秋の行楽弁当を楽しみましたが、その時はすっかり見たばかりの「山の紅葉」は忘れていた父でした。
でも確かにその時その時は喜んでもらったのです。それで私も満足していました。

この「里の秋」は大好きな歌です。

 

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GSOMIA延長からみえるもの、憂国忌、チャイナは邦人9人全員に実刑、ローマ教皇離日・・・多々問題あり

2019年11月26日 | 政治

【頑固亭異聞】GSOMIA延長からみえるもの[桜R1/11/25]

穏当な解説と思う。


 そして今UPされたばかりの新しいyoutube、私も今から聴きます。

【Front Japan 桜】香港民主派圧勝のあとに / GSOMIAは既に無効?! / 没後四十九年 三島由紀夫氏追悼の集い「憂国忌」 [桜R1/11/26]


三島の命日である「憂国忌」とあの「ローマ教皇」の来日が重なった・・・

ところで「韓国」のあの文議長がとんでもないことを言っていう、これは韓国政府のものではないけれど、どうもそのような方針だとしか思えない。

 

1500人に280億円支給 徴用工問題の韓国議長案

11/26(火) 22:04配信    

【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは26日、元徴用工問題の解決を図るため、文喜相・国会議長がまとめた法案の詳細を伝えた。
 日韓両国の政府や両国企業が創設する基金を通じ、元徴用工ら1500人に慰謝料などとして計約3000億ウォン(約277億円)を支給する内容という。日本企業は基金に「自発的に寄付」する仕組みだ。
 文議長が同日、元徴用工らが参加した懇談会で提示した。文議長は5日、東京の早稲田大で講演し、日韓両国の企業と国民による寄付を募り、基金を創設する法案をまとめたと表明していたが、具体的内容が明らかになるのは初めて。文議長は今後、関係者らの意見を聴取した上で法案に反映する方針で、内容が変更される可能性もある。 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191126-00000153-jij-kr


画は「愛国画報」yohkan画伯の作成

 やっとローマ教皇が離日。
  あきれるばかりの勝手な「内政干渉」だった。
    核のない日本で「核問題」、そして「日本は難民を受け入れよ」とか。

「宗教」に名を借りて今までローマカトリックがどんなことをしてきたか。

青少年に対する悪質な性犯罪、
過去に「宗教の名をかりて」アジアを植民地にしてきたこと、日本にも宣教師を派遣、
日本のキリシタン大名をそそのかせて武器と交換で若い女性たちを外国に売り払ったこと、

★★ 次は「ニューズウイーク」の記事です。

<カトリック信徒の増大に動揺した中国共産党は一転して懐柔に。バチカンは台湾の信徒と存在を見捨てるのか> 2018年03月19日(月)10時30分

15年8月、私は台湾南部の先住民集落に入った。敬虔なカトリック教徒の多い村には台湾全土と香港から宣教師の一団が見学に訪れていた。

 
名刺を交換して挨拶を交わしてからバスに乗り込もうとした瞬間、バチカンから携帯に電話があった。かねて親交のある法王庁の神父が、「中国内モンゴル自治区の信者たちは元気か」と聞いてきたのだ。私の故郷、内モンゴルのオルドス高原にも数千人のモンゴル人クリスチャンが暮らしており、中国共産党から過酷な弾圧を受けている。その近況が知りたかったようだ。

台湾の村の神父も内モンゴルの同胞が中国の圧政に苦しんでいる事実を知っており、私の訪問をバチカンに報告していたらしい。その場にいた友人は「カトリックのネットワークはCIAより何倍も強いね。ローマ法王(教皇)こそ世界の支配者だ」と驚嘆。バチカンを頂点に、全世界の信者が強烈な連帯意識で結ばれていることを実感した。

そのバチカンは今、無数の同胞を苦しめている悪魔のような中国と密談を重ねている。対立している司教の任命問題についても早ければ3月末にも合意し、51年以降断交している両国の正式な外交関係の締結に弾みをつけようとしている。

3月は中国では「政治の季節」だ。習近平(シー・チンピン)国家主席が自身の名前を冠した思想を憲法に書き込み、国家主席の任期を撤廃。終身支配体制が全国人民代表大会で確立する見通しだ。ローマ法王は、共産党一党独裁のトップである習の「皇帝即位」に花を添えようとしている。リベラルと見なされてきた法王は「悪魔」を改心できるのだろうか。

