ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

え?今日もないの?

2006-01-06 | 日々のこと
             

テツは朝と夕方の一日二回ご飯をもらえる。
朝は7時ごろ。
休日は飼い主が寝坊すると大幅に遅れる。
夕方は5時半ごろ。
この時間は,飼い主がトイレの掃除をしてケージから出してくれる。
その時の気分によっては,ものすごい勢いで部屋中を走り回る。
「脱兎のごとく」とはよく言ったもの。
とにかく早い早い。急ブレーキで止まった時の顔はどこか得意げだったりする。

7時半ごろになると,無理やりケージの中に入れられる。
あきらめてトイレに入って,さてご飯。。。。
あれっ???今日も林檎はないんですか???
(写真のテツの顔はそう語ってる。。。と思う)

テツの食事の基本はラビットフードと干し草。
おやつのビスケット,ドライフルーツ。
それ以外は食べない。野菜も果物もあげても食べない。
唯一の例外は林檎。嬉しそうにシャリシャリ食べる。

林檎を楽しみにケージに入ったのに~~と責められてるような視線を感じる。
昨日も今日もあまりの寒さに,買い物いかなかったのよね。
明日は絶対行きます。林檎も買います。
冷蔵庫空っぽだし~~。


バッド・エデュケーション

2006-01-05 | 洋画【は】行
                
1980年,マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケ(フェレ・マルチネス)の元に,16年ぶりに幼友達イグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が訪ねてきた
イグナシオは神学校の寄宿舎で親友・・というより初恋の相手だった。ある出来事が二人の間を引き裂いてから,お互いの消息は途絶えたままだった。
しかし突然訪ねてきたイグナシオはその出来事を題材にした脚本を書き映画にして,自らが主演したいと言い張る。
昔の面影を残していないイグナシオに不審を感じつつ,エンリケは昔の出来事を書いた脚本に興味を持つ。


最近私が大注目のガエル・ガルシア・ベルナルの出演作。
彼にはほんとに苦労させられる。絶対ひとりで観なきゃいけない映画にばっかり出るから。。。この映画もそうです。

「バッド・エデュケーション」悪い教育って意味でしょうか。
確かに少年時代の不幸な出来事が,イグナシオの人生を変えてしまったのかも知れない。
アルモドバル監督が巧みにサスペンスや劇中劇の形を取ったりして,過激さをオブラートで包んでるような感じだが,よくよく考えるととても哀しくて悲惨な話だ。
うまく言い表せないんだけど,観終わった後にざらざらとした感じが残る。

私は特に同性愛を否定してるとかそういうわけじゃない。
そういう愛もあるのかもしれないという程度には肯定している。
でも,この映画に出てた同性愛のカップル。
エンリケとイグナシオ。イグナシオと元神父。
あれだけ濃密な時を過ごしているのに,だれも心を通わせていないのが怖くてむなしい。
このカップルの間にあったのは打算や疑いや欲望だけだ。
そこのところが観終わった後のざらざら感につながるのかなぁと思う。

唯一美しいのは,少年時代のイグナシオとエンリケ。
この二人だけはちゃんと心が通い合ってたと思う。
あぁ,それにしてもガエルはなんでいつもこんなに脱ぎっぷりに迷いがないのか。
女装も美しすぎる。。。
そろそろ「さわやか路線」のガエル君を心安らかに観たいものだ。


Devil´s food

2006-01-04 | 食べたり飲んだり
            

明日から仕事も始まる。
休みの間なんとなくだらけてしまった生活をリセットするために
今日は一日かけてていねいにお風呂やトイレの掃除をしたり,アイロンかけをしようと思っていた。
買い物にも行かなきゃいけないし,忙しくなりそうだ。

・・・が,なぜかやるべき仕事がたくさんあるときに限って
どうでもいい全然関係ないことがしたくなる。
学生時代,テスト前になると本が読みたくなったのと同じだ。

栗の甘露煮が少し残っていたので,ガトーショコラに入れたら美味しそう!
と思いついたのが悪かった。
さらに悪いことにブラックの板チョコがちょうど2枚あった。
レシピの分量には足りないけど,なんとかとかいけそう!!と思ったらもうチョコレートを湯煎にかけていた。
本来はぐうたらな性質なのだが,思いついたらもうダメ。
やらなきゃ気がすまないのだ。
思いつかなきゃ1日中ゴロゴロ寝ていられる。

粉も1回しかふるわず,お砂糖なんか三温糖をそのままふるいもせず入れたわりには良い出来上がり。
栗の甘露煮も,ちゃんとマッチしてました。

つくづくチョコレート及び甘いものは私にとっての「devil´s food」だと思う。
その食べ物自体は結して悪くない。
度を越して食べ過ぎる私が悪いのだ。
わかっていても,なかなかやめられないよね~~~
せめてもの我慢。今日は1切れにしておこう。







インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

2006-01-03 | 洋画【あ】行
               
サンフランシスコのビルの一室。ジャーナリストのマロイ(クリスチャン・スレーター)に語るルイ(ブラッド・ピット)の半生は驚くべきものだった。
18世紀末,ニューオリンズの裕福な農場主だったルイは妻子を失い生きる希望を失っていた。
自暴自棄の生活を送るルイにヴァンパイアのレスタト(トム・クルーズ)が魅せられ,永遠の時を生きる相手としてルイをヴァンパイアに変えてしまう。
しかし,人間の心を捨てきれずに思い悩むルイ。
ルイの慰めにと今度は幼いクローディア(キルスティン・ダンスト)をヴァンパイアに変えて迎えるレスタト。

