ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

今回の衆議院選挙に思う

2021年11月01日 | 時事
昨日の衆議院選挙の結果に対する論評、分析がいろいろ出ています。

オヤジなりにいろいろ考え、例によって消去法により「よりマシ」的消極的選択でしたが同じように考えた人が多かったんだなというのが、選挙結果を見ての第一印象でした。

確かに1票では変わらないけれど、一人一人即ち1票1票の積み重ねが今回であれば維新の大幅議席増、国民民主党は僅かでも議席増の一方で共産党と組んだ立憲民主党は15議席以上の議席減という流れを作り出したのだと思います。

若い世代の人が今回はもう少し投票所に足を向けるかなと期待しましたが、投票率は戦後3番目の低さだったそうでガッカリです。
(ヤフーニュース配信TBSニュース2021年11月1日付「衆院選投票率55.93% 戦後3番目の低水準」)

昨日の記事にリンクした動画そのままになってしまいました。
若い世代の全てではないでしょう。
でもメディアのインタビューに応じる若者の賢しげに醒めた感を装っている様子を見るにつけ、年寄りの冷や水と言われようがオヤジから見れば単なる現実逃避、責任回避にしか映りません。
そのくせ被害者意識だけは旺盛で自分の思う通りにならなければ世の中が悪いと不満を溜め、自らの不遇さを己の努力不足ではなく周囲の理解不足に帰結させ自助努力の放棄を正当化します。

そんな不満の捌け口が歪むと「(自分が)死にたいから人を殺して死刑になろう」という我儘の極致の凶行です。
(ヤフーニュース配信産経新聞2021年11月1日付「『仕事や友人関係うまくいかず』 ハロウィンに合わせ大量殺人計画か 京王線刺傷」)


それにしても立憲民主党のピントのズレ方は半端じゃありません。
旧民主党政権時代の再現を未だ本気で夢見るだけなら愛嬌で済みますが、「まっとうな政治」を期待して欲しければ「まっとうな連携」に拘るべきだったでしょう。
「政権選択選挙」と言いながら、現政権以外の選択でどんな政権になるか具体的に判ったもんじゃありませんでした。

野党は数合わせの小手先に奔走するよりも、いかに若い人の投票行動を駆り立たせるか?に奔走すべきだったように思います。
今の世の中に不満を持つ若者は決して少なくないのですから。
今回の選挙結果を鑑みれば、負けた野党は特に思い切った若返りのチャンスでしょう。
コメント
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