有権者の品格

たまたま手にしたとある本を読んでいて溜飲が下がる思いです。
読了したらこちらの「オヤジの読書」リストに書きますが、とにかく今の政治屋の体たらくは有権者にも大いに責任があります。

マスコミの視聴率稼ぎの耳触り良い与党批判や、政治屋あるいは大企業の荒探し批判を安易に真に受けたお気楽な参政権行使では、自らの国の行く末を誤ります。
国家だって舵取りを誤れば潰れるのです。それは舵をとる政治の責任でもあり、そういった政治を選択した有権者は決して被害者足りえないのです。

解散の時期がどうか、確かに首相の専権事項です。
ましてや世界恐慌かどうか・・・などという時に選挙で政治の空白を作ってはいけないというのも一理あるかもしれませんが、国民の審判を受けずに３政権目のタライ回しだということを忘れてはいけません。

昨夏の参院選における有権者の選択が賢明だったかは別として、事実として今の政権与党に否の判断を示している以上、今後を考えればここで国民の審判を仰いだ上で国民の支持を背景に難局に立ち向かうことこそが正論だと思いますけどねぇ。

そういえば、大麻で逮捕されたタレントがまた出ましたな。
かつてのヒーローも捕まったから反省では、サルと何も変わりません。
ま、落ち目に拍車がかかるだけでしょうが・・・