少し前に井戸ポンプのトラブルの話を書いたけれど・・・
実はその後も時々発生してました。
あの、讃岐うどんと骨付き鶏を食べて帰ってきたら水が出なかったとか、お風呂の後就寝、翌朝になったら水が出なかったとか、朝使えたのにお昼に出なくなったとか・・
水道屋さんに来てもらい手当した後のほうが余計に悪くなってきた感じで、一度ポンプ本体を動かしたからパッキンがダメになったのでは? と疑いが増してきたり、もっと別のところが原因なのかと悩んでました。
そこで日立ハウステックのお店(ここから購入)へ相談してメカニック・サービスを休日前に依頼しました。
そして今朝来てくれたけど休日を挟まなければ、素早い対応に感謝!。
フランジ部のパッキンを交換してもらうと、やはりパッキンに亀裂があったり、接続を外すとビニール管が上方に持ちあがり、やはりポンプの基礎が下がっていたことも裏付けられて・・納得。
そして逆止弁(吸水側にあって、水が井戸側へ逆流しないような装置)を点検してもらったら。。。
なんと ゴミ が混入しているのを発見しました。
取り替えた部品とゴミ
ゴミを取り除き、弁も新しいものに交換してもらい試運転。
異常なく正常に運転するようです。
上の写真で分かるように、左側のパッキンのビス穴部分に亀裂があります。かなり締め付けられて無理したのでしょう。右上は逆止弁、特に取り替える必要はないと思われますが、念のため。
右下の小さなものがゴミで、それを拡大したのが下の画像。
井戸水ですから、多少なりとも植物(苔など)や虫の死骸が紛れ込むことは考えられますが、これは樹脂製。
考えられるのは、ビニールパイプの接続替えで、パイプを鋸で切るときに出る切り子とかバリと呼ばれる屑です。
今は大きな剪定鋏のようなものがあって25φくらいならきれいにゴミを出さずに切れる道具もありますが、一般的に使われるのはビニール管切断用の鋸。
ですから建物竣工検査のときは、かならず各蛇口など水の出口にあるフィルターの掃除を徹底させている私ですが・・まさか自宅でそんなことになってるなんて。。
このゴミもトラブルの大きな原因と考えられます。
なまじ大きく腐敗もしないためにフィルターで引っかかり、ポンプ内に残ります。何かのはずみで逆止弁に挟まったりするとポンプの圧力が下がり正常運転ができなくなります。それが突然、昨年1~2回起こったトラブルだったと思われます。
それにしても・・逆止弁の点検って、意外と簡単なことだったのですが、なぜ水道屋さんはしてくれなかったのでしょう?
品性の悪い水道屋さんではありませんし、仕事も丁寧にやってくれましたが、一番肝心な技術レベルが・・ちょっとネという感じになってしまいました。(床下漏水の事故もあったし)
まぁ 私も技術者のハシクレですから、これを他山の石にするつもりはありません。
他人の非を責めるのではなく、自分自身のために探究心をもって技術精進いたしましょう。
で、早速この後、自分でできる簡単な水道点検をしました。
それは、蛇口のフィルター点検。(洗面、台所など。屋外散水栓は関係ありません)
年に一回くらいやるように心掛けていますが、今回は逆止弁の点検掃除でゴミが配管内に少し混ざったようです。思いのほか砂粒のようなゴミがたくさん詰まってました。
となると、電気温水器、シャワートイレ、自動洗濯機などのフィルター点検もやっておくのがよさそうです。
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実はその後も時々発生してました。
あの、讃岐うどんと骨付き鶏を食べて帰ってきたら水が出なかったとか、お風呂の後就寝、翌朝になったら水が出なかったとか、朝使えたのにお昼に出なくなったとか・・
水道屋さんに来てもらい手当した後のほうが余計に悪くなってきた感じで、一度ポンプ本体を動かしたからパッキンがダメになったのでは? と疑いが増してきたり、もっと別のところが原因なのかと悩んでました。
そこで日立ハウステックのお店(ここから購入)へ相談してメカニック・サービスを休日前に依頼しました。
そして今朝来てくれたけど休日を挟まなければ、素早い対応に感謝!。
フランジ部のパッキンを交換してもらうと、やはりパッキンに亀裂があったり、接続を外すとビニール管が上方に持ちあがり、やはりポンプの基礎が下がっていたことも裏付けられて・・納得。
そして逆止弁(吸水側にあって、水が井戸側へ逆流しないような装置)を点検してもらったら。。。
なんと ゴミ が混入しているのを発見しました。
取り替えた部品とゴミ
ゴミを取り除き、弁も新しいものに交換してもらい試運転。
異常なく正常に運転するようです。
上の写真で分かるように、左側のパッキンのビス穴部分に亀裂があります。かなり締め付けられて無理したのでしょう。右上は逆止弁、特に取り替える必要はないと思われますが、念のため。
右下の小さなものがゴミで、それを拡大したのが下の画像。
井戸水ですから、多少なりとも植物(苔など)や虫の死骸が紛れ込むことは考えられますが、これは樹脂製。
考えられるのは、ビニールパイプの接続替えで、パイプを鋸で切るときに出る切り子とかバリと呼ばれる屑です。
今は大きな剪定鋏のようなものがあって25φくらいならきれいにゴミを出さずに切れる道具もありますが、一般的に使われるのはビニール管切断用の鋸。
ですから建物竣工検査のときは、かならず各蛇口など水の出口にあるフィルターの掃除を徹底させている私ですが・・まさか自宅でそんなことになってるなんて。。
このゴミもトラブルの大きな原因と考えられます。
なまじ大きく腐敗もしないためにフィルターで引っかかり、ポンプ内に残ります。何かのはずみで逆止弁に挟まったりするとポンプの圧力が下がり正常運転ができなくなります。それが突然、昨年1~2回起こったトラブルだったと思われます。
それにしても・・逆止弁の点検って、意外と簡単なことだったのですが、なぜ水道屋さんはしてくれなかったのでしょう?
品性の悪い水道屋さんではありませんし、仕事も丁寧にやってくれましたが、一番肝心な技術レベルが・・ちょっとネという感じになってしまいました。(床下漏水の事故もあったし)
まぁ 私も技術者のハシクレですから、これを他山の石にするつもりはありません。
他人の非を責めるのではなく、自分自身のために探究心をもって技術精進いたしましょう。
で、早速この後、自分でできる簡単な水道点検をしました。
それは、蛇口のフィルター点検。(洗面、台所など。屋外散水栓は関係ありません)
年に一回くらいやるように心掛けていますが、今回は逆止弁の点検掃除でゴミが配管内に少し混ざったようです。思いのほか砂粒のようなゴミがたくさん詰まってました。
となると、電気温水器、シャワートイレ、自動洗濯機などのフィルター点検もやっておくのがよさそうです。
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