俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

バカの壁@ベトナム

2016-08-12 21:55:33 | 今日この頃
外国に暮らすと文化の壁は様々の場所で痛感させられることがあります。

そして「バカの壁」もまた外国にも存在するようです。

「バカの壁」ってもう死語かな。

かの有名な養老孟司氏が書いた「バカの壁」という本が10年以上前にベストセラーとなったのは覚えていらっしゃいますでしょうか。

このバカの壁というのは、他者を理解してあげられない絶対的な壁、そして、その壁の絶対的存在がゆえに他者のことを「バカ」と決めつけてしまう壁のことです。

ともかく、この2年間、そうの壁にぶち当たることなく仕事を続けてきたのですが、今週、不幸にもその壁が立ちふさがりました。

社会人になって以来、同僚に対してはそういう気持ちになることなんてなかったんですがね…。

それはなんでかって、社会人になれば自分の理想や、イデオロギーを優先せずに、仕事が円滑に進む方を選ぶようになるからですね。

「空気を読む力」というべきなのか、「大人な対応」というべきなのかはわかりませんが、わざわざ自分の意見を押し付けあって争うことなんてしないじゃないですか。

正直なところ、そんなことをやりあって消耗したくなんかないんですよね。

でも、今週それを行いました。

本当に不毛な時間でした。

同じ業務に取り組むメンバーのベトナム人の同僚に、現在の進捗状況が思わしくないから、意見交換しようとしたのですが、全く話が通じませんでした。

そもそも、その同僚は「進捗状況が悪いと思いません」とのたまい、私の意見から真っ向対立。

状況に対する認識に多少差はあるとは思っていたけども、そもそも状況が悪くないと言われてしまったら元も子もないわけで…。

ただ、状況証拠はそろっているので、とにかく改善しないといけないという話に。

でも当然のことながら、そもそも状況が悪いと思っていないのだから打開策・改善策なんて出てくるわけもなく…

仕方がないので、私が考えた案を提示したものの、ご納得いただけず。

じゃ、「どうするの」と聞いたら、ほかのメンバーと相談しますというので、結論は翌日に持ち越しとなりました。

そして翌日。

私に何も言わずに午後休をとって早々に帰りやがった。

もう、その同僚を一切信用しないことを決意し、ほかのメンバーに相談することにしたんですよ。

そしてでた言葉は「私は責任者ではないので責任者のいない場での発言はできない」とおっしゃる。

でたー、ベトナムルール。

立場尊重主義。そして、恨みを買うことを極端に嫌う性格。

どんなに正しい事実や論理が存在しても、他者から逆恨みされることを避ける性質。

いずれにせよ、あなたもメンバーなんだから意見をくださいと言って、ご理解いただきミーティング。

そのメンバー曰く、進捗状況は確かに悪いけども、クライアントが必ずしも最終結果だけで取引をするかしないかを決めるわけじゃないでしょ?と。

え、そんなわけないじゃない。いくら現場は一生懸命頑張っていますっていったって、結果が悪かったらクライアントから仕事は来なくなるよ!と熱弁しました。

残念ながらこれが理解いただけず…。

じゃ、理解しなくてもいいから、現状同じことを繰り返していたらこのまま悪い結果になるけど、どうしたらいいと思う?と聞きました。

その答えは「現場はもっと頑張ると言っていますから、私は応援します」。

私は「うん、それで具体的にはどうやって?」と聞き返しました。

そのひとは「え、ですから応援します。現場の当事者が頑張るといっているんだから、それで問題があるんですか」とさも当たり前に答えるのです。

「え、なにもやり方を変えないの?もしこのまま悪い結果になったとき、クライアントにどう説明するの?現場がやるといったから信じました、私は何もしませんでした、というの?」と私。

