日時:2015年7月26日(日) 午後2時
場所:長野県安曇野市 いさつ歯科医院
メンバー:佐津間純(g)、若林美佐(b)、宮岡慶太(ds)。
(佐津間純さんのホームページからの写真。実はギターを持った写真を撮ったのですが、SDカードを誤って消去してしまいました。)
曲目は次のとおり。
(前 半)
1 When Lights are Low
2 Will You Still be Mine?
3 The shadow of Yoru Smile (いそしぎ)
4 You're My Sunshine
5 Do What You Gotta Do (ケニー・バレル作)
(後 半)
1 Love Your Spell is Everywhere
2 How About You?
3 The Corner (佐津間純作 ザ・コーナー)
4 But Beautiful
5 Fungii Mama (Blue Mitchell作)
6 Duke Ellington Medley (Lotus Blossom, Prelude To a Kiss, In A Sentimental Mood, Take The A Trainなど)
ギター奏者の佐津間純(1982年生まれ)をはじめて聴きました。佐津間さんは、ケニー・バレルの音楽に傾倒し、岡安芳明さんの弟子でもあるので、僕の好みにあっているのではないかと思い出かけたのですが、期待通りでした。
佐津間さんの楽器は、ケニー・バレル、岡安芳明と同じギブソンのスーパー400(1968年製)で、出てくる音色もブルージーかつ暖かいものです。曲はスタンダードを中心に、エリントンメドレーや自作を交えたものでした。ギター・トリオで、マット・デニス作の「Will You Still Be Mine?」をやってくれて、もうそれだけで感激。
他の二人は、若林美佐(b)と宮岡慶太(ds)でした。若林さんは、結構太い音色で、フューチャーナンバーの「You're My Sunshine」を熱演してくれました。僕は、ドラムスの前に座ったので、宮岡さんのきめの細かいプレイぶりを目のあたりにすることができました。しかも、ドラムセットは、備え付けのものではなくて、自分のものをわざわざ運んできたようです。
最初の「When Lights are Low」(灯りほのかに)から快調で、「Will You Still Be Mine」で、いいなあと思い始め、ずっと終演までそんな気分でした。後半の1曲目は、カーティス・フラー(tb)の有名アルバム「Bluesette」にも入っている、「Love Your Spell is Everywhere」で、ギターの音色がグルーヴィーで、これもよかった。エリントン・メドレーではダイナミックな一面も見せてくれました。
楽しい日曜午後のひと時でした。会場で佐津間さんのCDを買い求め、サインもいただきました。できれば、この3人のメンバーで、CDを録音してもらいたいものです。今後も注目し、またどちらかで聴きたいギタリストです。
【佐津間純ホームページ】
【若林美佐ホームページ】
【購入したCD】