しのつく雨の中のドライブでもやもや解消

朝から今にも降りそうなどんよりした空模様でした。一週間車を動かしていないのに気が付き、郊外の駐車場も公園や河原は立ち入り禁止になっておりますのでぶらりと大回りで走ってみるかと出かけた管理人です。
40分ほど走ると国道が丁の字になっております。右に曲がればいつもダム湖の方向に、左折すれば旧市街地に入り帰り道になります。その辺から雨が降り出ししばらくすると篠突く雨といいますか、かなりひどい降りになって来ました。
こちらのルートは年に数回しか走りません。たまに案内板があるのでそれを頼りに走ります。頼りにしていた先行車がとうとういなくなりました。国道が大きく右にカーブしています。ここで道なりに行けば1級河川を渡ることになってしまうのでまずいと、カーブの根元にある二股の道を左に入りました。これが大間違いの下でした。手前の案内板を見落としました。道なりが正解です。
道がどんどん狭くなります。対向車が来たらどうするかと構えるほどです。道路整備がされていない昔の街にどんどん無秩序に住宅が建っていったような街並みです。公共施設もコンビニも工場もありません。記憶するような目標物がないのです。

昔から始めて走った道路は、帰宅してからPC上の地図でたどって再現するのが癖です。小学校やポストや理容店など思い出した目標をたどって地図上の道路をなぞり走ったことのある道にたどり着くまで再現するのです。
本日は雨が降る中狭い道でさらに垣根があって見通しが悪く、その上はっきりした構造物がなかったのです。たった一つ覚えているのが車一台やっとのよく田舎にある狭い踏切を渡ったことです。この線路は南下していることはわかっておりましたのですが、いざどこの踏切だったか地図上では判明しません。もう一つ突き当りを右折してその踏切に出た記憶がありますが、地図で見ますと昔の道で同じような突き当りが何か所もあるのです。

国道なら１０分もかからず走り抜けられるでしょうが、はっきり計ったわけではありませんが、３０分以上かかった感じです。見通しの悪い垣根が続く細い道です。幸い対向車に合わなかったのが助かりました。雨の中バックしてどちらかよそのお宅の庭に入って避けるなんて大変ですから。こんな地区には地元の人しか入ってこないから助かったと思います。
冷や汗もののドライブでしたが、おかげでたまっていた外出自粛モヤモヤが消えておりました。