最初に断っときますけど
ここから、前の記事とはガラッと様子が変わると思います。
優雅なのはホテルだけ(笑)
優雅なホテルに泊まったワタシ達二人は、ここから欲望丸出しです。
食欲と物欲。
たぶん、この二つの欲望からは一生逃れられないのかなぁ~。
なにしろ撮った画像は、ほとんど食べ物とバイクのみ。(苦笑)
この旅で、いったい自分がなにに一番情熱を燃やしたのか、
なにに一番驚いたのか。
ちゃんとカメラが捕らえてました。
ホテルについて、まず向かったのが両替所でした。
日本でベトナム通貨のドンに両替することはできないので
日本円を持ち込んで、それをベトナムで両替するんです。
空港やホテルより街中の両替所のほうがレートがいいらしいので
まずは両替所を探さなくてはいけません。(あちこちにあるらしい)
ガイドブックには、両替所の場所までは載っていなかったので
ドンコイ通りにある「Kito」という雑貨屋さんで無料配布の日本語の地図をもらって
一番近い両替所に向かいました。
どうでもいいような画像ですが(苦笑)
ものすごく頻繁に通った場所です。
ドンが余っちゃったら困るので
その日、使う分だけ少しづつ両替しました。
たりなくなって1日に2度通うことも。。。。
この無駄な広さと、がらーんとした感じが社会主義国っぽい。。と思って見てたワタシです。
ドンコイ通りの店は、ほとんどドル表示だし、ドルに替えても良かったのかもしれませんけど
タクシーに乗ったり、ローカルな食堂に入るつもりなら、ドンに替えたほうが便利です。
ワタシたちは、ローカルな食堂に入るつもりだったので
もちろんドンに替えました。
しかーし、このドンというのが。。なんですか、金銭感覚を狂わせます。
てか、とっさに日本円に置き換えて考えるのが非常に面倒なんですね。
やたらと桁がでかい。
100円が15500ドンぐらいなのかな?
だから、ちょっとご飯を食べたぐらいなのに、150000ドン!なーんて請求されるので驚いちゃうんですけど、日本円にすると1000円ぐらいのものなんですね。
ワタシの頭は、算数には全く対応してないので、これには困りました。
着いたばかりだというのに
どんどんお目当てのお店を見て回って
さあ、ご飯。。という頃には、もうすっかりあたりは暗くなってました。
右も左もわからない街で
あたりも暗くなったというのに
ワタシたちは、お目当てのひとつ、「クアン94」という超ローカルなお店に向かいました。
街の中心部からタクシー10分という道を
頼りない地図を頼りに、歩いていこうってんだからけっこう無謀な話です。
ホーチミンの街は建設ラッシュだとかで
歩道はところどころ水溜りになってました。スコールも降ったしね。
時々、水溜りにはまりながら(爆)
しつこい物売りの子供に追いかけられながら(大汗)
地図をいきなり指差す、という乱暴な道の聞き方をしながら
なんとか目当ての店にたどりついたのは、この、蟹が食べたい一心でした。
クア・ロット
脱皮直後の蟹を揚げたものです。
うまいです!!!
ビールがすすむぅ~~!!!
