俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

結果、僕には無縁でした

2010-06-08 21:27:51 | 今日この頃
最近思っていたことを1つ。

現在、私の上司は勤務時間からいうと
一日の7割は家にいないんじゃないかと思う。

それでいて奥さんがいて、子持ち。
「え、それでいいの?」とか思ってしまう。

私が勝手に思うことですけど、
誰かと一緒にいるっていうことが人間にとっての幸福じゃないのかな。
それが家族でも、恋人でも、友人でも良いんだと思うんだけど、
そういう時間を削ってまで家族を養うことってどうなんですかね?

これも勝手な想像ですけど、
昔は一家の父親という存在が一人仕事に出て家族を養ってたわけじゃない。
しかも、土日は休みで仕事で午前様なんて起きないわけでしょ。
なのに今のご時世、共働きでやっとなわけで…。

女性の社会進出だ!とかいうのだけど、
それは確かにそういう側面はあるのだろうけど、
私は逆なんだと思うんですよ。

女性が自立して社会に入っていったんではなくて、
社会が女性という労働力を歓迎したんじゃないかと思うんですね。
いままで一家庭一人男が働いて築いた経済とか社会というものが、
労働人口縮減とか、無理な経済成長意識とかを背景に、
一家庭男女二人の労働力で現在の社会を成立させようとしてて、
非常に苦しい時代なんだと思います。

でね。
選挙が近くなってきて「子ども手当」だの「子ども医療費タダ」とか、
そういうことを色々な方がいう訳じゃないですか。
あれは違うと思うんですよね。
経済的な援助だけで子ども生む気になるなら苦労しないよね?
経済的な援助をすれば家族で過ごす時間が増えるのかといったら、
今の世の中見ていてもそれはないと思うんだなぁ。
欲しいのは価値観の変化だよね。パラダイムシフト。

事業仕分けで蓮舫さんが言ってたじゃないですか、
「なんで一番じゃないといけないんですか?二番じゃダメなんですか?」
あれ、みんなおもしろがってるけど、あれって大事ですよね。

なんで一番を目指すかって言う理由。
その理由無しに実行するのって政治的にはナンセンスなんだと思う。
一番を目指すのは悪くないんだろうけど、
なんで一番じゃないといけないかっていうのは大切だと思う。

みんな生きてる以上、幸せに暮らしたいと思うんだよ。
だから、一番何を優先するかで悩むんだね。
そりゃ家族といる時間が増えれば幸せだと思う。
でもそれじゃ食っていけない。
その二つを天秤かけた結果がいまなわけで。

なんで家族といる時間を犠牲にして働くかっていったら、
お金が大事だからだよね。それがないと幸せになれないから。
そういう社会的背景というか、価値観というか、世相。

それを変化させないといけない気もするんだよなぁ。
仕事は夜7時までしかしちゃダメ!とか縛りをやったりとかね。
それで経済がとか、GDPがとか言うのはナンセンスだと思うのよ。
「なんで一番じゃないといけないんですか?二番じゃダメなんですか?」ですから。
幸福の価値観を変えるのだから、現状を維持したままなんてことは起きないわけで。

まぁ平たく言うと、そんなことを思ってました。
ほとんど私自身には関係のない話ですけどね。


PS 仕事が夜7時まで法律とかできたら、テレビ局嬉しいだろうなぁ