台湾外交にとどめを刺す

そもそも51年に断交したのは、「宗教はアヘン」との信念を持つ共産党が中国で政権を得た結果だ。クリスチャンの蒋介石総統を台湾に追放しただけでは満足しなかった。「カトリックは帝国主義が中国を侵略する先兵を務めた」「宣教師は西欧列強のスパイ」などと宣伝し、神父たちを国外に追放。教会を閉鎖し、人々の信仰を禁止した。

それでも、今日では約1000万人ものカトリック信者が中国各地にいる。同じく弾圧されているプロテスタントその他諸派を合わせればクリスチャンは1億人近いとも言われる。いずれは世界最大のクリスチャン国になりかねないと中国は危惧。今も激烈な手口で教会を破壊し、十字架を引きずり降ろし、宣教師の逮捕監禁を続けている。

最も有効な手段は法王を取り込むことだと気付いた習政権は水面下でバチカンに接近した。中国が提示する条件は、共産党公認の中国天主教愛国会が独自に任命した司教をバチカンが追認すること。さらにバチカン側に立つ中国非公認の「地下教会」の司教2人の地位を共産党側に譲ることだ。

「法王の決定ならば従う」と、中国南東部教区の郭希錦(クオ・シーチン)司教は圧力を受け、自らの地位を中国天主教愛国会に譲る意向を示した。一方、香港教区の陳日君(チェン・リーチュン)枢機卿は「独裁政権と話しても無駄だ」と反対。
バチカンのなりふり構わぬ姿勢は信者たちの間にも摩擦を起こしつつある。


https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2018/03/post-12.php

 

★★★ それほどチャイナと親しいのなら拘束され実刑判決まで受けている日本人9人(まだ他にいる可能性もある)のことは報道を見たが、教皇が習近平に何か言ったか? 日本には「内政干渉」を平気でしていて一方的にしゃべりまくり、チャイナには飛行機内で「祝福」のご挨拶か?「香港」などと同じ扱いか?

 中国、伊藤忠社員に懲役3年 起訴の邦人9人全員に実刑 11月26日(火)産経

 

 【北京=西見由章】中国広東省の広州市中級人民法院(地裁)が先月、国家安全危害罪に問われた大手商社、伊藤忠商事の40代の男性社員に懲役3年の実刑判決を言い渡していたことが26日分かった。15万元(約230万円)の個人財産没収も命じた。日本政府関係者が明らかにした。
 中国当局は2015年以降、スパイ行為に関与したなどとして日本人の男女14人を拘束。このうち起訴された9人は全員、懲役15~3年の実刑判決を言い渡されたことになる。
 男性社員は昨年2月、広州市の国家安全当局に拘束され、同6月に起訴された。判決は先月15日に言い渡されたが、起訴事実や具体的な判決内容は明らかにされていない。男性は上訴せず判決が確定したという。
 中国当局に拘束された邦人14人のうち、今月15日に「保釈」された北海道大の男性教授ら5人は解放され帰国した。一方、日本政府関係者によると、実刑判決を受けた9人はいずれも26日時点で帰国していない。うち7人は判決が確定したが、2人が上訴中という。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191126-00000556-san-cn



フランシスコ・ローマ教皇は23日、タイから日本へ向かう特別機内で、中国、香港、台湾に向け、平和を願い祝福を伝える電報を送った。AP通信が伝えた。ローマ教皇庁(バチカン)は中国と昨年9月に歴史的な和解を果たすなど関係改善を進めている。一方で、現在も台湾と外交関係を維持しており、バチカンの複雑な立場が浮き彫りになった形だ。 https://mainichi.jp/articles/20191123/k00/00m/030/188000c

「バチカングッズ」も売り切れ、日本人はイヴェントとなるとすぐに物見遊山で見に行く。
これもブームで過ぎ去る可能性もあるが、「事実は事実」として冷静に見る必要がある。

今回の「難民を受け入れろなどの内政干渉」は日本を下に見てモノを言っている、それに対し心あるキリスト教信者はひとことあってもいいのではないか?それと今まで書いてきたような「核廃絶」は核のない日本よりも言うべき国があるはず。また上に書いたように「中国共産党との癒着」がある。


