安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ケニー・クラーク「BOHEMIA AFTER DARK」とデニーズのGODIVAチョコレートデザートの話題

2020-12-13 19:57:52 | ベース・ドラムス

季節のデザートを食べに近所のデニーズに出かけました。デニーズとゴディバのコラボが行われ、チョコレートのデザートが今回提供されています。ミニパルフェをいただきましたが、チョコレートの存在感が際立ち、カフェで珈琲と一緒にいただきたくなりました。「CAFE BOHEMIA」に縁のあるアルバム。

KENNY CLARKE (ケニー・クラーク)
BOHEMIA AFTER DARK (SAVOY 1955年録音)

   

ケニー・クラーク名義ですが、キャノンボール・アダレイ(as)のデビュー・レコードとして知られているもの。1955年の初夏、グリニッチ・ヴィッレッジのカフェ・ボヘミアに出演したオスカー・ペティフォード・グループに飛び入りしたキャノンボールが快演を行い注目され、それをきっかけに録音されたレコードの一枚。

メンバーは、ドナルド・バード(tp)、ナット・アダレイ(cor)、キャノンボール・アダレイ(as)、ジェローム・リチャードソン(ts, fl)、ホレス・シルヴァー(p)、ポール・チェンバース(b)、ケニー・クラーク(ds)他。チェンバースは1954年に、ドナルド・バードはこの録音直前にニューヨークに出てきています。

曲は次のとおり。

1  Bohemia After Dark (Oscar Pettiford)
2  Chasm (Cannonball Adderley, Nat Adderley)
3  Willow Weep For Me (Ann Ronell)
4  Late Entry (Cannonball Adderley, Nat Adderley)
5  Hear Me Talkin' to Ya (Cannonball Adderley, Nat Adderley)
6  With Apologies to Oscar (Cannonball Adderley, Nat Adderley)
7  We'll Be Together Again (Carl Fischer)
オスカー・ペティフォード作の名曲「Bohemia After Dark」の他にスタンダード2曲、あとはアダレイ兄弟のオリジナルが並びます。

冒頭の「Bohemia After Dark」を聴いた途端、ハードバップ勃興期のニューヨークへタイムスリップしたような気分になりました。日本盤ですが、オリジナルジャケットのレコードを入手したので、今回取り上げました。別ジャケットのものは持っていましたが、やはり気分が違います。「Bohemia After Dark」、「Chasm」とエキサイティングな演奏が続きます。ドナルド・バード(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、ジェローム・リチャードソン(ts, fl)、そしてとりわけポール・チェンバースのベースが素晴らしい。

【BOHEMIA AFTER DARKの別ジャケット2種類】

   

こちらの女性が写ったものが、多く出回っていると思います。

   

ケニー・クラークを中心にした写真を使ったもの。こちらも悪くありませんが、なんと言ってもオリジナルジャケットの「Cafe Bohemia」の看板が出ているものが、時代を現していて好みです。

【デニーズのGODIVAチョコレートミニパルフェなど】

デニーズのメニューページへのリンク

長野若里店。GODIVAの幟が設置されていました。

デザートのメニューから。GODIVAメニューは、他にもチョコレートサンデー、チョコレートパンケーキがあって、チョコレートパンケーキも食べてみたい。

食事は、「アメリカ産牛フィレ肉のステーキ海老フライ添~トリュフソース」にしました。パンかライスが選べますが、今回はライスにしました。この冬の限定メニューです。

アメリカ産の牛肉ですが、思った以上に柔らかめで、あっさりとしていて、なかなか良かったです。

食事後にGODIVA チョコレートミニパルフェ。

カカオの香りがしていて、チョコレート好きにはよい品物でした。添えられているのはバナナで、中にも入っています。季節ものになりますが、イチゴ、葡萄、林檎、栗などのパルフェもよいなと思い浮かべました。