私は実は、昨年から【龍谷大学客員教授】に就任した。
京都で中村梅雀を後援する『梅雀を支える会』に、歴代の龍谷大学学長が参加されており、その先生方のご依頼を受けての事であった。
昨夜は、龍谷大学国際文化部のジョナ・サルズ教授と、そのゼミの生徒さん達が芝居を観に来られた。
サルズ先生は日本に来て25年。
茂山千之丞さんに師事され、能・狂言・日本舞踊などの日本の古典文化と、べケットやシェークスピアや三島由紀夫等、様々な演劇を融合させたり、日本の舞台芸術文化の研究をなさっている。
'84年【トラディショナル・シアター・トレーニング】を設立され、以来、国籍・年齢を問わず、日本の伝統芸能を三週間にわたって体験学習出来るコースを、制作・監督されている。
終演後、南座近くのアイリッシュパブ・レストランで、感想を語り合い、様々な演劇や音楽の話で盛り上がった。
若者達が自由な発想のもとに、様々にチャレンジしている熱気が嬉しかった。


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