(本稿は、2012年2月18日に東京中央支部精舎で
行われました「IDN(イスラム伝道ネットワーク)の集い」
における小林早賢館長の講話のエッセンスをまとめたものです。)
『イラン情勢とHSの伝道』(No.2)
去年の11月、アメリカ(欧州も)は、実質的な
最終発動期限を今年6月末に置いて、
「イランに対する本格的な経済制裁」に踏み切りました。
それにさかのぼること、イスラエルは既に、ここ数年の間に、
イランの核開発の中核的な科学者を何人も殺害(暗殺)しており
(正確には暗殺していると「言われており」)、
一昨年末には、コンピュータ・ウイルス兵器を使って、
イランのウラン濃縮工場のコンピュータを破壊して、
操業をストップさせるのに成功しました。
しかし、「関係者が意志を持ち続けている以上」、
あっという間に別のプラントで、濃縮実験は再開され、
現時点の情報では、「おおむねあと一年程度で、核兵器用の濃縮ウランの
生産自体は、スタートできる」と言われています。
この間、イスラエルによる「核施設爆撃説」は何度も出ており、
つい最近も、何と、アメリカの国防長官が、公(おおやけ)の場で、
「イスラエルが爆撃を仕掛ける恐れがある」と発言して、物議をかもしました。
(これについては、「情報をわざとリークして、イスラエルの
意図を断念させるの狙いだった」という説が有力。
但し、過去、1981年(対イラク)、2007年(対シリア)の2回にわたって、
イスラエルは両国の原子力施設を奇襲爆撃した"前例"があるので、
「これは有り得ることだ」と見ておいた方がよいと思います。)
ここで問題なのは、今、主として対象となっている施設が、
首都テヘランの南西コムの郊外の山中にある「ウラン濃縮施設」なのですが、
皆さんも、先生の御法話の中で、米軍がこういう地下施設を
破壊するために開発した「地中貫通弾」(バンカーバスター)
の話を聞いたことがあると思いますけれども、
直近のフォックス・ニューズ(保守系ニュース・チャンネルで、
米国内ではCNNを視聴率で抜いて最大)の報道によると、
「現在、米軍(イスラエル軍)が所有しているバンカーバスター弾では、
このコムの濃縮施設の破壊は無理(beyond the range)だ」と言うのです。
同時期、ニューヨーク・タイムズも、
「破壊できる可能性はあるが不透明。(could damage but unclear.)
いずれにせよ、弾丸の強化(enhancing)が必要」と述べています。
つまり、「攻撃しても、決定的ダメージを与えられない」可能性があるというのですね。
その場合は、アメリカの識者が指摘しているとおり、
「イランの本格的な報復が始まり、イランからイスラエルへの
ミサイル発射はもとよりのこと、パレスチナ・ゲリラ(ヒズボラ)による
本格的なイスラエル国内へのテロ、
サウジアラビア、イラクなど米友好国内の米国関連施設への報復、
アメリカ本土内施設への報復、へとエスカレート」
していって、本当に世界中が泥沼化する恐れがあるのです。
これが現下の世界情勢です。ですから、あまり"のんびり"と
していられないのも事実であることは、ぜひ、知っておいて下さい。
ペルシャ語経典が世界を救う!
重要なことは、「政治・軍事だけで解決するのは不可能」であり、
問題の本質は「イスラム教とキリスト教(ユダヤ教)の和解」にあるということです。
そして、これが出来るのは、
「世界で唯一、マスター大川だけである」ことは、皆様よく御存じのとおりであり、何より、
「これ(キリスト教とイスラム教の和解)こそが、
エル・カンターレの本務中の本務」であることを、ぜひ、思い出して下さい。
「諸宗教の統合」とか、「世界宗教の出現」とか、色々な言い方がされますが、
これ(キリスト教とイスラム教の融合)が出来なかったら、
主の、他の使命が果たされたとしても、
「エル・カンターレ下生の意味がなくなってしまう」と言い切って、ほぼ間違いないのです。
主には様々な使命がお有りですが、その中でも、80年の全生涯を通じた期間で見れば、
「これがほぼ、トップ・プライオリティに近い」と断言して、間違いないと思います。
その意味で、「教えを広げつつ、両者(イラン/イスラエル)を
説得していかなければいけない」のです。
まずイランについてですが、ここでは詳細を御説明
できませんけれども、「意外に近いところにあります」。
「可能性がある」と申し上げることができます。
アメリカについても、
「こちらから説得をかけないといけない状況にある」
ということが、今週開示の新霊言等で見えてきました。頑張りましょう。
イスラエル(ユダヤ)については、これからルートを開拓していくつもりです。
(こちらは、大富豪系も絡んでくるので、ちょっと面白い仕事になりそうです。)
いずれにせよ、いつもキーになるのが、書籍(経典)です。
経典が出ると、爆発的に広がり始めます。
今、イランのペルシャ語の経典については、複数のルートで
発刊計画が進んでいます。もう間もなく、形になって出て来る予定です。
そこで、"世界を崖っぷちから救うために"、この集いに
参加された皆様と、今、このメールをお読みの全国・全世界の皆様に、
"ペルシャ語(イラン)の経典代へのご協力"
を、是非とも、是非とも、お願いしたいのです!
詳細をお話できないのが、大変残念ですが、ペルシャ語(イラン)
については、ひとたび経典が出たら、
「皆様の想像を超えるような"爆発的広がり"を見せる」
感触と確かな手応えを、すでに得ています。
これはいずれ、"事実"が証明していくでしょう。
経典代への御協力をお願いしたいのです。
千円でも、一万円でも・・・略
詳細はメールアドレスまで、お問い合わせくださいませ。
ツアーも企画しておりますので、御関心のある方は、
ぜひ、IDN事務局までお問い合わせ下さい。
ぜひ、一緒に、"主エル・カンターレの本願"を成就してまいりましょう!
本日は、誠にありがとうございました!
皆様のお越しを心よりおまちしております。
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