拡がる/縮まる

バス会社の運行ルート図を Web で見る。
営業所ごとに区域全体のルート全部が１枚の図に載っている。線も番号も起終点の停留所名も画面では読み取れない。
画面を印刷して天眼鏡で見るのも気が利かない。画面をスクリーンショットで取り込み、画像ファイルにして拡大する方法もあるが、無理やり拡げれば文字がボケてしまう。
こんなとき、その場で拡げる手があったのだ。

[Ctrl] + [ホイールボタン] ↑　これで拡大図が見える。
[Ctrl] + [ホイールボタン] ↓　これで縮まって見える。

Web に載っている画像だけでなく、ワードやエクセルの画面にもこの方法が使える。数字が細かいからちょっと大きくして見たい、表全体が見えないから縮めて見たい。コマンドラインから[ズーム]の小窓を探して右側にある▼マークを押し、何パーセントにしようかなどと考えて選んでみたり、数字を打ち込んでみたりするのはいかにも面倒だ。
どのくらい拡げるか、縮めるかは、自分の目の見え具合や、どこまで見たいかという、もともと尺度のないことなのだから、わざわざ数字で指定することもない。
テキトウでよいことには手間なしが向いているようである。