書店で雑誌コーナーを見ていたら、「pen2021年1月1・15日号」(CCCメディアハウス)が面白そうだったので購入しました。特集は「昭和レトロに癒されて。」で、商店街や純喫茶、ヒーロー、歌謡曲などを取材してあり、懐かしさが溢れていました。懐かしい曲が収録されています。
FABRIZIO BOSSO (ファブリッツィオ・ボッソ)
BLACK SPIRIT (M&I 2009年録音)
イタリア・トリノ生まれのトランぺッター、ファブリッツィオ・ボッソ(tp, 1973年生)は、5歳からトランペットを始め、同地のジュセッペ・ヴェルディ音楽院を15歳で卒業、ワシントンのセント・メアリーカレッジでも学び、1993年からジョージ・ラッセル、デイブ・リーブマンらとツァーを開始し、知られるように。
1999年には、初リーダー作「Fast Flight」をリリース、2002年にはイタリアでハードバップグループ「HIGH FIVE」を結成。来日もしていて、僕は昨年(2019年)の公演を聴きました。本アルバムのメンバーは、ファブリッツィオ・ボッソ(tp)、ルカ・マヌッツア(p)、ニコラ・ムレーズ(b)、マックス・イオナータ(ts, ss, fl)、マルコ・タンブリーニ(tp, on4,5)。
曲目は次のとおり。
1 Nutville (Horace Silver)
2 Black Spirit (Fabrizio Bosso)
3 Body and Soul (Jonny Green)
4 Up Jumped Spring (Freddie Hubbard)
5 A Night in Tunisia (Dizzy Gillespie)
6 Do You Know What It Means To Miss New Orleans(Louis Alter)
7 Babble On (Steve Swallow)
8 E La Chiamano Estate (Bruno Martino)
9 Bossando ( Fabrizio Bosso)
10 Dizzy's Blues (Fabrizio Bosso)
フレディー・ハバードへのトリビュート作という意味もあるようで、ハバードの「Up Jumped Spring」が入っています。ボッソのオリジナルが3曲にスタンダードの「Body and Soul」や「A Night in Tunisia」などです。
ボッソ(tp)とイオナ―タ(ts)のプレイが素晴らしく、胸のすくような快作。最初の「Nutville」から二人の熱いソロに加え、マヌッツア(p)もまたエキサイティング。バラード「Body and Soul」では、ボッソの柔軟な楽器のコントロールが良い雰囲気を出し、「A Night in Tunisia」では、マルコ・タンブリーニ(tp)もバリバリと吹いていて、イタリアはすごいと思わせてくれます。「Bossando」では、イオナ―タがフルートを吹き、ボッサが明るい音色を出して、美しいボサノヴァに仕上げています。
(ライナーノートの写真)
【雑誌「pen」2021年1月1・15日号】
表紙
目次
蒲田には昭和の遺産がいろいろとあるようです。
上半分は、かまたえんの観覧車だそうです。蒲田のシンボル的存在で、親子3代にわたり通う人もいるようです。
蒲田にはジャズバーの「直立猿人」があります。学生時代に友人に連れられて一度行きました。再訪してみたい。
喫茶店の取材もしています。上野の「王城」
名曲喫茶のらんぶる。一度入ったことがあります。
喫茶店のメニューの特集。
昭和のヒーローということで、植木等、長嶋茂雄、ジャイアント馬場さんが登場しています。
昭和ポップスや昭和歌謡にも大きくページが割かれています。
デザインの変遷
昭和生まれのロングセラー商品の紹介ページ。