ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

安藤選手、優勝おめでとうございます♪

2011年04月30日 | スポーツ

文句ない優勝でした。
これでホッとしました。
安藤選手、素晴らしい。
「試合での感情のコントロールもできてきた。」と昨日言っていたのをきいて本物だと思いました。
淡々とスケートだけに専念した。
今日は「自分の為というよりも日本の為に」と言っていたのに、ますます本物だと感動した。

今度もそうだけど、順位って、名誉のもあれば恥もある、っていうことを強く感じた。
中国の陳露選手も「審査員はヨナをひいき」と言ってくれた。(工作員さん。これは立派だよ、ただし、陳露さんが)
でもどうして日本のオリンピック金メダリストの解説、キムヨナの立場にたつの?
よほど怖いんだ、荒川さんなど気が強いはずなのに。

次からは審査員の採点表を公表すれば?
そしてアヤシイ審査員には退場願いましょうね。

浅田真央選手も村上選手も次にがんばって下さい。これからですよ♪
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ヴェルディ「ドン・カルロ」これぞ本物の魅力・威力!!

2011年04月30日 | オペラ
Carlo Bergonzi - Piero Cappuccilli - Don Carlo duet


真正のヴェルディ歌手、テノールのベルゴンツイとバリトンのカップッチッリ!
このふたりの「ドン・カルロ」をヴェルディが聴いたとしたら、最上の演奏と感動したことだろう。

DVDではカレーラスの頼りないドン・カルロ、今は継母だが、かつて婚約者だったエリザべッタをあきらめられず、フランドルの民を救う英雄としては少年のような初々しさ、そこで「漢」カップッチッリの重厚なロドリーゴが光るのだけど、はたして「ドン・カルロ」としてこれでいいのか、またドミンゴの「ドン・カルロ」はやはり優男の恋、かなうことのない悲痛さと恋心が優先していた。

そこで古今のヴェルディテノールとして最高のテノール、硬派のテノール、カルロ・ベルゴンツイが「ドン・カルロ」を歌うと、真正のヴェルディが聴ける。国を憂う皇子カルロの勇気と義は、継母であるはかないエリザベッタへの恋を正面に持ってくるのではなく、親友のロドリーゴとの「男の義」を熱く歌うのだ。

これがヴェルディである。そして脚本の原作はシラー。これは歴史劇なのだ。
そしてカップッチッリのロドリーゴ、これは命をもかえりみない国士である。
ヴェルディの書いたのは、男女の「愛憎」ではない。
敵の心も知る悲劇なのだ。ローマカトリックとプロテスタントのせめぎあいもあり、それぞれの民が翻弄される。
理解し合えない悲劇(ローマカトリックの後ろ盾で護られるが実はそれに苦悩するスペイン皇帝フィリッポ2世とそれに反発しフランドルの新教徒を虐殺から救おうとする皇子カルロ)を、ロドリーゴというヒーローが、両方の信頼を得て、立場の異なる相手の心をもとらえる、それは「三国志」の曹操と関羽、劉備の名場面をも彷彿とさせる。

この二人は演奏会形式で歌っているが、ぜひ衣装をつけて舞台で演じるのを見たかった。
それに、音楽に隙のないこと、実に見事である。
できれば、継母となって、皇子カルロを愛しながらも、毅然として退ける王妃エリザベッタにアントニエッタ・ステッラ、策略をめぐらし、皇子カルロの心を得ることのできない悲しみを歌う美女の公女エボーリをコッソットで、皇帝フィリッポ2世をギャウロフで聴ければ最高だ。ローマカトリックから圧力を受け、それを言えず、実の息子、カルロが強く反発する悲哀、孤高の苦しみを知るのは、敵であるはずのロドリーゴただひとり。「この宮廷の中で男といえるのはそなただけ」、皇帝とロドリーゴの高貴な友情・・・泣けてくる・・・。

カップッチッリは亡くなり、ベルゴンツイは90歳近いが健在。もうこのようなケレンのない名演は聴けないだろう。

さあ、今からフィギュアスケートだ!
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エーッ! キムヨナがSP一位??? 納得できませ~ん!

