うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

本手/裏技/奥の手

2010年07月28日 | 忘れかけていたこと
パソコンのマウスには、クリック、ダブルクリック、ドラッグ&ドロップ、右クリック、スクロールと呼ばれる5種類の操作がある。

はじめのうち巧くいかないこともあるのはダブルクリックとドラッグ、どっちなのだと迷うのがクリックと右クリック。
「クリックしてください」と言うと、まったくの初心者でもないのに「左ですか」と聞き返す人がいる。「クリックと呼ぶのは左だけです」と、わざと意地悪そうに言っておくと次からその質問は出ない。「はいそうです」ぐらいの返事では次にまた聞けばよいと思うからいつまでも頭にしみこまない。

ファイルを開くとき、ダブルクリックに慣れない人には、クリックしておいて開くボタンまたは Enter キーを押すという操作を推奨することにしているという話があった。
これが多分本手だと思っているが、ダブルクリックの癖がつくとそちらのほうが便利だからクリック→ Enter はつい縁遠くなる。
裏技を使い慣れると本手は使いたがらなくなるもの、N町あたりもその溜まり場のような気がする。

一つ操作を覚えると指が自然に動いて、用もないのにダブルクリックしたがる人も出てくる。
これが間違いのもとで、またもとに戻らなければならないことも起きる。
戻れればよいが、そこで動かなくなってしまったときには、頭の働きも止まってしまう。さてどうするか。
そこで奥の手のお出ましということになるのだが、奥の手はいつも隠し持っているのではなく、むやみにちらつかせるものでもなく、いざというときに自然に出てくるものだ。
もし「○○の奥の手集」などというものがあったら、その中身は奥の手と呼ぶほどのものではないだろう、そんなことを思いながらオモテェ・キーを叩いている。