クローディアを溺愛することで,3人のヴァンパイアの家族としての平和が保たれてきたが,何十年経っても成長しないことに疑問と苛立ちを抱くようになったクローディアが,この家族の幸せを壊してしまう。

去年ネッ友さんのところで,中学生の頃熱中して読んだ萩尾望都の「ポーの一族」の話題になって,その時この「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の話が出た。
人物の設定が似てるよね・・・ということで。
私もかなり前にこの映画を見たときそう思った。

最近娘が「ポーの一族」を全巻買って来て読み返したら,今度はこの映画がまた観たくなった。
年末新しいパソコンを買うために電気屋に何度か通ううち,このDVDが980円で売っているのを発見!即,買ってきた。
お正月もひと段落してやっと今日ひとりで観たわけだが・・・
「ポーの一族」のメリーベルがクローディアにあたるわけだけど,メリーベルはあんなに強くない。か弱くて可憐なの!
・・と強く否定したくなるほどクローディア役のキルスティン・ダンストの迫力がすごい。トム・クルーズも頬がこけるほどやせて,凄みのある美しさなんだけど,キルスティンには負けてるんじゃないの~~と思ってしまう。

ブラピ,アントニオ・バンディラス,クリスチャン・スレーター,出演者もすごく豪華だが,
もともとはデップにオファーがいったのにデップが蹴ったとか,クリスチャン・スレーターの役はあのリバー・フェニックスが演るはずだったとか,興味深い裏話も以前なにかで読んだ。
もしデップが演じてたらどんな美しくて恐ろしいヴァンパイアになっていただろう。。。そんなことを考えながら観てしまった。

夫も今日,赴任先に戻って,久しぶりにひとりの時間を楽しんだ。
ひとりの時間というのはとても大事なもの。
でもそれは「自分は一人じゃない」という裏打ちがあってのものだ。
私の好きな「ひとり」はつかの間のもの。
時間が来れば家族のいるあわただしくて少しうっとおしい生活に戻る。

中学生の頃,「ポーの一族」のヴァンパイアの美しさに魅了させられたけど,
主人公のエドガーの抱く哀しさのようなものには思い至らなかった。
永遠の命を持つということは,計り知れない孤独なものなんだと今やっと思う。


カラオケ新年会

2006-01-02 | 日々のこと
            

なぜか3人で新年会。
娘と夫と。受験生は一応誘ったけど辞退した。当たり前だ。

娘は年末からお正月にかけて毎日バイトが入っている。
今日だけが完全オフ。
ミレナリオも一緒に見に行きたがったのだが,
こちらには運がいいことに娘にバイトの予定が入っていた。
たまには夫婦二人で出かけるもの大切なことよ。
あなたは自分の彼と行きなさい。

帰ってきてから二人でカラオケに行ったことを話すと
絶対自分も行きたいと言い出した。
友達と行ったときに新曲をうまく歌えるように練習したいのだと。
今まで家族でカラオケに行ったことなんかなかったのに
思わぬ展開になった。
照れて歌えないんじゃないかと思ったが
アルコールなしで大盛り上がり。
きっちり自分の歌いたい曲を入れてマイクの空く暇がない。

結局4時間の滞在。
スポーツの後のような心地よい疲れが全身に広がっている。
今度は念願だったひとりカラオケにも行けるかな?
なにやら楽器のケースを持った人も一人で来ていたので
そんなに特別なことでもないのかもしれない。
また新しい楽しみを見つけてしまったような予感のする1日だった。



合格祈願

2006-01-01 | 日々のこと
          

      あけまして おめでとうございます。
          今年もよろしくお願いいたします。


昨日までピカピカの晴天だったのが,あいにくの曇り空の元日になってしまった。
受験生がいる時は初詣も合格祈願がメインになる。
あまりの寒さにチラッと「省略」も頭に浮かんだのだが,
娘の時は行ったのに,息子を省くのは後々気分が悪い。
なんたって息子の方が断然崖っぷちなんだから,すがれるものなら何でもすがらなきゃいけない。

久々に全員そろって湯島天満宮まで出かけた。
地下鉄から地上に出るとすぐに参拝客の列の最後尾につく。
そこからは警備の警察の指示に従って,順番に境内に導かれる。
階段を上りながら後ろを振り返ると,後から後から人の波が途切れることがない。

たぶんほとんどが受験生なんだろう。
こんなにたくさんの受験生の願いを神様が全てかなえてくださるのか?
この中でより努力した人の願いを,たぶんかなえてくださるのだろう。
なんせ待ってる間暇だから,元日早々息子に説教。
軽~く無視される。。。

                       

お決まりの絵馬と合格祈願のお守りを買った。
お賽銭を少しはりこんで,絵馬に志望校と名前を書いて納めてきた。
とにかく絵馬の数も半端じゃない。
どうぞ神様よろしくお願いします。
一番下手な頼りない字の絵馬が,うちの分ですので。。。