残念ながらこの話もご理解いただけず…。

結果的にダブルパンチを食らって、もう今のメンバーで良い結果に導くのは無理かもしれないと思ってしまいました。

私のやり方が悪かったのかと反省してみたものの、納期まで残された時間とクライアントからの要望達成を考えたら、やれることはやらないといけないと私は思ったのですが…。

「ああ…バカの壁だ」と心の中でつぶやきながら一人残った事務所で、机をたたきまくってました。

なんていうか、理屈が通じない仕事ってつらいです…。

そんな一週間でございました。

8月11日(木)のつぶやき

2016-08-12 04:06:57 | twitter

8月9日(火)のつぶやき

2016-08-10 04:12:40 | twitter

8月8日(月)のつぶやき

2016-08-09 04:12:41 | twitter

8月7日(日)のつぶやき

2016-08-08 04:12:22 | twitter

最近、気になること

2016-08-07 23:31:23 | ATOP
少し前に健康診断へ行ったんですね。

先日、All英語で結果が届きました。

異常があるのは3つでした。

一つは尿酸値。

日本男児、齢30前後に訪れるといわれている伝説の病気「痛風」にはまだなってはいませんが数値はよろしくない模様。

そして、コレステロール値。

加えての脂肪肝。

成人病まっしぐらの体です。

私は少し反省しました。

原因はこの2年間、全く同じご飯を食べ続けたことが結果に拍車をかけたのではないかと。

周りからもある意味病気と言われつづけいたのですが、この2年間毎日同じ店の同じメニューを食べ続けておりました。

飽きないのか?と言われるのですが、私は逆に聞きたい。

もし日本で会社を出て1分のところに吉野家があったら毎日食べるだろ?と。

ただ、こうして結果が出てしまった以上、断念せねばならないと思った次第です。

毎日食べ続けた「豚の角煮+ウズラの卵」というメニューを、私はこのたび卒業することを決めました。

ちゃんちゃん。

閑話休題。

ただ、そんな健康診断の結果よりも最近は気になっていることが一つあるんです。

最近、「髪の毛が薄くなった」ということである。

げーはーのはーげーのげーはー状態に、日に日に進んでおるのでござる。

加えて、以前から表出していた白髪も増えており、老化を感じざるを得ません。

30歳とはこんなにつらいものなのだろうか(何。

いろいろ考えて、最近は少し生活の改善を図っております。

あー、生きるってつらいわ。

ちなみにはげ方はU字タイプです(涙。

8月6日(土)のつぶやき

2016-08-07 04:13:58 | twitter

これから3年目

2016-08-06 17:03:36 | ATOP


8月になりました。

ここ、ベトナムへ来てからまる2年が経ちました。

仕事にも慣れ、生活にも慣れ、程よく生きております。

昨日、会社に新人の日本人が来て一緒に外を歩いていたのですが、その方が

「ああ、独特の匂いですね」

と言ったんですが、私は何も感じませんでした。

それぐらいベトナムに馴染んでおります。



日本語教師の業界において、海外で同一の学校/会社に2年も勤続していると先輩より後輩が多くなります(たぶん)。

日本語教師で海外で教えようとする場合、JICAなどの機関を通して海外へ行かない限り、みな短期で外国に行くことが多いのではないかと思います。

とくに仕事がら女性のほうが多いですので、そのまま海外に住もうと考えている人は少ないでしょうから。

私も今の会社に入って、2年を迎え、部署内で上から2番目のポジションになってしまっています…。

お金はたまらないし、将来の展望も消して明るくないし、だからといって日本へ帰りたいとも思わない。

そんな感じですね…。



最近は目の前の仕事に向き合いすぎて、これからのことを全く考えていませんでした。

本当に今のままただ働いていていいのかという疑問もなくはないのですが、ただ目の前のことだけ考えていた方が楽なんですね。

でも、ふと冷静に考えてみると、今一番必要なのは目の前の仕事に取り組むことではないのだろうなぁと、うすうす気づいております。

仕事での達成感のほうが確実ですぐに手に入りますが、将来にはつながっていないのはなんとなく感じています。

海外暮らし3年目を迎えるわけですが、もうすこし自分の将来に対して時間や労力を捻出しないといけないなぁと思うのです。

まずは最近、手抜きになっていた(正確には全く放置していた)ベトナム語の勉強を再開しようと思った今日この頃。

8月4日(木)のつぶやき

2016-08-05 04:10:58 | twitter