晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

結露・防寒対策2

2009年12月18日 |  断熱と気密
<前回からの続きです>



硬質ビニール板は、普通のカッターで数回切り目を入れると折れる。念のために筋目は深くなるよう何回もカッターの刃を新しくして切った方が良い。
それを嵌めて、さらに押し縁で押えこむ。室内側は外すことも想定に入れて木ネジ(3x20mm程度)で固定する。

そうそう、使ったビニール板は 透明スモーク と言って、少しだけ色がついている。まぁ 淡いサングラスみたいなもの。たぶん夏場の暑さにも対応(?)できるかもしれない。


西面に設けた完成写真

今朝の状況では結露していない・・というか、外気温は下がっているけど、今朝は室温13度、室内湿度は60%と、思いのほか低いので結露していないのかもしれない。今後もレポート提出の要あり。


 少しばかりケチを付けるなら、ビニール板が厚み1mmと薄いので、いくら小窓でも触るとヘナヘナの感じがある。いかにも安っぽい。それと、静電気が起きるので取り付けに関してはあまりこするような作業はしないほうが良い。

それと、ガラスとビニール板との空間が75mmと大きいのが難点。空気層が大きいと熱伝導が内部の空気対流を起こし、断熱の効果が薄められること。
とは言え、一重よりははるかにマシ。内外の気温差が大きく、結露する状況になっても、この二重部分の空気が仲人するので温度差が半分(確約はできない)になる。ということは結露の条件から外れるから 結露しない
という結論になる。

まだ東面の施工は押し縁材料が足らず済ませて居ないが、とりあえず材料費などレポートしておこう。

押し縁      9x9x910mm 24本  ¥1,200-
硬質ビニール板 600x910x1mm 2枚 ¥3,318-
木ネジ 少々

ということで、五千円未満で完成予定。

あともう少しですから、予算を・・大臣。 お願い。




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無暖房・無冷房の家に住む
山本 順三
三一書房

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