まったく実用的に、教えられたとおりに表をつくり、あるいはできあがっている表をそのまま使えば、Excel を手なづけた気分にもなれます。
しかし、多少の応用を利かせたければ、関数のお世話にならなければなりません。
この辺でそろそろ、あたまの煤払いに、基礎のおさらいをしてみたいと思い立ちました。
まず、関数とはなんだ、そこからはじめてみます。
XXとはというと、定義のようなことばを先に考えたがりますが、言葉から入っていくと、その一つ一つにまた定義付けや解釈が要るということになるので、まずこんなものというイメージを記憶の底に植え付けることにします。
関数は Excel の機能の一部で、ジューサーのようなものとしてみます。
ジューサーがいやなら、フードプロセッサー、ミキサー、コーヒーメーカー、何でもかまいません、器の中にたとえば[1]と[2]という何かを放り込むと、[3]という、形の変わった、あるいは性質の変わったものが出てくる仕掛け、そんなことを考えてみました。
[1]や[2]、それから[3]にも、呼び方が決められていますが、名前の前にまず顔を見ることが先のように思いましたので、普段の生活にはなじみのないその呼び方のことは、また明日にいたします。