晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

洗面所の吊戸棚を作った

2015年10月30日 |  家具・建具の製作
久々の投稿です。
最近の個人的話題のほとんどが野良仕事になってきて、ブログのタイトルとマッチングしないので、他所(Face Book)を散歩していました。このブログに期待している人はいないでしょうけど、私は・・元気です。

さて、久々にDIYをしたので、そのことを書くことにします。
これは、家族で家を建てたときから妻に言われ続けていたのですが、洗面所の洗濯機上に吊戸棚を設けて欲しいという要望にお応え致しました。ハイ、奥さま。

まず完成状態から



左側の奥には24時間換気のダクトが一本降りているので、戸棚の奥行きが小さくなり、ここはタオルなどを収納するオープン棚にしました。洗濯機周りにはカランやコンセント(アース線も)などが雑然と並ぶのですが、これを少しでも目立たぬようにしました。どうなっているかと言うと、シナベニヤのフラッシュ扉を開けると



一番下の棚板が、普通の膳板(カウンター)になっていて、ここから下が水道配管を隠すスペースになっているのです。
棚板は一枚だけが可動です・・が、これっていつも思うのですが、ほんまに必要なんでしょうかネ。最初から入れるものが決まっているのですから、それなりの配慮をすればダボ穴なんて要らないのですけど。



(写真:左)ダボとはこのような丸い金属を打ち込むのですが、素人が手持ちのドリルで正確に位置を決めるのは難しいのです。ドリルの刃先がぶれないようにベニヤにガイド穴を開けたもので位置決めをしましたが、左右4か所がピタッと同じレベルにあるようにするのは至難の業です。レール式のものもありますが、これは値段が高いし、固定棚には無用のものになります。

同じように、家具では良く使われるスライド丁番も(写真:右)、ほとんどが埋め込み式です。この埋め込み穴(丸い大きな穴。孔ではありません)はドリルビットも段取りする都合があります。よって、今回は埋め込み穴なしタイプを選択しました。使ってみて分かったのですが、この金物は扉を取り付けたあとの微調整ができません。金物座板のネジを緩めて調整しかできませんでした。それなりの作業精度を要求されました。(良くできました ○)

材料はホームセンターで入手可能なパイン材の積層板(18x400x1820)を二枚。フラッシュ扉はシナベニヤのフラッシュで、芯材に杉の胴縁(12x35)を使い”目”の字のように、かつ吊元側に一本追加したフレームにベニヤを張り合わせています。小さな扉ですが、戸棚の背板を含め、3x6のサイズで3枚を使いました。残ったベニヤ板は・・そのうち何かを作るときの材料として倉庫に保管しました。

設計図は以下のようなもので、積層板二枚に木取りするのにちょっと工夫がいりました。


でも、積層板なので繊維に平行な方向の切り間違いなどは接着することでカバーできます。例えばこのように(写真:左)

オープン棚の一番下は、扉厚み分だけ丸みをつけた板を貼り合わせたり(写真:右)
こんなことも後から追加したり工夫するのがDIYの楽しみです。

すでに使用している環境からの工事ですので、コンセントカバーやカランを外しておいて、そこへ背板の孔あけをする必要があります。採寸しても一発でぴったりにはなりませんので、何度か現場で微調整が必要です。



棚本体も同様です。仮組して現場で収まるかの確認を数度行いました。結果として、横サイズはぴったりでしたが、天井面が・・上にぴったり付ける予定でしたが、1cmほど下げないと入りませんでした。

取り付けの確認ができたら透明ラッカースプレーを使って、シュ~~~ッ。

めでたく完成です!


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今まで頑張ったんだね・・って感心しました。
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