久しぶりの晴天に恵まれたので、7月11日(土)に妙高山(新潟県妙高市)へ登山に行ってきました。今回もSさんとAさんにお世話になり、アドバイスを受けながらの登山です。雪渓や鎖場もあるバラエティに富んだコースで、登山の楽しみやたいへんさを堪能でき、素晴らしい一日になりました。妙高山は、2,454mで、日本百名山の一つです。
【行 程】(時間はアバウトで、休憩を含んでいます。)
長野市自宅出発 04:15
燕温泉登山口無料駐車場 05:45
山登り開始 06:00
天狗堂 08:30
鎖場 9:30
妙高山南峰 10:45
妙高山北峰 11:20~12:20(昼食)
妙高山北峰発 12:20
長助池 13:35
三ツ峰分岐 14:20
大倉沢 15:15
燕温泉登山口着 16:15
燕温泉無料駐車場発 16:45
赤倉温泉 ホテル太閤 17:00~18:00
長野市自宅着 19:15
【往 路】 燕温泉からの北地獄谷ルートを登りました。
燕温泉街
登山口から少し登ったところ。中央に見えるのが妙高山。
赤倉温泉源湯までは舗装された道です。ところどころで硫黄の匂いがします。
赤倉温泉源湯。筒から温泉が出ていますが、熱くはなく水のようでした。
光明滝、称明滝の脇を通ります。どちらの滝も落差が大きい。
沢を渡って、麻平分岐。ここで四合目です。
雪渓がありました。ここを進んで、左に入ると胸突き八丁でした。
天狗堂。前が広場になっていて、休憩をとっている方が何人もいました。
光善寺池。
光善寺池を過ぎると風穴があります。ここで八合目(2,120m)
左手に黒姫山などが見えました。
鎖場手前が少し広くなっています。ここで九合目(2,260m)
鎖場。足場が確保されているので、乾いていれば登りやすい。
鎖場を登りきって少し行くと、見晴らしのよい場所に出ます。北アルプスが望めました。
拡大したものです。右から、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の白馬三山がばっちりと見えました。真ん中右あたりに、白馬大雪渓が見えています。
頂上手前の上りで、登っているのが私です。(Aさん撮影)
妙高山山頂(2,454m)。妙高山大神祠があります。
右端から、火打山、影火打、焼山です。山頂からよく見えました。
妙高山北峰(2.446m)。こちらの方が広くて、登山者も多く休憩しています。ここで昼食にしました。Sさんが、暖かい紅茶をいれてくれて、元気が回復しました。
北峰から野尻湖方面。
山頂にいたキアゲハ。(Aさん撮影)
【帰 路】 妙高山北峰からは、来た道を戻るのではなくて、燕温泉への周回ルートで、燕登山道を下りて行きました。
北峰出発直後。かなり急な傾斜で、大きな石がゴロゴロしています。
雪が残っていて、雪渓が何箇所かありました。
標柱が雪に埋もれていて、役に立っていません。
長助池。ベンチがあったので、リュックを下して小休止しました。ここまでの途中は、登山道が小川のようになっていて、まだ春先のようでした。
長助池は、湿原のようになっています。
白く浮かんでいるのが、多分クロサンショウウオの卵です。
長助池からの妙高山山頂。高低差が随分とあります。
ミズバショウが自生しています。
大倉沢。ここを渡河しましたが、橋がないので、石から石へと足を運んで渡りました。この写真では、よくわかりませんが、急流で、水量も多く、足を踏み外したり、浮石に乗れば転倒する危険があります。なんとか渡りましたが、環境省をはじめ行政の方には、ぜひとも橋をかけていただきたい場所です。
大倉沢から、まだ、アップダウンのある道を一時間ほど歩き、燕温泉口手前のつり橋に到着しました。
工事をやっていますが、左手に見えるのが、吊り橋です。登山口方向から撮ったもので、ここを過ぎるともうじき登山口です。
登山口そばの土産物店兼食堂で、冷たい飲み物を飲みました。そこの女性が、今年は特に雪が多くて、「道に迷ったとよく聞く」と話をしていました。我々は無事に到着できてよかった。連れてきていただいたSさん、Aさんに感謝です。
【本日の温泉】
写真を撮り忘れたので、ホームページへのリンクだけです。展望のよい広いお風呂で、湯加減もちょうどよく、気持ちよく温泉に浸かりました。