2011年04月30日 | 日記

本当に驚いてしまった・・・だって、あれでキムヨナが一位?
解説で荒川さんが、他が良かったからジャンプのひとつくらいの失敗をクリアできたと言っていたけど。

私は審査などわからないけれど、あれでいくらなんでも「一位」って、ネットでは会場はすごいブーイングだったらしいけれど、テレビには入っていなかった。

このごろ、納得いかないことが続いていて、気分転換にスケート見ようと思ったのに、よけいにストレスになってしまった。
フリーもそんなのだったら、どうしたらいいのでしょう。

夜中に父が「トイレに行く」と言ったので、起こそうとしたらおもいきり左の眼をグーで叩かれた。
氷で冷やしたりしたけれど、今のところ大丈夫みたい。
認知症だから私も用心しないといけないのに、ついうっかり忘れてしまう。

先に「声かけ」をしているのに。
やはり野球のキャッチャーのように「武装」しないといけないのか、「スキあり」だなんて、用心していたのにうっかり忘れることもあるし・・・中国製の電気スタンドで私のお気に入りの羽毛掛け布団は焦げるし・・・。
それをブログに書いたら、中国工作員にはさっそく「屑」って言われるし(笑)
きっとこれも読んでいることでしょう。多分「常連読者」でしょうね。
今度は「水滸伝」でも書きましょうか?(爆笑)

今日はいい日でありますように♪

・・・被災者の方々の苦しみを思うと私など、どうってことない。
老親介護って、親がかわいいから続けられるのだけど、これからゆっくりがんばろう。
失敗する時って「はやくしよう」と思っている時が多い。
あ、父が「トイレ!」て言っている。
ではでは・・・今日のフィギュア日本がんばってね!!
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レナ・ベルキナ、イタリアオペラを歌う、ドニゼッティ「ファヴォリータ」

2011年04月29日 | オペラ
Lena Belkina - O mio Fernando
・・・5分すぎからさらに見事です。

このオペラは、かつてジュリエッタ・シミオナートやフィオレンツア・コッソットの名演で魅了、王の愛人である美女が、騎士のフェルナンドを愛し、自分の惨めな身分を悲しみ悔いる悲しい歌だが、彼女にはまだまだ早い役だと思う。

しかし、練習風景といえども、この真摯な歌いぶりは感動せずにはいられない。

ドニゼッティ「ファヴォリータ」は、バスティアニーニとシミオナートの名演も遺されている。

新しい世代のKen様とレナ・ベルキナの「ファヴォリータ」を将来、ぜひ期待したいものである。
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若きオペラ歌手、レナ・ベルキナ、レッスン風景など

2011年04月29日 | オペラ
Lena Belkina in ARTE TV - Salzburg 2010


ヴィットリア様の大学ご入学のお祝いに、若いオペラ歌手、レナ・ベルキナの歌うシューマンの動画をお贈りしたが、これはそのベルキナがレッスンを受けている風景やドイツ語でのインタビューなど。

彼女の先生は、まだ現役歌手のマリヤーナ・リポヴシェクで、この人はバイロイトで「ワルキューレ」のフリッカをはじめ、ドイツリートも歌っているが、私個人はあまり評価していない、というのはリズムが重く、メリハリにも欠け、華がない。そして、ベルキナのレパートリーの歌も彼女のレパートリーではない。

ベルキナは聡明な歌手で、モーツアルトやヘンデルのような華やかな技巧も難なく歌う。そして最近、イタリアオペラもその豊麗な声でドニゼッティ「ファヴォリータ」をイタリアのスタイルに近く、また若い歌手らしく用心深く基礎基本をはずすことなく、真正面からチャレンジしている動画にも感動した。
まちがいなく世界最高級の歌手に成長することでしょう。

「ファヴォリータ」で、Ken様との二重唱、期待したい。
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