お店のおねえさんは、限りなく無愛想だし
お店のつくりは、昭和30年代の田舎の食堂って風情だし
当然クーラーなんかなくて巨大な扇風機が回ってます。
でも、このぬるい風の中で飲むビールと蟹の食感はなんともいえない幸福感をもたらしてくれました。
どんぶりになみなみと蟹のスープ。
ここまでおしげなく蟹が入ってるなんて~~♪感動です♪
二人でシェアしても、飲みきれないほどの量です。
もう。。二人とも無口、です。
事情を知らない人が見たら、仲悪そうに見えたかも。
でも、ときどき顔を見合わせてニシャ~っと笑って「うまいね~♪」を繰り返すのが精一杯だったんです。
蟹チャーハン♪♪♪
蟹の身がゴロンゴロンと~♪
このほかに空芯菜のニンニク炒めも、これもとてもおいしかった♪
このおいしい料理が、どんなりっぱな厨房で作られるのかと思うと
驚いたことに店先の小さなスペースなのでした。
満腹で上機嫌でホテルに帰ろうとしたその時
事件は起こりました(オーバー。。)
なんと。。tomozoさんのバックから、お財布が忽然と消えていたのです。(大汗)
落としたのか
あるいは掏られたのか
全財産でなかったのが不幸中の幸いと思うしかないですよね。
そして、帰りに拾ったタクシーでぼられてしまう(爆)というおまけまでついてしまった。。。。
タクシーも怪しいものが多いらしいので、選んで拾ったつもりだったんですよね。
ただ、今になって考えると、ワタシたちも勉強不足だったし、
まだドンというお金に慣れてなかったのかもしれない。
メーターが作動してるか、それはチェックしてたのだけど
支払う段になって、メーターの読み方を知らないワタシは、たぶん10倍の紙幣を出してしまったんだ思う。
これで、タクシーの運転手さんの「欲」に火がついちゃったんじゃないかなーと思うんです。
10倍と言っても、日本円にすれば大した金額ではないのだけど
やっぱ、ちょっと凹む出来事ではありました。
去年のロスでも初日にワタシがカメラを壊すというアクシデントがあったし
初日、というのは、こちらのテンションはあがってるのに、どっか空回りな感じがある危険なときかもしれないですね。
今度、また旅に出ることがあったら、初日には、もっと落ち着こう!!と密かに思うワタシなのでした。
それでも、二人とも立ち直りが早いタイプで、ホント、良かったです。
また参りました
>ちょっとご飯を食べたぐらいなのに、1500000ドン!
爆笑しちゃっいました(笑)
ゼロを数えてしまいました。
日本語で読んで“ひゃくごじゅうまんドン”、、すごいですねぇ。
これでは金銭感覚もおかしくなりますよね。
tomozoさんも災難でしたね。
一部だったようで、ホントに不幸中の幸いでした。
その上タクシーのぼったくりですか…
でも旅にトラブルは付きものですよね。
時が経てばそれも笑って話せる思い出に変わるかと。。
>二人とも立ち直りが早いタイプで、ホント、良かったです。
旅の達人はこうでなくっちゃね(笑)
すみません。
Reiさんのコメントで気がつきました。
ワタシ、ゼロをひとつ多くつけてましたね。
正しくは
ひゃくごじゅうまんドン じゃなくて
じゅうごまんドン でしたぁ~~。
おかしいのは金銭感覚じゃなくって
元々のワタシの頭なんですねぇ。
急いで記事を訂正しましたが
以後、数字に関しては疑ってかかってくださいね。
記事を書きながら
とても落ち着いた大人であるはずの40女の旅とは思えないナーと思いました。
落ち着きと貫禄というものが足りないようです(汗)
日本という国は、いろいろ問題はあるけど安全な国だなぁ~と、外国に行くと気がつきます。
旅は、こうでなくちゃ!
ハプニングの一つや二つ、あったほうが思い出深いってものです。(笑)
まして、そう簡単にあたふたしちゃうような歳でもなく…(爆笑)
スミマセン。。。(私も同様です)
女同士の旅って、楽しいですね♪
アジアは、活気に溢れていて、
楽しく美しい都市がたくさんありますよね。
ホーチミンも、是非行ってみたい都市のひとつです!
でも、チョコさんとtomozoさんの行動力には拍手ですぅ~~~
どうも、なんとか無事に帰りました。
楽しかったですよ♪
ぼったくりだのなんだの
書かなきゃ書かないで済まされるんで
知らんぷりしようかナーと思ったんですけど
これも思い出のひとつになるのかなーと
正直に書きましたけど
やっぱ、バカですね(笑)
ロスは、どこを見ても「張りぼて」というか映画のセットのように見えてしまったのですが
ホーチミンは生活の匂いがするのに美しかったです。
見たくなかった。。という。。目をそらしたいものもあったけど
それでも美しかったです。
リピーターになりたいです。