またまた電化製品の批評話を。
先日あたらしく全自動洗濯機を買い替えました。
さすがに十数年前に買った洗濯機より、音が静かで、洗濯物の絡みも少なく、洗濯中の小さなごみの掃除も以前のものと比較して楽になっている・・らしい。
旧機種のタイマー洗濯(夜に洗濯をする)は2パターンしかなくて、いざ使おうとすると勝手がよくない。今回のは何時間後という誰にも自然に考えられるようになっていた。
ところが一つだけ気に入らないところがある。
あの『チャイルドロック』 子供が蓋を開けられないようにする仕掛けだ。まあ安全対策は万全のように見える。
しかし!!!!
スタートボタンを押したら、中の様子を見ることができないのだ。
見なくても自動でやってくれるから「いいじゃないか」というかもしれないが、そこは人間。汚れものを洗っているとき、洗濯液の汚れ具合をちょっと見てみたいと思いませんか?
横回転ドラムなら最初から開閉扉は透明になってますよ。
先日、私は義父からもらった皮のハーフコートがかび臭いというので、たまたま「洗濯できるよ」という記事を発見したので実行に移したわけだ。
『手洗い』という洗い方があったので、そのボタンを押してスタートさせたのだが、こんなとき、なんとなく洗濯物がやさしく回っているか、どれだけ汚れがおちているのか洗濯槽を見たくなりませんか?
でもチャイルドロックがかかっているので蓋を開けられません。
開けるためには停止ボタンを押す、再開するには再度の設定が必要。つまり任意にロックを解除するボタンがないのです。
洗濯を終えると、たしかにコートはねじれたりしていないの良かったのですが、果たしてかび臭さなどは?
ともかく、シワなどつかぬように半乾燥させて、そのあとは皮製品用のクリームをスポンジで伸ばして完全乾燥しておきました。
なかを見てみたいというのは人間の深層心理です。ロックさせたとしても蓋の一部に透明な窓があれば事足りることです。
蓋の中央部分に丸い透明な窓が付いた機種もあることはある(横ドラム以外で)。
こんなことがデザイン登録されているとも考えられない。
なんかデザイン追究が未消化な気がします。ただ新しくデザインされた新型ですというだけで売れると思う考えがおかしい!
まあ、洗濯ものが絡まなくなったことだけは評価しますけどね。。。ブツブツ
これは中国製だけど、こちらの方が国産より超安価で(容量が小さい分)、かつ私の要求を満たしているようにみえる。モーターとか洗濯もの絡みに関しては不明だが・・・
総じて日本の家電メーカーは白物家電から手を引こうとしている気配がある。というより、勝負で負けている。
その理由がこの二日ほどの記事で理解できるだろう。