晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

断熱厚みの再考

2024年08月10日 |  断熱と気密工事

我が家の断熱は『アイシネン』を採用している。

いわゆる発泡系の吹き付けによるものだ。

昔はガラスウールの55mm程度の物を使うのが一般的で、それでも「やはり夏場などは効果がありますね」とお施主さんに感謝されたものです。

当時より今の夏は灼熱地獄になり、その断熱効果が大いに期待されるわけなんだが、アイシネンで十数年経過した我が家でも最近は「?!!!」の経験が増えてきています。

同じ時期に自邸を建てた友人と先日談話しているとき「次やるなら屋根面は絶対300mmだな!」と言っていた。実は私もそうなんですヨ。

まあ、お互い予算の都合もあり、当時は壁と同じ100mm程度に納めたのです。

断熱効果が感じられなくなったのは経年変化とは思わないし、やはり(言いたくないけど)温暖化のせいでしょうね。

(だからCO2削減なんて話は否定する! これに関しては別な機会に)

 

もし、今から家を建てる人に申し上げおきましょう。絶対おすすめの断熱工法は『アイシネン』です。しかしその場合の吹き付け厚みは、柱の都合があるので最大でも120mm程度でしょう。と言う事から最低100mm。

屋根面は300mm以上をお勧めします。もちろん窓ガラスはペアガラス(日本板の真空ガラス)がお勧めです。

娘たちが住む芦屋のマンションのガラスを昨年、この真空ガラスに全面取り替えました。

娘夫婦たちは満足していますが、建物が古いのでエアコンはリビングと寝室に設置している。まあ、都会ですから仕方ないでしょう。かりに田舎であっても、この30度超えが続く毎日ではエアコンはかかせません。

私のフェイク情報では(?)2030以降は氷河期に向かうそうですから、しばらくは都市熱対策は必須でしょう。

CO2削減のために、なにも無理したり、お金払ったりすることなんてない時代がもうすぐきますよ。

人の営みなんて小さい小さい。EVが良いと言ってガンガン地球をほじくり返して、いままで使いもしなかったような金属を精錬して、あげくに捨てる。そのほうが地球にとっては大きなお世話じゃないですか!

太陽黒点が活発化あるいは沈静化で地球の気温はすぐに変わります。

まあ、昔のようにつつましく静かに暮らすことを基本に考えればいいんじゃないかな?

と昭和の年寄りは考えるのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする