福島第1原発2号機のタービン建屋地下や作業用立て抗(ピット)の溜まり水の表面から毎時「千ミリシーベルト超」「千ミリシーベルト以上」の放射線量が測定された、と報じられている。4月3日に行われた東京電力の記者会見で、その件について上杉隆氏が質問していたのだが、東京電力は千ミリシーベルト以上の放射線の空間線量を測定する機器は持っていない、と答えていた。下記の動画で47分を経過したところから上杉氏の質問が始まる。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv45388230
千ミリシーベルトが測定されたら現場から退避するしかないのだろうが、それでも正確な数値を把握せず、測定器がないからと「超」「以上」でごまかしてすまされる問題ではない。東電もいい加減なら、大手メディアの追及も弱すぎる。