うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

【オートシェイプはもう古かった】~現象再探訪:27

2016年01月23日 | ソフトいろいろ

オートシェイプは、いろいろな図形を、サッと描くことができるのでたいそう便利でした。
でしたと過去形にしたのは、それがなくなったからではなく、そう呼ばなくなったからです。
Office 2013では[オートシェイプ]という用語はもう使われていません。

はじめのころは、カーソルの動きに従って線が描かれるようすが、自動装置が働いているかのように見えたので、オートシェイプと名付けたのでしょう。
しかし、実際にやっていることは、ユーザーがそのプログラムを使って、手を動かして描いているので、オートではありません。
「挿入」⇒「図形」
新しい感じはしなくても、実用に即したこの呼び方をされるようになって、「オートシェイプ」とは何ものかと考える必要もなくなり、すっきりした感じがします。
それを使うときのユーザーの頭の働きは、図形の選択とカーソルの動かし方が主であるのに、いつまでもオートという名をつけておいたのでは、たぶん気が引けるのでしょう。

下り坂で、ギヤー切り換え装置がエンジンブレーキを効かさず、異常な速度になってもそのまま走り続けるような車は、オートマチックとは呼べません。

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