海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前の県民大行動と埋め立て工事の状況

2023-03-05 10:39:27 | 米軍・自衛隊・基地問題

 3月4日(土)はキャンプ・シュワブゲート前で開かれた県民大行動に参加した。

 毎月、第1土曜日の午前11時から開かれているが、3月に入って日差しも暑いくらいで、580人余の市民が集まった。

 石垣島の自衛隊基地にミサイル発射機を含む約200台の車両が搬入され、琉球列島全体が対中国の軍事要塞と化していることに強い危機感が語られた。抗議のため今日は石垣島に向かった市民もいる、との話も聞いた。

 昨年生まれた子どもが80万人を割ったことが報じられている。莫大な予算を軍事強化に浪費し、少子化対策や貧困対策を後回しにしてきた結果がこれだ。

 「台湾有事」を煽って本当の危機から目をそらしている間に、さらに衰亡は進み日は没する。

 午前10時45分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸ではランプウェイ台船1隻が土砂の陸揚げを終え、タグボートに曳かれて離岸するところだった。

 N2護岸では2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 K8護岸に接岸しているランプウェイ台船はなかった。

 K9護岸のそばではカヌー数艇と抗議船1隻が、新たに着岸しようとしているランプウェイ台船に抗議活動を行っていた。

 ガット船は4隻が土砂の積み替え作業を行っていた。

 午後1時27分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の状況を見た。

 ダンプカーが土砂を運んできて、②工区への投入が行われていたが、K3護岸とK4護岸の角部分が護岸の高さまで埋め立てが進んでいる。

 ②-1工区に続き、配管の埋設作業などが終わった所から、護岸の高さまで土砂の嵩上げが進められているようだ。

 

 


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