3連休明けの22日(火)は、午後3時前に辺野古弾薬庫近くの新工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
20日に行われた参議院選挙で自民党・公明党の政権与党は、大幅に議席を減らして過半数を割り、敗北した。
沖縄選挙区では、辺野古新基地建設反対!を打ち出した高良沙哉さんが勝利した。
そのことに力を得ながら、市民18人がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げて、今日も抗議行動を取り組んだ。
1回目と3回目の資材搬入では、荷台を緑のカバーで覆ったダンプトラックが、国頭の鉱山から埋め立て用土砂を運んでくる。
加えて、護岸建設や根固め袋材に使用される砕石、美謝川切り替え工事現場から出る赤土、生コンプラント用の砂、砂利、路盤材などが、間をおいてダラダラと入っていった。
自公政権が崩壊し、政局が流動化するなかで、辺野古新基地建設や自衛隊強化など、沖縄の軍事要塞化に抗する運動をどう作っていくか。
政治が不安定化し、混乱すれば、勇ましい言葉が飛び交って、現実離れした軍事強化が進められる危険性もある。
沖縄に米軍基地や自衛隊基地の負担と犠牲を押しつけるのは当たり前。日本人にはびこる差別と傲慢さをはね返すのは、沖縄人自身の怒りの表出と行動以外にない。
あきらめて沈黙し、うなだれていれば、日本人にいいように扱われ、次の犠牲者が出るだけだ、
午後4時53分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
台風対策で作業船は羽地内海などに避難しており、大浦湾は広々としている。フロートやオイルフェンスは目障りだが。
午後6時54分頃の羽地内海の様子。
ガット船やランプウェイ台船など、辺野古新基地建設に携わる作業船が避難を続けていた。