・・・「ブログのティールーム」は休みます。

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【最新号】日本人拉致返還に隠された裏の取引 - 安倍総理は習近平に弱みを握られている!? 法王来日について「クオ バディス ドミネ?」

2019年11月25日 | 政治

【最新号】日本人拉致返還に隠された裏の取引 - 安倍総理は習近平に弱みを握られている!?
日本に求められる大人の外交とは? ~藤井厳喜のワールド・フォーキャスト19年11月下旬号

チャイナは人質をとるのは当然のようにする。 今、拘束されている日本人も「人質」である。
北海道大学教授、帰国されているが、日本の外交はチャイナに操られている。まだ9人の方々が拘束、チャイナはスパイ罪はデッチアゲるのは簡単。
チャイナから招かれて行ったのに、拘束された。まだ拘束されている方々の中で温泉掘りの方がチャイナに頼まれて行って拘束された。
習近平が国賓などと呼ぶのはよくない。
安倍さんは国賓としてチャイナに招かれたことはない。北海道大学の先生が帰国の条件は最低限、安倍さんに「国賓のことはちゃんとやれ!」と要求されたのだろう。
それ以外のことも約束されたのではないか?いろんな条件をのんだうえで帰国させる。
今までもソ連に抑留された人もそうだった。「スパイとして行動」を強要された例もある。
日本側が言えないような条件をのんで帰国ひとりをさせたのではないか。
「尖閣」に国家公務員を配備しないと約束せよ、というのもあるかもしれない。
ただで帰国させるはずはない。

普通の国では「人質交換」だが、日本にスパイ防止法がないのでできないというのは嘘、やろうと思えばできる。
(藤井厳喜氏)

 チャイナに限定して走り書きをしました。他には「増税」で今は小康状態だがまもなく弊害が出てくる、台湾選挙など。




ところでこの10月1日の動画、参考になるのでUPしておきます。

20191001 イギリスの香港人権保護と対中国戦略!
【及川幸久−BREAKING−】





★★ 習近平を最大にもてなしたイギリスと同じことをやっている、とこの前の動画でクライン孝子氏が発言されていましたが、その結果、政権はメチャクチャになりました。これなど政府はきちっと押さえてほしいものです。
とにかく政治家が何も興味なく勉強もしていない人が「人数集め」でたくさんいます。

安倍さんは日本が間違ったメッセージを送ることをどう思っているのでしょうか。
天安門の時の両陛下を中国に、その他「人命は地球より重い」と言った福田元首相など・・・こうした過ちは繰り返してはなりません。ナントカ知恵を出して日本の誇りを踏みにじることのないようにしてもらいたいものです。

それからもう一つ「法王」こと「ローマ教皇」・・・日本では「教皇」と呼び方を変えたそうですが、それは日本だけということです。なぜバチカンにここまで気をつかうのでしょうか?
拉致問題も協力をお願いしたいということですが、日本に来て「非核」や「犯罪人」についての内政干渉を許したことなど、
どうもよくわかりません。

欧州を拝する方々は「法王(教皇)」をうやうやしく(クリスチャンでなくても)歓迎しているようですが、昔からカトリックはアジアその他にどれ程、弊害をもたらせたか、宗教の名を借りて植民地を広げたか、このへんも歴史として知るべきです。

それにしてもなぜ今、日本に?
人権を言うなら「ウイグル・チベット」そして「北朝鮮」、香港など、拘わらないのでしょうか。
どこも「等しく」人権を言うべきではないでしょうか。
日本は「核」はないのです。

キリストは弟子に「クオ ヴァディス ドミネ?」と問われた。どこへいらっしゃるのですか・・・と問われたキリストは黙って「ローマ」を指した。ローマは荒れてメチャクチャだった。ところが法王、いや教皇は「ローマ」なる現代の不幸のどん底である「ウイグル・チベット・香港」には何かされたか?

そして今、カトリックが世間にニュースで騒がれている未成年への性犯罪など、恥ずかしくないのでしょうか。
タブーなのでしょうか?

日本はなんでも珍しいものには「物見高く」見に行くことがありますが、それは決して恭順を示しているのではないのです。




ブログのティールーム



ヴェルディ「ドン・カルロ」~スペインの皇帝フィリッポ二世と宗教裁判所大審問官の二重唱
(セリフは下記に入れます)

 ヴェルディのオペラについてこのように言われている。
「後年、ヴェルディは「国民の父」と呼ばれた。
しかしこれは、彼のオペラが国威を発揚させたためではなく、キリスト教の倫理や理性では御せないイタリア人の情を表現したためと解釈される」

Grand Inquisitor - Paul Plishka and Jerome Hines, MET 1980 (with subtitles)


スペインの皇帝フィリッポ二世はあの「無敵艦隊」を擁する欧州最高の皇帝であった。しかしローマカトリックの傀儡政権でもあったのだ。

【大審問官】 わしは王の前におるのか?

【フィリッポ】 そうだ 呼び出したのはわしじゃ 神父殿! わしは迷っている カルロがわしの心を苦い苦しみで満たした あの王子はわしに反逆した  父に逆らったのじゃ

【大審問官】 いかなる手段で彼を罰するおつもりか?

【フィリッポ】 極刑を

【大審問官】 具体的には!

【フィリッポ】 追放か…または斧で斬首か…

【大審問官】 さて?

【フィリッポ】 もしわが子を死に追いやっても  貴殿の手はわしを糾弾なされぬか?

【大審問官】 帝国の平和は 反逆者の命だけの価値がある

【フィリッポ】 この世のため息子を生贄にできるのか  キリスト教徒のわしが?

【大審問官】 われらを贖うため  神も御子を生贄とされておる

【フィリッポ】 だが、御身は行うことができるのか そのような厳しい裁きを?

【大審問官】 どこであろうとできる  あのカルヴァーリオの丘でなされたように

【フィリッポ】 自然の情愛が わしを黙らせておくであろうか?

【大審問官】 すべて黙しておかねばならぬ  信仰を高めるためには

【フィリッポ】 良く分かった

【大審問官】 他に王がわしに尋ねることはないのか?

【フィリッポ】 ない

【大審問官】 ではわしから話そう 王よ このスペインの地は  これまで異端が支配をしたことはない だが今 侵そうとしている者がおる この神の館を 王の友であるそやつは 王の忠実な腹心でもあるが 実は悪魔なのじゃ 王を破滅へと導こうとする このカルロの裏切りなど 御身を怒らせた王子の そやつの企みに比べれば まるで子供の遊びじゃ そしてわしは 審問官として  しばしば振り上げてきたが この力ある手を  異端の者どもを罰するために だが俗世の権力者に対しては  わが信仰を忘れて うかつにも見逃しておったようじゃ 大変な反逆者を…そして王も

【フィリッポ】 乗り切るために われらの過ごす苦しい日々を この宮廷で空しくも 探し求めて来たのだ 友を!忠実な心を持つ!… そしてやっと見つけたのじゃ!

【大審問官】 なぜ友など? では何故王という名を持っておられるのか 陛下 もし御身に並ぶような者がおるとするならば?

【フィリッポ】 もう良いではないか 神父殿!

【大審問官】 改革者共の考えが 御身にも浸透してきておる! 御身は壊そうとしておるのじゃぞ その弱々しい手で この聖なる支配を ローマンカトリックの!.. 御自分の務めに御戻りなされ 教会は頼ってくる者には 悔い改めた者には 大いなる救いを授けようぞ 御身に対しては ポーサ公爵の引き渡しを求める

【フィリッポ】 いや それはできぬ!

【大審問官】 おお 王よ わしがもしも この宮廷で御身と会っていなければ まさに今日この日に 神に誓うが 明日には御身は 審問官の前に立っていた筈なのじゃぞ 宗教裁判所で

【フィリッポ】 教父よ その厳しいお言葉には本当に苦しめられるぞ

【大審問官】 ではなぜ、サミュエルの霊を呼び出すのじゃ? わしは既に二人の王の戴冠を行ったのだぞ 御身の強大な王国のため! 長年かけて築いたものを 破壊しようというのか 愚か者め!… (出て行こうとする) なぜわしはここにいるのか? 王はわしに何を望むのか?

【フィリッポ】 教父よ わしらの間で平和がございますように

【大審問官】 平和と?

【フィリッポ】 過ぎ去ったことはお忘れくだされ

【大審問官】 多分な! (大審問官は修道士たちに支えられて退場)

【フィリッポ】 こうして王座は屈するのか 常に祭壇の前に!


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